701 異世界の世界地図(マップ画像付き)
202X年6月22日
今は朝食を摂り食休みの雑談中。
昨夜はナビィと普通に寝た。
理由はいつも通り「いやぁ~今日も良い仕事をして満足だから普通に寝ましょう」と言われたからだ。
ナビィに「悩みはない?」と聞いたら「う~ん。夫が働きすぎる事」と言われて「スンマセン」となった。
「はいはーい。皆、雑談中にゴメンね~。チョット良いかしら?」
「イブ、どったの?」
「光一さん、本当に大した事ではないわ。皆、異世界の世界地図を見たことがないと思ってね。世界地図の作成が完了したから皆に見せようと思うんだけどどう?興味ない?興味ある人は挙手~!……ありがとう。ここで誰も興味ないとかだと私、涙目になるところだったわ」
「いや、流石にそれはないって」
「そう?まぁ良いわ。それじゃ皆の目の前のタブレット端末に表示するわね。自分のスマホで地球の地図を開いて見比べると面白いかもしれないわ」
「それじゃイブよろしく~」
「光一さん、了解!……はい!表示したわ。どうかしら?あ~大和王国は敢えて塗らなかったわ。何色で塗っても微妙だったから」
「あー。うん。何となく分かる気がする」
「薄い青……つまり水色は湖や海を表しているわ。それから分かりやすく参考までに地球の国境線も書いておいたから」
「……光一」
「何かな?紗也華?」
「どこからツッコめば良いと思う?」
「気持ちは分かるよ。何を言いたいのかも。まぁでもどこからでもどうぞ」
「大和王国だから大和大陸と言えば良いのかしら?……邪魔じゃない?」
「気持ちは分かるけど、邪魔とか言わないで。それ僕の国だからね!」
「太平洋を南から北に船で行くのにもそうだけど、お魚さんにとっても邪魔よ!スエズ運河の様に運河を造りなさい!」
「えぇ……ナビィ~。ハイパーループもあるし、長距離だから無理って説明してあげて」
「光一さん、不可能ではないわよ?出入り口だけ造って結界魔法の応用で転移させてあげれば良いんだもの」
「あー。その手があったか。……って魚は長年の環境に慣れているから、そんな事をしたら逆に環境破壊になるんじゃ?」
「やぁ。おはよ~!良い質問だから来ちゃった」
「あっ。生命神さんおはよう。来てくれてありがとう」
「暇だから構わないよ。そんで運河だったね。結論を言うと特に問題ないよ。僕が問題ないようにしたからね~。というのも大和大陸もそうだけど、アメリカ大陸も地球と違っているでしょ?」
「あー本当だ!北アメリカ大陸と南アメリカ大陸がガッシリくっついている!」
「そそ。そんで地球みたいに運河を造るのって不可能とは言わないけど厳しいよね~!そう思って僕もナビィちゃんの案を考えたのね。そこで環境に悪影響にならない様にまぁ色々と調整したから問題ないんだ。あっちなみにお魚さんだけどね。運河があっても無くても困らないから気にしないで良いよ~」
「あっそうなの?」
「うん。まぁでもさぁ~。光一くんが僕の考えよりも効率的なワープ航法なんて考えちゃったからさ。僕の調整は無意味になっちゃったね~。いやぁ~流石は地球人だよね。色々な物語…特にSFや魔法の物語の影響で色々と思いつくんだよね。まぁそういう僕も地球で遊んで…ゲフンゲフン。地球で色々な物語に触れて学んだから色々と思いつくんだけどさ。紗也華さん、他に気になる事ある?紗也華さん以外でももちろん良いよ?」
「生命神さん、北アメリカ大陸にグリーンランドがくっついたんだと思うんだけど、地図を見ると湖の位置もあって動物の顔に見えるのが2つあるんだけど……気のせいかな?」
「あーそれね。意図的なものだよ。創造神様の遊び心。特に効果も意味もないから気にしないで大丈夫だよ」
「あっ!意図的なものだったんだ!へぇ~。答えてくれてありがとうね」
「良いんだよ。さっきも言ったけど暇だからさ。他に気になる事ある人いる?」
「それじゃ、まつりから質問!私のハワイはどこへ行ったのかな?」
「う、うん。ハワイが大好きなのかな?……ハワイなら地図に載っているよ?まぁ世界地図だから点に近くなっているけどね。ほら、地図の中央の辺り。伊勢湾から南下した所に小さな丸が見えない?」
「……え?これ?」
「多分それだよ~。アメリカ大陸より大和王国からの方が近いね!……う~んと。確かハワイの位置は地球と同じだったと思うよ」
「そうなの?」
「うん、光一くん。アメリカ大陸と一緒に東に移動させると小笠原諸島の一部になっちゃうから敢えて動かさなかったと聞いたよ」
「あーそういう事ね。納得。しっかし相変わらずロシア連邦はデカイなぁ」
「まぁ連邦だから。サハ共和国とか色々な共和国等の集合体がロシア連邦だからね。光一くんはこの世界地図を基にどう国を建国していくのか楽しみだよ」
「う~ん。難しいなぁ。悩むところだねぇ」
「もう質問はないかな?……大丈夫?それなら帰るね。そんじゃまったね~」
「改めて来てくれてありがとう」
「いえいえ~」
「という事で紗也華、とりあえず運河は保留でお願いする」
「そ、そうね。分かったわ」
「イブ、この世界地図って地球に公開したの?」
「したわよ。ただし『火星の世界地図』ではなく『異世界の世界地図』としてね」
「ありがとう。火星のって言うと『空いている土地を使わせろ』って言って来そうだからね」
「そういう事ね」





