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713 ダンジョン攻略と報告と気絶

 202X年7月16日


 ダンジョン2階層目の攻略を7月10日にして、ダンジョン3階層目の攻略を7月11日にした。

 ダンジョン2階層目の結果は省略して、3階層目の結果を書いていく。


 先日と同様に僕達は6万の陸軍と一緒にロケランでダンジョン攻略を始めた。

 もちろん難易度は最大まで上げてもらってね。

 安全地帯を出てすぐの敵を倒して得た魔石は約8億個だった。

 敵がウジャウジャ出て来て皆でロケランで倒しまくって超楽しかった。


 モンスターハウスでは約16億個の魔石を入手した。

 そして迂回ルートの敵からは最初と同じく約8億個の魔石を入手した。


 ボスは金ピカの大型ボス4体だった。

 大型ボス4体からはSランクの魔石が合計で8個出た。

 そしてAランクの魔石100万個のカードが、約32億個の魔石分出た。

 そしてAランクの魔石1万個のカードが、約800万個の魔石分出た。


 ダンジョン1階の収穫は合計するとAランクの魔石が約64億個。Sランクの魔石は8個だ。

 魔石発電所は1号機あたり1秒間にAランクの魔石を5個消費する。

 Aランクの魔石が約64億個は、計算すると約1.5万基の魔石発電所を24時間動かせる量だ。

 これだけあれば十分だろう。イブも大喜びだ。

 やはり3階層目は難易度は高いがその分、得られるものも大きい。


 7月12日は1日お休みにした。連日のダンジョン攻略で皆、疲れているからね。


 7月13日はハロメンもダンジョン攻略したいという話になり、2階層目の攻略を妻全員と6万人の陸軍で行った。

 そして7月14日は3階層目のダンジョン攻略を13日と同じメンバーで行った。

 いやぁやっぱり3階層目が一番、効率が良いね。大量に魔石を入手出来る。


 7月15日も1日お休み。欲求が強い妻と1日遊んで満足してもらった。

 家族サービスも大事です。



 そして今日は7月16日。朝食を摂って食休みの雑談中だ。


「はいはーい。皆、悪いけど良いかしら?大した内容ではないんだけどね」


「何かなイブ?」


「テレビ局の購入と整備が完了したの。生き残った社員は出来るだけ継続雇用をしたわ……断られて辞められちゃったけど」


「お、おう。どんまい」


「まぁこちらとしても都合が良いわ。テレビ局の全スタッフをエテルノにしたの。今後は国内の報道や世界各国の報道も力を入れてやっていこうと思うわ。さてそれでハロメンには事務所から連絡が行っていると思うけど、皆の生配信を私が立ち上げた動画配信サイトとテレビ局の両方で配信と放送をしちゃう。それから番組もやっていこうと思うから、時間のある人やこんな事をテレビでやってみたいという人は私に声をかけてね。普段はブルーローズテクノロジー社の宣伝しかしないけど、深夜はテレビアニメを放送して少しはお金を稼ごうかなと考えているところよ」


「僕は案内を見ていないから横からゴメンね。3D放送とかも出来ちゃうの?」


「もちろん出来るわよ。テレビ番組も動画配信サイトで同時配信しちゃうわ」


「はーい!」


「彗星さんどうぞ」


「歌番組とかカラオケ番組とかやりたいかも」


「ふむ、良いわね。前向きに検討するわね」


「はいはーい!」


「まつりさんどうぞ」


「誕生日の記念放送とかやってみたいかも」


「ふむ、それも良いわね」


「はい!」


「薫子さんどうぞ」


「面白いシーンの切り抜きとかも良いかもしれないわね」


「ふむふむ、良いわね。他にも色々とアイディアがあったらチャットでも良いから教えてね。次は光一さんに報告」


「うん?なんだろう?」


「魔石発電所の設置が一通り完了し稼働しているわ。世界各国への魔石の輸出も格安でしているわね」


「おー!それは素晴らしい!魔石発電所の魔石消費量は多いからね。格安で良いと思う」


「うん。お蔭で大和王国の友好国が増えたの。良いことだと思うわ」


「おぉ!それも良いね。色々と動いてくれてありがとう」


「良いのよ」


「世界各国での混乱も落ち着いて来たかな?」


「その通りよ。もう大丈夫だと思うわ」


「そっか。それは良かった」


「後進国への人道支援も引き続き行っているわ。食料の無償提供やインフラ整備、魔石発電所の設置と魔石の無償提供等、色々な活動をしている」


「ありがとう。重要な活動だね」


「そうね。大和王国としては友好国が増えればそれで良い。私や部下は人の役に立てて幸せだし」


「うん。報告ありがとう。引き続きよろしくね」


「えぇ、もちろんそのつもりよ」


「日本の内閣支持率はどうかな?」


「今の所は約85パーセントね」


「おぉ~支持率高いね。まぁこれを維持するのが中々、難しいんだけどね」


「まぁ大丈夫でしょう。国会対策も上手く行っているし」


「そうなの?」


「そうよ。外務大臣や経済産業大臣は元々、外務省や経済産業省に勤めていたというのもあって、しっかりと答弁出来ているわ。総理大臣も頭が良いだけあって強いわね。今、行われている国会は特別会なんだけどね」


「うん。えーっと公民の授業で聞いた気がする。衆院選解散後の国会だっけ?」


「その通り。ふふっあの総理大臣は本当に強いわ。『結婚式だけど1ヶ月待ってもらえる?』と言っていたじゃない?」


「言ってたね」


「混乱状態を解決する為に法案を成立させたり、自衛隊を災害派遣させたり、大和王国に支援要請をしたりとにかく出来る事は何でもスピード重視で進めているわね。まぁ野党は文句を言っているけど論破したり本当に強いわ。簡単に言うと『そんじゃお前らこの混乱状態を放置するの?私の案より優れた案があるなら教えて』って感じね。だから野党の政党支持率は下がっているわね」


「ほぇ~。僕、怖い。普段、あまり仕事していないから。ブルブル」


「ふふっ光一さん、まぁ大丈夫でしょう。彼女も非常事態だからスピード重視で進めているだけだと思うから」


「ちなみに日本の混乱状態って主に何があるのかな?」


「そうね。例えば放置された車で日本全国の主要な道路が使えない。あるいは使えても危険な状態。特に高速道路は駄目ね。後は先程の例とも関連するけど物流がほぼ止まった状態」


「車は鍵が付いているから近隣住民が動かそうとかはならなかったの?……あっ!」


「そう。車は走った状態で人が消えた。恐らく地球を創る際に車の運動エネルギーはゼロになったと思うけど、ペダルの位置は人が乗っていた時と同じ位置だったんでしょうね。ここまでは恐らくだけど……まぁそうでなくともオートマ車はクリープ現象で勝手に動くわよね?だから主要な道路は事故が超多発している。そして事故車は状態にもよるけど近隣住民も動かせないわよね」


「なるほどね」


「道路管理者と所轄警察署が連携して放置車両を撤去をしていたけど限界がある。というのもね……」


「うん?」


「光一さん、時空神様が『私は「全く罪がないまともな人々」と申しました。火星神様に関する件以外にも、天界の法的に問題がある人は転移の対象外にしました』と言ったのを思い出してもらって、その上で聞いてほしいんだけど良い?」


「う、うん。良いよ」


「まだ確定はしていないけど少なくとも日本国内で4割の人が行方不明の可能性があると言われているの」


 僕はゾッとして血の気が引いた。そして意識が遠のいていき気を失った。

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