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731 人工知能とパソコン販売について

 地球:202X年7月26日

 火星:1年2月15日


  「イブ~ぼたんの支持率は下がると思う?」

 

  「う~ん。記者会見が終わった後にSNSでアンケートをしてみたんだけどね。今の所は支持するが圧倒的よ。大丈夫じゃないかしら?」

 

  「そっか。人工知能が普及すれば簡単に世論調査出来るんだけどね」

 

  「そうね。今日、法案を複数出して流石に内容が内容だから明日、可決出来れば良いなという感じかしら?」

 

  「……それでも十分に早いけどね」

 

  「既に人工知能を宣伝するWebページを作成して、青薔薇テレビでも宣伝しているわ。異世界と違って人工知能を増やすには『ホームオペレーティングシステム(HOS)』を増やしてもらう事にしたけど、光一さんはどう思う?」

 

  「うん。良いと思うよ。我々のパソコンのOSを一般に販売すると問題に…なる?ん?」

 

  「光一さん、どうかした?」

 

  「ねぇイブ、発想を変えたらどうかな?パソコン用OSの『BlueRose One』が載ったパソコンを販売してもらったらどう?ミリソフト社が何割か受け取る契約で。そうすれば怒られないで済む」

 

  「ふむ。なるほど……」

 

  「もちろん人工知能を増やす為に『HOS』を増やしても良いんだけど、それだと人工知能のハイエーピーはパソコンに入れないでしょ?」

 

  「入れ…ないわね」

 

  「つまり、住み分けというモノかな?『HOS』の2台目以降は買ってもらおう。安く人工知能を増やしたい人は『HOS』。高くなるけどパソコン内でも人工知能を動かしたい人は『BlueRose One』が載ったパソコンを。安くパソコンを買いたい人は既存のパソコンを買ってもらうという事でどうかな?」

 

  「了解よ。我々も早速、関係各所に話を持っていくわ」

 

  「価格設定は任せる」

 

  「了解。そうね…流石に買えない値段にはしないわ。パソコンは20万円で販売する事にする。ノートパソコンとディスプレイ型のどちらも20万円で販売ね。20万円以上でパソコンを販売しているメーカーには悪いけどね。面倒だからデスクトップ型は販売しないわ。カスタマイズにも応じない。スペックは異世界と同じ。修理代は10年間無料。これなら勝てるわ!」

 

  「お、おう。僕だったらその価格設定なら買うわ。だって32TBのM.2 SSDだよ?しかも冗長化している。この世界でその性能でパソコンを作ったら20万円では買えないよ?30万円でパソコンを売っているメーカーさん涙目だよ?しかも10年無料は凄い」

 

  「そうね。パソコンは全て……待てよ。半分は大和王国、半分はイラス連邦でも良いわね。楽しくなってきたわ!」

 

  「おー!良いですなぁ。あっちこっちで説得が大変だろうけど頑張ってね」

 

  「ふふっ我々に任せて」

 

 

  そして昼食後の食休みの時間。

 

  「光一さん!全ての調整が完了したわ!」

 

  「はやっ!アメリカ夜だったでしょ?」

 

  「私、ミリソフト社のトップと仲が良くてね。『おー!イブさんなら何時でも大歓迎だよ!何かあったら連絡して良いから!』って言われていたから平気よ」

 

  「お、おう。まぁ色々と儲けさせてますからなぁ」

 

  「連絡したら『おぉ!それは素晴らしい考えだ!約2千ドルか。それなら販売は我々がするからパソコン1台あたり1割でどうだい?」』と言ってくれたわ」

 

  「うん。まぁ1割でも2万円だからね。良いんじゃないかな?」

 

  「それからイラス連邦にも連絡したら喜んでいたわよ」

 

  「いやいやいや、イラス連邦は夜どころか深夜でしょ!」

 

  「だって副大統領が『あーシステム障害で慣れていますから。何かあったら深夜でも良いので連絡してください。特に儲かる話なら大歓迎です。時は金なりとも言いますし』と言ってくれていたから大丈夫よ」

 

  「……あの副大統領も社畜だなぁ。お疲れ様です」

 

  「ただ1つ条件があってね。組み立てだけなら全部、我が国でやらせます!お願いします!『え~イラス連邦?なにそれ?メイドインヤマトキングダムの方が良い』と言われてしまうので!と言われてね。了承したわ」

 

  「そ、そんな事ある?まぁ我が国は謎が多くて注目されているから確かにあるかも」

 

  「後、それから関係各所に連絡して日本全国無電柱化計画を立案したわ」

 

  「マジすか?」

 

  「マジマジ。『日本全国無電柱化するし管理もブルーローズテクノロジー社がするから、利用料金取らないでよね!』という事にして法案も修正したわ。地方自治体にもこの方針を伝えた」

 

  「……天使増やした方が良いかな?」

 

  「大丈夫だと思うわよ?ねぇナビィさん」

 

  「そそ。へーきへーき。流石に1日でやるのはキツイと思うけどね」

 

  「ふふふっ、インターネットの管理権限を我々が得られれば日本国内に関しては、VLANで仮想的に一般用通信とエテルノや我々のサービス用通信を分ける事が出来てセキュリティが向上するわ」

 

  「それは良いことだね」

 

  「更に通信関連会社を買収する事で都内にオフィスやデーターセンターを持つ事が出来るわ。オフィスはD-Systemのゲームセンターにするか売却する予定よ。既に吸収合併に向けて手続きを進めているわ」

 

  「おー!良いですなぁ」

 

  「あーそうそう。沖縄県の米軍基地跡は大規模データセンターと大規模ゲームセンターをつくる予定よ。今月末で撤退が完了すると報告を受けているわ」

 

  「おぉ!沖縄県の観光客の利用が期待出来ますなぁ」

 

  「そういう事ね。光一さん、そろそろ仕事を終えたらどう?」

 

  「そうしよっか。それじゃ皆、予定通りにダンジョン攻略に行こう!」

 

  「「「「「おー!」」」」」

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