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777 奏(かな)の誕生日

 地球:202X年8月26日

 火星:1年3月16日


 あの後、17日は予定通り妻全員と『携帯プライベートビーチと温泉へのドア』を使って会話をしたり遊んだりした。

 具体的には人それぞれで、ただ会話が出来れば良い子もいれば、会話だけでなく風呂場でイチャイチャまで……つまり本番は無しの子もいた。そして会話や風呂場でイチャイチャだけでなく、ベッドで避妊具をつけて子作りする子もいた。本当に人それぞれだ。

 いやぁ何度も回復魔法を使ったけど、それでも全員の相手が終わる頃にはヘトヘトだったね。

 大変だったけど、妻の満足そうな顔をみられて良かったと思う。夫婦円満は大切だからね。


 18日はネズミの王国で1日中遊んだ。そして25日はネズミの王国の海側で1日中遊んだ。

 妻以外のハロメンといちじにじの子も参加した。皆、楽しそうにしていて良かったと思った。

 あっどちらもぼたんは魔法で変装して参加したよ。いやぁ楽しかったけど帰る頃には皆ヘトヘトだったよ。

 全員に回復魔法をかけて疲労を回復したけど、それでも皆、マンションに帰ったら速攻で自分の部屋に戻り寝たようだ。

 僕もクリーン魔法で衣服と身体をキレイにしたらベッドに入り、すぐに眠りに落ちて行ったね。

 ……ちなみに全員の身体の表面に結界を張って暑さ対策をした。


 あっ!そうそう。トラバント地方の3つのテーマパークは無事にオープン出来た。やはりかなり先まで予約でいっぱいの様だ。

 エクセポートシティも多数の移住者がいて街として機能している。何の問題もないとの報告を受けて一安心。

 テーマパークの営業利益については全て国に寄付をしている。

 観光客が外貨両替で得た外貨は一定の貯蓄を超えた分を各国政府に寄付をしている。

 そして寄付したお金は人口増加政策や教育の充実、学生の支援に使っている。どちらも重要な政策だからね。



 さてさて今日はかなの誕生日だ。

 日中、ハロメンはライブの準備があるとの事だから、バースデーパーティーは夜に行う事になった。


 そして夜、バースデーパーティーは、ぼたん含め全員が揃い楽しくワイワイとする事が出来た。

 今回も大量にお寿司が用意されたが皆で完食した。……前回よりも量が多かった気がするけど気のせいかな?

 奏はチョコレートが好きとの事でバースデーケーキはチョコレートケーキにした。

 複数の大きなホールケーキが用意されて、それも皆で完食した。


「皆さん、奏の為に集まって誕生日を祝っていただきありがとうなのですよ~!今後ともよろしくなのです~!」


 奏の言葉に皆、拍手で応えた。


「奏、こちらこそよろしくね。誕生日おめでとう!それから僕と結婚してくれてありがとうね」


「はわわ~光一さん、こちらこそ結婚していただきありがとうなのですよ~!大好きです!」


「うん、僕も奏の事が大好きだよ」


「はい!この温かい居心地の良い家庭も大好きなのです。皆さんもありがとうございますなのですよ~!」


 奏の言葉に皆、再度、拍手で応えた。


「それでは皆さん、奏と光一さんは失礼致します~」


「うん、奏それじゃ行こうか。皆、また明日ね。ゲート」


 僕と奏は僕の寝室に移動した。


「光一さん!」


「は、はい!」


「あっ緊張してつい口調がキツくなってしまったのですよ~」


「あーうん。気にせずに続きをどうぞ」


「はいなのです!光一さん、いつもお断りしていますが、今日は最初から最後までお願い致しますなのですよ~!」


「え~っと……最初から最後までってそういう事だよね?良いの?」


「はい!そのぉお手柔らかにお願いしますのです!」


「りょ、りょーかい」


「そ、それじゃそのぉ……まずは風呂場でよろしくなのですよ~!」


「分かった。こちらこそよろしくね」


 そうして僕達は風呂場で身体を洗い合い温泉に浸かった。


「ふぅ~温泉はやはり良いですね~。気持ちが良いのです」


「奏は悩みとか不安や不満、改善してほしい事はある?」


「特にないのですよ?奏は日々とても幸せに感じていますのです」


「そう?それなら良いんだけど……子育てや出産への不安とかあるのかなぁと思って」


「奏も日本で結婚して出産や子育てとなると不安を覚えたかもしれませんが、異世界は妊娠促進薬やメイドさん等が存在する恵まれた環境ですので、あまり心配はしていないのですよ~」


「そっか。でも何かあったら僕や周りの人に相談してね」


「はいなのですよ~。奏も頑張りますのです。……そ、そろそろベッドに移動しようと思うのです」


「そ、そうだね。それじゃ行こうか」


「はい!」


 僕達はまず脱衣場に移動した。


「ど、どうでしょうか?このパジャマは?」


「うん。奏、似合っているよ」


「良かったのです!ありがとうございます!」


「いえいえ~」


 少し子どもっぽいパジャマだけど、奏に似合っている。良かった。薄手のネグリジェとかで無くて。


 その後、衣類をクリーン魔法でキレイにしてからアイテムボックスに収納。

 僕と奏は避妊具をつけてベッドで子作りを楽しんだ。

 そして僕は奏が満足したのを確認して、クリーン魔法で身体とベッドをキレイにした。


「ふぅ~たまにはこういうのも良いのですよ~。奏は今、とっても幸せな気分です」


「そっか。それなら良かった。久しぶりだけど身体は大丈夫?」


「はいなのです!痛みを含めて特に異常はないのですよ~」


「後半、少し乱暴だったかもと思って心配だったから良かった」


「ふふふっ大丈夫なのです。光一さんの愛情や気遣いはとても良く感じる事が出来たのですよ」


「そう?」


「はい!ふぁ~あ。……すみません。奏、満足したら眠くなったのです」


「大丈夫だよ。謝る必要はないからね。それじゃ寝ようか。改めて誕生日おめでとう」


「はい。ありがとうございます。本当に幸せなのです。おやすみなさい」


「うん。おやすみ。ゆっくり休んでね」


 僕達は眠りに落ちて行った。

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