694 創造神と地球改の創造
202X年6月21日
「お、おぉ。光一くん、お疲れ様。まさか本当に地球を破壊してしまうとは……大変驚いた」
「創造神様もお疲れ様です。……破壊神さん来て~」
「はいはーい。何でしょうか?」
「これ、あげる」
「おー!ありがとうございます!いただきます!」
「それじゃよろしくね。帰って大丈夫だよ」
「はい。こちらこそよろしくお願いします。失礼します」
「それじゃ創造神を生み出すね~」
目の前に光の球が現れて徐々に人の身体に変化していく。
おぉ!可愛い女の子だ!
「……火星神様。私は創造神ですね。頑張りますよ!」
「うん。地球を創ってほしいんだけど大丈夫?」
「はい。余裕です!破壊前の状態に戻しますね。建物はもちろんの事ながら結界も元に戻すのでご安心ください」
「おー!それは助かるよ。人工衛星はどうなのかなぁ?」
「それも元に戻しまーす!ただし!」
「ただし?」
「核兵器とプラスチックゴミ問題等は懲り懲りです!まぁ私は生まれたばかりなんですけどね。懲り懲りなモノは懲り懲りです!」
「うん。僕も同じ考えだよ」
「そこで火星と同じ仕様にしちゃいます!火星との違いとしては光合成の強化は木だけにする事、地球人は引き続き魔法を使えない事、オリハルコン等の異世界レアメタルは無しですね~」
「という事は僕達は地球のどこでも魔法を使えちゃうのかな?」
「はい。そうです~!私としても魔法が使えるエリアを制限をするの面倒ですからね」
「おぉ~!ありがとう」
「いえいえ~。あっ!1つ火星神様にお願いがあります」
「何かな?」
「火星と違い核物質は地球外から持ち込もうとした場合、核物質を消滅する仕様にします。それをアナウンスしていただけませんか?」
「うん。良いよ」
「ありがとうございます!」
「それじゃ地球を創っちゃいますね~!う~ん、えいっ!……出来ましたぁ!」
「はやっ!」
「いえいえ、これでも創造神ですからね。余裕です!」
「光一さん、今後の光一さん達の活動の為に国王代理に説明させるわね」
「あ~。まぁその方が良いか。それじゃお願いね」
「任せて」
「はい!国王代理です!頑張ります!」
「悪いけどお願いね」
「はい!お任せください!」
「それじゃナビィ、地球人の全ての人の目の前に空間投影等をお願い出来るかな?難しい?」
「いえいえ~天使だから余裕よ!音はハウリングしないように対策するから安心してね~」
「ありがとう」
「それじゃ仮設の記者会見セットを設置してっと(ドンッ)はい。国王代理さん、これ使って」
「ありがとうございます」
「カメラマンはナビィね。自動翻訳魔法も使うから安心して」
「はい。よろしくお願い致します。準備完了です」
「それじゃ。3,2,1……」
「地球の皆さん。急な出来事に驚かれたと思いますが落ち着いてください。大和王国国王代理から皆さんにご説明させていただきます。最後まで話を聞いてください。まず皆さんは地球化した火星にいます。説明が終わりましたら地球に戻しますのでご安心ください。まずは事の始まりからご説明致します。……」
国王代理ちゃんは警告したのにも関わらず、世界中で不特定多数の人が上級神である僕を侮辱するという天界の法的に重罪を犯した事を話した。
地獄の罰は10段階あるけども最も重い罰から1つ軽い罰。9段階目の罰であり重罪だと。
神に都合が良すぎるんじゃないか?神を優遇しすぎじゃないか?厳しすぎないか?等と思うかもしれないが、人類の為、世界の為を思って色々と活動している神々も人類に舐められたら終わりだと思っているから厳しくしているとね。
そして地球の神には邪神が多数いる事が明らかになった。
そこで全く罪のない人を火星に一時的に避難させて、地球を一度キレイにする為に破壊し創り直したと説明。
罪のある人や邪神はこれによって消滅した。
ご家族で亡くなった人もいるかもしれないが、罪を犯したのだから致し方ない。恨まれても困る。
地球を創り直した際に建物や人工衛星は元に戻したから安心してほしい。
ただし、いくつか変更点がある。まず核兵器とプラスチックゴミ問題。
核兵器に必要な元素を廃止し、核兵器を製造出来ない様にした。
核物質は地球外から持ち込もうとした場合、核物質を消滅する仕様にしてある。
プラスチックを食べるバクテリアを追加した。
二酸化炭素問題解決の為、木の光合成を強化したと説明。
繰り返しになるが国王陛下は地球の神に頼まれて上級神になり火星を地球化し開拓した。
侵略行為でも何でもない。文句を言われる筋合いはない。
今回の件で神は存在するし、神を侮辱するとどうなるか分かったはず。
もう2度と同じ過ちを繰り返さないでもらいたい。以上。
「国王代理の千代ちゃんお疲れ様。良かったよ」
「国王陛下、ありがとうございます!頑張りました!」
「それじゃ私は一時的に火星に連れて来た人々を地球に戻しますね」
「うん。よろしくね」
「地球神を生み出してもらえますか?」
「あっ了解。それじゃ地球神を生み出すね~」
目の前に光の球が現れて徐々に人の身体に変化していく。
おっ!またまた可愛い女の子だ!
「……火星神様。私は地球神ですね。頑張ります!」
「うん。お願いね。あっ地球の外交担当の神は彼でお願いね」
「はい。承知しました。恐れ入りますが任命をお願い致します」
「う、うん。それじゃ君は地球の外交担当の神として任命する。程々に頑張ってね」
「はい!承知しました!」
「火星神様。それでは失礼致します!」
「同じく僕も失礼致します」
「火星神様、転移が完了しました」
「対応ありがとう。助かったよ」
「いえ、お役に立てて幸いです。ふふっ。光一様。貴方様はこの世界で一番偉い神になりましたね」
「……ふぇっ!?あっ!」
「ふふふっ……あーそれからですね。私は『全く罪がないまともな人々』と申しました。火星神様に関する件以外にも、天界の法的に問題がある人は転移の対象外にしました。具体的に申しますと地獄行き確定の人ですね。その為、しばらくは地球は混乱状態になると思いますが、長期的に考えると世界的に良い結果をもたらすと思います。対象外にした人の全てが火星神様に対する罪……という事ではありませんので、落ち込まないでくださいね」
「あ、うん。分かったよ。色々とありがとうね」
「はい。それでは失礼致しますね。またお会いしましょう」
……あれ~。この世界で一番偉い神って…どうしてこうなった!





