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698 日本国民にアナウンスとインターネット復旧

 202X年6月21日


「イブとナビィ、運転中の人もいるかもしれないからそこは注意してね」


「もちろんよ」


「りょうか~い!」


「日本国民に伝えてほしいのは、緊急電話への影響を避けるため不要不急の電話は避けてほしい。例えば安否確認等。安否が気になるのは分かるけどお願いとまずは伝えてほしい。そして内閣は消滅したと伝えてほしい。理由としては先程、イブが生命神さんから共有してもらった記憶を良い感じに編集して再生してもらい、この暴言は上級神である僕を侮辱するという天界の法的に重罪を犯した事になり、お亡くなりになったと伝えてもらいたい。イブ、ここまでは良いかな?詳細な内容は任せる」


「了解。大丈夫よ」


「内閣が消滅した事で国会を開けず組閣も出来ない状況に陥ったと詳細に説明してほしい。そして電話回線のパンクや通信障害により国会議員とも連絡がつかない。この非常事態に対応する為、大和王国が日本を一時的に統治下に置く。そして人がいなくなった車を撤去する等の対応を行うと伝えて終了」


「分かったわ。内容については任せて。ナビィさん大和王国マンションの記者会見室で国王代理と合流して」


「了解よ。それじゃ失礼」


「地球神さん、聞いていたら来てくれるかな?」


「……は、はい!何でしょうか?」


「無茶言って悪いんだけど……地球でインターネットの女神とか生み出せないかなぁ?世界的な通信障害を何とか出来ないかなと思って。分かっている。僕みたいな特殊な例外を除いて普通の神は地上に介入出来ないよね。でもさ。元はと言えば神々……主に僕の事情で地球を一回破壊した影響で世界的な通信障害が発生しているからさ。何とかならないかなぁ」


「分かりました。法務神と相談しながら対応を考えます。ですが恐らく大丈夫だと思いますよ。豊穣の女神が豊穣にするのと同じ様なものですし。火星神様がおっしゃる様に我々、神々の事情によるモノでもありますから」


「うん。ありがとう。よろしくね」


「はい。失礼致します」


「これでインターネットが回復したら電話回線のパンクも改善されて、混乱状態が収まって行くと思うんだけどな。ただね…。一馬さん。アメリカ合衆国大統領も行方不明で副大統領が権限を継承したみたいなんだよ。もしも世界各国で日本やアメリカ合衆国の様な事が起こっていたら。特に日本周辺の国で起こっていたら。僕は安全保障上の問題に発展する可能性を考えているんだよ。国王という仕事柄、常に最悪の事態を想定するからさ」


「そ、それはマズイです!た、直ちに情報収集をしなければ!」


「待って。落ち着いて。既に大和王国で動いているから。イブ、現状はどう?」


「今の所は目立った動きはな……!光一さん!トレリッヒ連邦が内戦状態になったわ!」


「いやいやいや、どうして?というかそんな国あったっけ?……ゴメンね!地理が苦手でさ。というか嫌いでさ!」


「はぁ……CVSP事件をきっかけに民主派と少数民族による連合軍と国軍で内戦が勃発。アメリカ合衆国政府の支援により民主派が勝利。連邦制の民主主義国家が生まれたの。それがトレリッヒ連邦。だけど国軍派は根強く残った。そこで連邦政府は革命防衛軍を創設。トレリッヒ連邦という国に国軍と革命防衛軍の2つの軍事組織が存在したの」


「呆れながら解説ありがとうね!……しかしうわぁ。2つの軍事組織とかこれまた面倒だなぁ」


「良いのよ。見たところ国軍のトップが不在になったから革命防衛軍が奇襲駆逐作戦を実行したようね。国軍側の指揮命令系統が崩壊しているもの。まぁ国軍側は少数民族を攻撃したり色々とやっていたから当然と言えばそうなんだけどね」


「それってすぐに終わる?現地にいる日本人は大丈夫?」


「私も最初は焦ったけどこの感じだとすぐに終わるわね。問題ないと思うわ」


「も、問題ないんだ。というかそんなに簡単に片付くならもっと早くにやっておけば?って思うんだけどな」


「そりゃ光一さん。指揮官の存在は大きいし、国軍の多数が今回、地球と一緒に消えたから出来るのよ」


「あぁ、そっか。考慮不足だったよ」


「光一さん、疲れている?大丈夫?」


「色々とありすぎて電話回線だけでなく僕の頭もパンクしているだけだよ。全く困っちゃうよね。大丈夫だ。問題ない」


「冗談が言えるなら大丈夫そうね」


「アメリカ合衆国はどう?」


「アメリカ合衆国はデフコン2にして軍が動いているわ。軍事衛星が使えるからね。今の所は暴動にはなっていない。各州と連邦政府で状況について情報共有しているところね。連邦政府が機能しているから問題ないと思うわ」


「まぁ内閣総死亡みたいな事例は殆どないわな」


「おや?インターネットが復旧したわね。国王代理の演説内容変更を連絡しておこう」


「ほ、本当ですか!インターネット復旧したんですか!」


「総務省の中山さん、本当よ。データセンターとD-Systemのゲームセンターとの疎通確認も出来たし、世界各国の主要なサーバーとの疎通確認も問題無く出来たわ」


「地球神ちゃん。聞いていたら悪いんだけど来て~」


「はいはーい!インターネットですよね?インターネットの女神を生み出して復旧対応をさせました」


「おー!ありがとうね。インターネットの女神ちゃんも聞いていたらありがとう!」


「いえいえ~お役に立てて幸いです。それから多分、聞いていますよ」


「神様、本当にありがとうございます!これで混乱状態も少しは落ち着くと思います!ありがとうございました!」


「はい。地球担当の神としても良かったと思います。火星神様、それでは失礼致しますね」


「うん。僕からも改めてありがとうね。今後ともよろしくね」


「はい。こちらこそです。それでは」


 地球神ちゃんは消えた。いやぁ問題が1つ解決した。

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