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756 世界管理システム攻撃と復旧

 地球:202X年8月5日

 火星:1年2月25日


「はいはーい!皆さん、お集まりください。被疑者を特定しました!」


「本当ですか!火星神様!誰ですか!」


「地球神ちゃん、チョットこっち来て画面を読んでくれる?」


「わ、分かりました……。外交担当の神……?アイツかー!どこにいる?」


「ここにはいないようね。時空神とは言え流石の私も権限がないとプライベートエリアに入れないわ」


「こういう時の場合の為の裏ルートは?」


「光一くん、通常は権限レベル10の上級神が世界管理システムにアクセスして権限を操作するんだけどね。アクセス出来ないから困った……え?アクセス出来ている?なんで?」


「地球神ちゃん。耳貸して」


「あっはい!……どうぞ」


「(外交担当の神にここの閲覧権限を無くしてほしいんだけどお願い出来る?)」


「あっそれでしたら既に対応しました!当然です!裏切り者ですから!」


「ありがとう。アクセス出来ない理由は地球の世界管理システムの認証サーバーにある。火星の世界管理システム経由なら火星の世界管理システムの認証サーバーを使用する為、アクセスが可能なんだ。まぁ簡単に言うと火星の世界管理システム経由なら、地球の世界管理システムにアクセス可能みたいだよ」


「へ、へぇ~。つまり世界管理システムが2つあるから出来たと。流石は元社畜システムエンジニア。参考までにログ見せて。アクセス権限を復旧してもらえれば地球神ちゃん達がログを見られると思うから。光一くん、よろしく」


「生命神さん、了解」


『地球の認証サーバーを外交担当の神が書き換える前に戻して。それと同時に地球の外交担当の神のアクセス権限を剥奪して』


『承知しました。少々お待ちください。……完了しました』


「皆のアクセス権限を復旧させると同時に、外交担当の神のアクセス権限を剥奪しておいた」


「火星神様ありがとうございます!状況を理解する為に火星神様とシステムのやり取りのログを確認しますね」


「了解。引き続き対処するから僕に任せて。悪いけど皆はログを見ていて」


「はい。地球神として皆を代表して……混乱を避けるためにも我々はログを確認して状況の理解に努めます。対応は火星神様に一任させていただきます」


「ありがとう。僕としても助かるよ」


『地球の世界管理システムの状況を確認出来る?具体的には異常気象について』


『はい。可能です。確認しますか?』


『うん。確認して』


『了解しました。……確認が完了しました。ネメシスコードが発動しています』


「創造神ちゃん。ネメシスコードってなぁ~に?」


「あー!それは人間が神に働く無礼に対する、神の憤りと罰ですね。簡単に言うと天罰です!」


「異常気象の原因はネメシスコードらしいんだけど?」


「あー納得ですね。外交担当の神はそれを悪用したんですね。悪い神です!」


「そうだね」


 なんだかなぁ……。はぁ…。


『ネメシスコードを止められる?』


『火星神様は権限レベル10ですので可能です。停止しますか?』


『うん。お願いする』


『了解しました。……停止が完了しました』


『地球の自爆も停止して』


『了解しました。……停止が完了しました』


『緊急事態の解除を宣言する』


『緊急事態宣言の解除指示を確認しました』


『ありがとう。また何かあったらよろしくね』


『はい。リモート接続を終了しますか?』


『うん。そうして』


『承知しました。お疲れ様です』


 さてさて?地球の世界管理システムは僕の言う事を聞くのかな?


『地球の外交担当の神のプライベートエリアについてなんだけど、アクセス権限をここにいる全員に与えてもらえるかな?』


『承知しました。対応中です。しばらくお待ちください。……完了しました』


「よ~し!とりあえずの対応は完了したよ!イブ、大和王国国王としてコードレッドを解除するよ」


「国王陛下、承知しました」


「火星神様、ご対応ありがとうございました!大変、助かりました!ログの確認も完了です!」


「地球神ちゃん。役に立てて良かったよ」


「光一さん、一旦、失礼するわね」


「うん。イブ、いってらっしゃい」


「……ただいま戻ったわ」


「はやっ!あっ!ぼたん!良かった。無事で」


「光一、何が起こっているの?」


 僕は、ぼたんに地球と地球の天界で何が起こっているのかを説明した。


「説明ありがとう。本当の本当に私も対応に追われて大変だったんだからね!」


「総理、お疲れ様です」


「はぁ~ありがとう。今後の事を考えると頭が痛いわ」


「火星神様、まずは全員がログの確認を終えた事をご報告します。次に先程、お話に出ました今後についてです」


「まずは被疑者を確保します。次に一応、事情を聞くだけ聞いて処刑します。そして地球の時空神と、火星の時空神で協力して、地上で異常が発生する前まで地上の時間を戻します。天界の時間は戻しませんのでご安心ください。あっ既に地球の世界管理システムの脆弱性は修正させました。その点もご安心ください」


「分かった。教えてくれてありがとうね」


「いえ、当然の事をしたまでです。それでは先程、お話した通り、破壊神さんと2人の時空神さん。被疑者を連れて来てください」


 皆、返事をすると去って行った。

 犯行動機は僕が外交担当の神を瀕死にしたから……とかだったら嫌だなぁ。その場合、僕の責任を追及されたりしないか不安。

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