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778 結衣とぼたんの誕生日

 地球:202X年10月8日

 火星:1年4月29日


 9月1日は大阪のテーマパークで1日中遊んだ。

 前回と同様にぼたんは魔法で変装して全員が参加した。

 妻以外のハロメンといちじにじの子も同じく楽しそうにしていた。

 顔と名前が一致しないから多分だけど、所属事務所は関係なく交流していたと思うよ?

 いやぁアトラクションもだけどショーも良いね!アトラクションは皆で何周もしたね~。

 うん。楽しかったけど、やっぱり帰る頃には皆ヘトヘト。疲れ切って皆、帰ったらすぐに自分の部屋に戻り寝た。


 9月9日は結衣の誕生日!

 バースデーパーティーは夜に行った。パーティーの詳細は基本的には他の子と同じだから省略するね。

 あっケーキはチーズケーキとフルーツタルトが用意された。

 2種類だからかいつもより多目にホールケーキが用意されたけど、皆で完食したよ。


 パーティーの後、結衣と一緒に僕の寝室に移動したら、「今日は最初から最後までお願いしますね♪」と言われた。

 理由を聞いたら「欲求は強くないので普段は他の子に譲っていますが、記念日は楽しみたいですからね」との事だ。

 風呂場で身体を洗い合い、温泉に浸かった。そして脱衣場で驚かされた。

 生徒会長をやっていそうな真面目な子がスケスケのネグリジェを着たからだ。

 ……これがギャップ萌えですね。分かります。


 そしてベッドに移動して避妊具をつけて子作りを楽しんだ。

 そして僕は結衣が満足したのを確認して、クリーン魔法で身体とベッドをキレイにした。

 ……普段はしないから1回戦だけだと思ったら、8回戦までした。


「はぁ~満足しました。光一さん、ありがとうございます!」


「いえいえ、こちらこそありがとう。改めてだけど……そのスケスケのネグリジェは、かなり刺激的だけど中々、可愛いし素敵だよ。生徒会長をやっていそうな真面目な結衣が着ているとギャップ萌えだね。あっギャップ萌えって分かる?」


「お褒めいただきありがとうございます。もちろん分かりますよ。……そうですか。気に入ってもらえたようで良かったです。あっそうそう。私、高校で生徒会長をやっていたんですよ?中学校は学校が荒れていたのもあって、おどおどした性格だったんですけどね。適度に自由で穏やかな高校生活を送っていたら性格も落ち着きました」


「そうなんだ。常識人って感じがするけどどうして僕と結婚しようと思ったの?うち非常識の塊みたいなものでしょ?」


「ふふっまぁそうですね。光一さんに恋をしたからという単純な理由ですよ。自分では常識人なのかどうかは分かりませんが、他に結婚している女性がいるからと諦めたくないと強く思ったんです」


「悩みとか不安事、不満や改善してほしい事ってある?子育てや出産への不安とか何でも良いよ」


「そうですねぇ。子育てや出産は初めての事なので正直、少し不安ではありますが、仲間やメイドさん、恵まれた環境等により深刻なものではないですよ。悩みは……最初の頃は私の下の名前と、唯ちゃんが漢字は違いますが同じ『ゆい』だったので、戸惑う事もありましたが、今は慣れてどちらが呼ばれたのか何となく分かるようになりました!」


「あーそっか。アクセントを変えるとか何か工夫すれば良かったね。ごめんね気付かなくて」


「いえいえ、お気になさらずに。皆、同世代ですし人数が多いですから被るのは仕方ない事ですよ。笑い話だと思ってください。……うん。私は特に困っている事等はありませんよ。とても幸せな日々ですからね」


「そう?それじゃ8回戦までしちゃったけど身体は大丈夫?」


「はい!ご心配ありがとうございます♪大丈夫ですよ。愛を感じられましたし楽しかったです」


「それなら良かったよ」


「気持ち的にはもう少しお喋りしたいですが睡魔に負けそうです」


「そっか。それじゃ寝よう。お喋りはまた次の機会にすれば良いから」


「そうですね。それではおやすみなさい」


「うん。おやすみ」


 そして今日!10月8日は、ぼたんの誕生日!……なんだけど、ぼたんは夜になっても中々、帰って来ない。

 皆で「明日は土曜日だし、明日に延期しようか」と話していたら、ぼたんが帰って来た。


「皆、ごめんね。仕事で遅くなった。色々と愚痴を言いたいところだけど大人だから我慢するわね」


「ぼたん、疲れているのならバースデーパーティーは明日に延期でも良いけど」


「私は大丈夫。皆さえ良ければ今日!誕生日の今日にお願い!」


「分かったわ。第一王妃から皆に、今日、バースデーパーティーする事に賛成の人は挙手!……はい。全員賛成よ」


「あ、ありがとう。でも今から始めたら時間が遅くなるかも」


「良いじゃないの。明日は土曜日だし。皆で寝坊しましょう」


「うっ……うわぁぁ~ん。うぇぇ~ん…」


「えっ!?わ、私、変な事言った?」


「ブリタニア、大丈夫だよ。落ち着くまで待ってあげよう?ね?」


「そ、そうね。光一」


「ぼたん、ティッシュ良ければ使って」


 僕がそう言うとぼたんは泣きながらティッシュの箱を受け取った。

 そして約5分後。


「グスン……皆、ごめんね。ただでさえ待たせているのに更に待たせて」


「ぼたん、別に気にする必要はないわ。どうかしたの?仕事で嫌がらせされたとか?」


「ブリタニア、違うの。グスン……誕生日にバースデーパーティーをしてもらえるなんて超久しぶりだし、更に私の為に皆が待っていてくれた。この優しさと温かさに触れてね。つい……うっ」


「あっ!あー!も、もうそれ以上は言わなくて良いわよ。そ、そうなのね。理解したわ。それじゃ始めましょうか」


「そうだねブリタニア」


 そうして始まったバースデーパーティーは無事に終わった。

 大量のお寿司と高級イチゴのショートケーキが用意されたが皆で完食した。

 とても楽しいバースデーパーティーをする事が出来た。

 個人的にはパーティー中にぼたんが泣かなくて良かったとホッと一安心した。

 ……うん。気持ちは分かるからさ。


「皆、改めて私の誕生日を祝ってくれてありがとう!本当に心の底から嬉しい。とっても温かくて良い家庭で結婚して良かったと心の底から思っているわ。本当はもっと色々と言いたいところだけど、あまり長くても迷惑だし、また泣いちゃうかもだから最後に一言!皆、本当の本当にありがとう!」


 ぼたんの言葉に皆、拍手で応えた。


「ぼたん、結婚してくれてありがとう。それから誕生日おめでとう。普段、色々と迷惑や負担をかけたりしてごめんね」


「光一、こちらこそありがとう。良いの。謝らないで。驚かされる事もあるけれど、迷惑や負担はイジワルな野党議員の質問に比べれば超マシだから」


「そ、そっか」


「皆、改めて遅くまで待たせてごめんね。もうすぐ日付が変わるような時間まで付き合ってくれてありがとう」


「うん。それについてはまつりから。我々ハロメンはいつもこの時間まで起きている子の方が多いし、まつりはこの後、2時間だけ配信するけど、中には朝まで配信する子もいると思うから気にしないで。あーそんなに心配そうな顔しなくても大丈夫。好きでやっている事だからね」


「そ、そう?それじゃそろそろ失礼するわね」


「うん。僕からも皆、また明日ね。おやすみ~」


 僕とぼたんは僕の寝室に移動した。

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