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735 災害に対処するブリタニア…そしてお楽しみ

 地球:202X年7月29日

 火星:1年2月18日


 ~ブリタニアの視点~


 光一が自分の部屋に去って行った。ちゃんと寝ると良いんだけど。

 今はそんな事よりも状況確認ね。


「イブ、土砂災害の現場はどう?」


「土砂の中にマップで2人の反応があるわ。まだ生きている。犠牲者含めその他にはいない。今、陸軍が救助している所よ」


「そう。無事に救助出来そう?」


「大丈夫。色々と魔法を使って対応しているわ。例えば対象までの方向や距離を視覚化したり、土砂をどけたりね」


「陸軍は今、軍事作戦中では?」


「メインの方はね。魔石回収組の6万人は待機させていたのよ」


「あー。そういう事。納得したわ。他国で軍が動いた事になるけど日本政府等への連携は?」


「そちらは大丈夫。事後通達をしたかっ!?全く別の場所でも土砂災害が発生したわ。至急、現地に陸軍を派遣するわね」


「了解。他に被害状況はどう?」


「川の氾濫により逃げ遅れた人は全員救助が完了したわ。橋が落ちた事により断水が発生しているみたいね。確認が完了したけど今の所、犠牲者は17人。いずれも1階で寝ていたみたいだわ」


「そう……。それはとても残念ね。ご遺体の回収は?」


「もちろん行ったわ。そして適切に現地の当局に引き渡した」


「分かったわ」


「氾濫した地域のスキャンが完了。逃げ遅れた人や犠牲者等が残っていない事を確認」


「対応ありがとう。それは良いニュースね」


「あーマズイわね。2箇所目の土砂災害が発生した場所、次からは1箇所目をアルファ。2箇所目をベータと呼ぶわね。ベータの方は5人。救助を急いだ方が良いわね」


「二次災害には注意してね。1人は斜面の方を監視していた方が良いかもしれないわね」


「そうね。そうするわ。……アルファから2人を救助完了よ。スキャンした所、特に生命維持に問題はないと思われるけど意識はないわ。救急隊員に引き継ぐわね」


「了解よ。無事に目を覚ます事を願うわ」


「そうね」


「報道についてはどう?」


「当然だけど青薔薇テレビが一番詳しく報道しているわ」


「そう。それじゃそれを映してもらえるかしら?現地の様子を観たいわ」


「分かったわ。チョット待ってね。……はい」


「ありがとう。……この土砂災害は酷いわね。広範囲じゃない」


「そうなの。原因がありそうだけど、それを調査するのは我々ではないから。日本側できちんと調査すると思うわよ」


「この映像は偵察用ドローン?」


「いえ、エテルノよ。風が強くてドローンを飛ばせる状況にないからね」


「そりゃそうか。ありがとう。とりあえず現地の状況確認が出来たから良いわ。雑談以外の光一の指示、やり取りについて悪いけどまとめられるかしら?」


「もう出来ているけど文章で良い?」


「構わないわ。むしろその方が助かる」


「それじゃ画面に映すわね」


「……ふふっ流石は光一。魔法で夜を明るくして災害対応をしやすくする事を考えるとはね」


「そうなのよね」


「さっき映像では観たけど現地の感覚としてベータの方はどう?」


「やはりマズイわ。土砂災害の兆候が見受けられる」


「イブはどう思う?私は救える命は救いたい」


「同じ気持ちよ」


「間に合いそう?」


「良くてギリギリ。悪くて間に合わないという感じね」


「それじゃ魔法で土砂災害が起こったら救助人員は空に逃げよう」


「分かったわ。人員を増やして間に合うように頑張っている」


「うん。お願いね」


「……よし3人の救助が完了!残る2人よ!」


「3人は無事?」


「恐らく大丈夫。現地にいる消防隊員に引き渡して救助隊員へ撤退を指示したわ。我々は大丈夫だからとね」


「言うこと素直に聞いた?」


「聞かせたわ。相手も素人ではないからね。分かってもらった」


「そっか」


「よし!2人の救助完了!2人も無事よ!要救助者と共に空に撤退!……危なかったわ5秒遅れていたら駄目だった」


「よっし!良かったわ!もう要救助者はいない認識で合っている?」


「その通り。もう問題ないわ。後始末は我々に任せて。ブリタニアさんはもう大丈夫よ」


「私に出来ることはもうないの?」


「ここからは表に顔を出したり、あっちこっちに連絡したりそういう仕事になるからね。国王代理にも仕事をさせてあげて」


「分かったわ。それじゃ私は光一の側にいるわね」


「そうね。私からもよろしく頼むわ」


「はいはーい。それじゃ皆、抜け駆けする様で悪いわね。それじゃ」


 私は光一の部屋に転移した。


「ふふっ光一は寝ているわね」


 う~ん。普通に寝るのも退屈ね。そうだ!光一の下半身を癒やしてあげよう!

 私はベッドに潜り込んで光一の下半身をマッサージしてあげた。



 ~光一の視点~


「んぅ?何だろうこの感覚は?心地良い?」


「あっおはよう!光一!」


「ぎゃぁぁぁ!?」


「妻の顔を見て叫ぶ事はないじゃないの!失礼ね!」


「はぁはぁ……ふぅ。急に叫んだから呼吸が乱れた。あのね!ブリタニア!目が覚めて下半身を見たらね?いきなり顔だけ見えたらビビるからねっ!」


「だからちゃんと挨拶したじゃないの」


「それでも驚くんだよ!というかブリタニア。そんな所で何をしているの?息苦しくなかった?」


「ほら!徹夜してずっと座っていたでしょ?足腰が疲れているかなと思ってね。だから下半身をマッサージしてあげていたのよ。息苦しくは無かったわよ?むしろ夫の匂いを嗅げて幸せな気分よ」


「ズボンを脱がせる必要はあったの?」


「当たり前でしょ?服の上からでは上手くマッサージ出来ないじゃない」


「僕の息子が元気なのは何でかな?」


「マッサージしたからね」


「今、何時?」


「9時頃ね」


「僕の睡眠時間は?」


「何よ?不満でもあるの?」


「はぁ……まぁ良いや。指輪の効果で回復したし。ブリタニア?1つ言っておく。気持ちは嬉しいけど、それ逆効果だからね?」


「そうなの?でもさっき心地良いって言ってたわよね?」


「それはその……あぁ~!このムラムラした気持ちをどうしてくれるのかなぁ?」


「それじゃ、光一。クリーン。私が責任を持って解消してあげるわ!ほらっ!早く避妊具出して!」


「はぁ……ブリタニア。最初からこれが目的だったのでは?」


「そ、そんな事はないわよ」


『嘘です』


「指輪が『嘘です』って教えてくれたんだけどなぁ?」


「光一!それズルい!夫婦間で使うのは禁止よ!」


「僕の睡眠時間を奪ったお仕置きという事で」


 そうして僕達はお互いが満足するまで避妊具をつけてベッドで子作りを楽しんだ。

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