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737 日本の国債残高ゼロ化計画と報告

 地球:202X年7月31日

 火星:1年2月20日


「ふむ……ぼたんさん良いかしら?」


「うん?なに?」


「日本ブルーローズテクノロジー社が日本国債を買い集めるわ。そして日本政府に現金を寄付するから国債を買い取ってもらえないかしら?必要な法案を作成して月曜日に財務大臣から提出させるわね」


「な、何をするつもりなの?」


「CVSP事件により日本国債残高は増えているでしょ?1回、国債残高をゼロにしたらどうかしら?」


「も、目的は何?」


「内閣支持率が85から72パーセントまで下がった。まだ高い方だけど今の内に、ぼたんさんの支持率を上げておきたい。2つ目は税金の申告が面倒だから免除してもらいたい。別に払う気がないわけではないの。むしろ払いたいんだけど手続きが面倒だから」


「僕から良い?経済学なんて専門外なんだけど日本国債をゼロにする過程で経済に影響が出ない?インフレとか」


「そこは私が上手くやるわよ。税金免除は17兆ドル分を日本政府に寄付すれば誰も文句を言えないでしょ?」


「そ、そんなに?本当に大丈夫なの?光一さんは良いの?」


「僕?僕は良いと思うよ。人口増加政策とかでお金必要だろうなと思っていたし。……まぁないとは思うけど僕達の活動資金が無くなったらジャンピング土下座して地球の神に頼み込む覚悟はあるし」


「ど、どんな覚悟よ」


「まぁ光一さん大丈夫よ。税金さえ無くなれば活動資金が無くなる事はないわ。私が一番、面倒なのは社員であるエテルノについてなのよ。エテルノに給料を払っていない。それを誤魔化すのが面倒だから特権がほしいの」


「あーそういう事ね。……それ。実は私の支持率はついでじゃないの?」


「バレた?……というのは冗談よ。支持率が下がったらなんとかすると光一さんが言ったでしょ?私…というか我々としては、ぼたんさんの支持率が下がるのは困るのよ。長期政権でいてほしいもの。ぼたんさんなら我が国を裏切る事はないから。表向きのシナリオを教えるわね」


「うん。お願い」


「日本国内は混乱状態にある。人口は危機的状況。そして台風による災害が発生した。国王である夫に支援を頼んだ。そしたらこれだけの支援をしてくれたから特権を認めても良いんじゃない?同盟国だし……という内容ね」


「分かったわ。ふふっ私は完全に操り人形ね」


「あら?私は『完全に操り人形』という程、干渉していないつもりよ?助言をしているだけでね」


「そう?まぁそういう事にしておこうか」


「まぁ良いわ。どうする?台風関連について私から光一さんに報告する?」


「あっそれじゃ私から光一に報告するわ。まずは光一さん。日本政府として協力に感謝するわ。ありがとう」


「構わないよ。気にしないで」


「うん、ありがとう。それでまずは復興状況について。大和王国国防軍が復興を魔法で支援してくれたお蔭でもう既に完了しているわ。……正確に言うなら屋根を除き完了かな?屋根はブルーシートをかけて業者さんが直す予定になっているの。人の仕事を全て奪う訳にはいかないからという事らしいわね」


「ほへー。魔法を使ったとは言え早いね」


「そうね。魔法で直せるモノは直して、無理なモノはアイテムボックスに収納したみたいだからね。助かったわ。最終的に犠牲者は1階で寝ていた17名のみ。怪我人はそれなりにいるけど重傷者はいないわ。土砂災害の被害に遭われた方も軽傷で済んで本当に良かった」


「そっか。犠牲者がゼロではないのは残念だけど、土砂災害で亡くなった方がいないのは良かった」


「それで2回目の土砂災害なんだけど、災害現場の上の土地を造成した業者のずさん工事が原因だろうという事になっているわ。つまり人災の可能性があるという事ね」


「そういうの時々あるよね。私有地の敷地内に産業廃棄物を含むとみられる土砂が投棄されて、それが流出し問題になったり」


「はぁ…そうなのよねぇ。まぁそういう訳で大和王国さんの協力もあり、台風による被害は最小限に抑えられたわ」


「少しでも役に立てたのならそれは良かった」


「あー。ちなみに。先程、話に出てきた内閣支持率だけど台風前の期間に調査されたものだから。台風が28日から29日にかけてだけど、27日までの期間に調査されたもの。そして私の記者会見は26日。だから次の調査結果で内閣支持率が更に下がる可能性もあるのよ。例えば「支持する」と答えた国民が私の記者会見をみて「不支持」に変わったかもしれないからね」


「僕も国王だから気持ちは良く分かるけどどうだろう?大丈夫な気もするけどね。まぁあまり気にしても仕方ないよ」


「そうね。……私からの報告は以上かな?あー!そうそう!橋が落ちた件と断水の件も大和王国が関係機関と連携して速攻で直してくれたわ!」


「おぉ!そっかそっか。それは何より」


「ぼたんさん。光一さんに報告をありがとう。


「いえいえ~」


「それじゃ今度は私から。インターネットについて光回線は本日、日本全国での整備が完了すると思うわ。携帯電話回線の5G化は1週間後に完了するかなぁ…って感じね」


「はやっ!」


「全ては天使のお蔭ね。明日からインターネット無料化が可能よ」


「おー!素晴らしい!」


「パソコンの販売も明日から始めるし、人工知能のサービス提供も明日から始めるわ。インターネットの宅内工事や人工知能の設置等は大和王国の職員を使う事にした。だから問題ないわ。明日は日曜日だし丁度良いわね。1つお願いがあるの」


「ん?何だろう?天使を増やすとか?」


「あー。増やしてほしい気持ちもあるけど、一時的なものだしそれは良いわ。今日、6万人の軍と一緒に魔石ダンジョン攻略をお願いしたいの。明日から6万人の軍もインターネットの宅内工事や人工知能の設置等をするから」


「あーそれじゃハロメン以外でダンジョン攻略しようか。ぼたんはロケランとか撃つような過激なのは苦手?」


「私なら平気よ?ダンジョン攻略で使うの?」


「その通り」


「わー!ちょっと楽しみかも!」


 そうして僕達は今日の午後、ダンジョン攻略をする事に決まった。

 ぼたんはD-SystemのType-Aでロケランや銃を撃つ練習をした。

 練習が終わった後、「何これ超楽しい!」と目がキラキラしていて可愛かった。


 そして僕達は午後、ダンジョン攻略をして魔石を大量に入手した。

 ちなみに、ぼたんがいるから1階層目から始める必要があり、1階層目と2階層目は最短ルートで攻略した。

 うん。最短ルートでね。

 安全地帯を出たらやってくる敵は僕が魔法でまとめて瞬殺。次にモンスターハウスも僕が魔法で瞬殺。

 ……僕が面倒だからって魔法で瞬殺したら皆、ポカーンとした後に呆れた表情をしていた。酷いなぁ。まぁ気持ちは分かるけどさ。

 中ボスは魔法が効かないから仕方なくいつも通りに倒した。


 本番戦は3階層目だ。

 これは2週した。皆が「まだまだ戦いたい!」と言うからね。

 ぼたんはとても楽しそうにダンジョン攻略に参加していた。

 戦いが終わってマンションに帰ったら次期国王と次期女王以外の皆で温泉に入った。

 身体を洗い合ったり、少しイチャイチャしたけど、殆どは皆で温泉に浸かって癒やされた。

 次期国王と次期女王もそれぞれの部屋で身体を洗ったようだ。

 その後は夕食を摂りながら感想を話したりと雑談をした。


 いやぁ今日も楽しかったね。

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