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707 総理大臣と会談

 202X年7月5日


 午前中は僕達はD-Systemでゲームを楽しんだ。

 そして今は昼食後の雑談タイムだ。


「光一さん、総理大臣が決まったわよ」


「うそっ!?はやっ!」


「そりゃ政治的空白状態だから色々と急いでいるのよ。総理大臣は藤咲ぼたんさんに決定したわ」


「やっぱりそうなんだ。流石に国務大臣はまだでしょ?」


「国務大臣も決まったわよ?午前中に認証式とか色々と手続きを終わらせたところよ」


「急いでますなぁ。外務大臣と経済産業大臣は?」


「外務大臣は石原一馬さん。経済産業大臣は菅原夏樹さんに決まったわ」


「うぇ!?うそぉ?」


「ぼ、僕のお父さんが大臣に!?」


「大変だねぇ。民主主義国家のそれも日本の大臣は大変だよぉ~僕がどうしてもやらなくてはいけないと言われたらアメリカだな」


「光一、どうして?」


「うん?ブリタニア。アメリカの場合は厳格な三権分立だから、大統領や長官は議会に出席する義務も無ければ、権利も無かったはずだからね~。イギリスは週1日だけだった気がするからそっちでも良いな」


「社畜なのに珍しく働きたくないのね」


「流石の僕も議会に出席してアレコレ言われるのは面倒過ぎて嫌だよ」


「あー光一さん。30分後に来てほしいみたいだけどどうする?」


「え~何で僕が行かなきゃいけないの?むしろ来てもらいなよ。今日あたりはマスコミもいっぱいいるだろうから嫌だよ」


「それじゃその様に返答しておくわ。というか私がもう既にその様に返答させたんだけどね」


「へーそうなんだ」


「だってそうでしょ?今回の場合、そちら側に問題があるのだから呼びつけるのではなく来る努力をしなさいと」


「うん。毎回、毎回こちら側が呼ばれるのはおかしな話だよ?そりゃ本国は入国させないけどさ?せめて大使館には来ようよって僕は思う」


「……来るけどセキュリティポリスも来るってさ」


「それはご自由にどうぞ。そんじゃ着替えて業務用のプライベートエリアで待ちますかな」



 僕達は着替えて再度集まった。


「そんじゃ行くよ?良いかな?……良さそうだね。レッツゴー!」


 僕達は業務用のプライベートエリアに来た。


「それじゃちょっと行ってくるわ」


「イブ、お疲れ様。よろしくね」


「はいはーい」


 イブが消えた。ふむ、どんな会議になるのかな?


「ただいま~」


「イブ、おかえり~。それでは皆さんご着席ください」


「それでは失礼致します。ここが天界ですか?」


「はい。その通りです。藤咲総理でしたね。初めまして大和王国国王でまぁ色々と神もやっている小鳥遊光一です」


「あっこれは失礼を。私、藤咲ぼたんと申します。よろしくお願い致します。……確認ですが。ここマスコミはいませんよね?」


「いませんね。僕が最も避けたい人達なので。ほら、国王だってバレると自由に日本を観光出来なくなるじゃないですか」


「外部に情報が漏れる恐れはありますか?」


「あー僕は神々から大人気なので神々はみていますし、聞いていると思いますが、地上に漏れる恐れは全くないですね。あー1点」


「何でしょうか?」


「失礼ですがそちら側にスパイがいなければの話ですが。こちら側はあり得ません」


「そっか。ならお互い敬語を止めて気楽に話しましょ」


「おーそれは僕も助かるよ。立場上、敬語にすべきかしない方が良いのか迷うんだよね~一応、神でもあるから」


「本当に神様なんだ」


「異世界ではエテルノの神で既に色欲の神と世界神に内定しているから、特別に上級神扱いにしてくれているね。色欲の神と言うとイメージが悪いけど、神界で悪く思う人はいない大切な役職の1つだよ。この世界の場合は半分、地球の神々に騙されたんだけどね」


「騙されたの?」


「火星の開拓をしてくれたら火星神とエテルノの神にしてあげると言うから火星開拓を真面目にしていたら、地球の神々は異世界の人類が住む惑星をコピーして火星と置き換える事を計画していたのね。まぁボタンを押したのは僕だけどさ。そしたら地球で大騒ぎになって地球の神々が責任を持って対処してくれるのかなと思ったら知らんぷり。まぁ結論を言うと性格の悪い邪神みたいな神ばかりだったから僕がお掃除したのね。その時に地獄行き確定している人を時空神という神が地球に残したから、今の混乱状態に陥っているんだ。でも長期的にみれば良いことだから頑張ってもらいたいな」


「いえ、私は感謝しているのよ。やっと私の時代が来たんだもの」


「でも他国と比べると日本の総理大臣って大変じゃない?元アイドルだよね?大丈夫?」


「あら?私の学歴知らない?私の最終学歴は青薔薇学院大学の政治経済学部よ」


「青薔薇学院大学って日本の私立大学でトップクラスじゃないですか!」


「ほぇ~。またそんな凄い学歴なのにどうしてアイドルに?」


「う~ん。面白そうだったから?親には反対されたけどね。まぁ楽しかったわ」


「そうなんだ」


「ところでエテルノってどういう存在?新しい種族とは聞いているけど」


「まぁこの世界の技術力では生産出来ないから教えちゃうと簡単に言うとヒューマノイド。ロボットだよ」


「ロボットならこの世界にも存在するわよ?」


「あー違う違う。レベルが違い過ぎる。自我のある人工知能を搭載した人と区別がつかないレベルのヒューマノイド。そこにいるイブも身体はエテルノのモノだよ。本体はデータセンターにいるけどね。それから大和王国の職員、大臣は全員エテルノ。だから大和王国の大臣や職員は女性しかいないんだ。僕の個人的な趣味等の事情で男性のエテルノは生み出していないから」


「え!?彼女、人間ではないの?」


「違うね。第1世代のエテルノは地球の軍事大国にバレると技術を盗まれて第三次世界大戦に発展する恐れもあった。だけど第2世代のエテルノは高度過ぎて技術を盗みようがないからその心配も無くなったという訳なんだ。見た目が人間と同じで人間よりも身体能力が高い。軍事大国が好む技術でしょ?」


「確かにね」


「あっゴメンゴメン。お茶を出していなかったね。はい。どうぞ~ノンカフェインのアイスティーだよ」


 僕はいつも通りに皆にアイスティーを配る。

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