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657 混乱するリアと倒れるエリザベト

 1年9月30日


「ただいま~」


「お帰り光一。……所で隣にいるお母さんに似た女性は誰?お母さんはどうしたの?」


「リ~ア!私はお母さんよ」


「はぃ?いやいや、そんな訳ないでしょ!」


「リア、面倒だから全体チャットに書くから読んでね」


「わ、分かった」


 光一「生命神さんに僕のお蔭で人口が増加しそうだから御礼をしたいと言われてね。それで相談したら僕の妻全員を17歳まで若返らせてくれたから。皆、よろしくね。それから今日、仮の結婚式をしたよ。エリアナのお姉さんのエリザベトとリアのお母さんのレーネさんと結婚したから。皆、仲良くしてね。若返る際に身体が光ったと思うけど害はないから安心してね」


「うん。チャットに書いた」


「お、お母さん?光一と結婚したの?わ、若返ったの?17歳に?」


「私はレーネ、17歳よ。あなたのお母さん。光一さんと結婚しちゃった!」


「お、お母さんが私と同い年…?」


「光一、本当なの?」


「うん。ブリタニア本当だよ」


「光一、側室でさえ嫌がっていたし、普段から妻が増えるのが嫌だって言っているのに何故、結婚しちゃったの?」


「紗也華。僕も考えたんだよ。側室になってもらったけど、どうなのかなって。だったらいっそ結婚してもらった方が良いなって思ったの。リア?大丈夫?」


「光一、私は頭が混乱しているわ」


「リア、お母さんが抱きしめてあげるわ。若返ったお母さんじゃ嫌?光一さんと結婚したら嫌?」


「大丈夫。多分どっちも嫌じゃないの。ただ、混乱しているだけよ」


「そうよね。ゆっくり色々とお話しましょう?そして頭を整理しようね?」


「う、うん」


「それじゃ僕はエリザベトの所に行ってくるから。レーネさん後はお願いします」


「光一さん。分かったわ」


 僕はエリザベトの元に向かった。



「あっ光一!大変なの!お姉ちゃんが光って倒れちゃったの!」


「えぇっ!?」


 僕は慌ててしゃがんでエリザベトの肩を叩いた。


「エリザベト!起きて~!エリザベト!」


「んぅ~」


「エリザベト!しっかりして!」


「あぁ…この声は光一さん?」


「そうだよ!僕だよ!」


「私、死んじゃったのかなぁ?」


「いやいや、生きているから!目を開けて!」


「……あっ光一さんの顔だ」


「エリザベト、起き上がれる?」


「……うん。大丈夫だった。私、急に温かい光に包まれて身体が軽くなったの。遂にお迎えが来たのかと思ったわ」


「違うよ。エリザベトは17歳に若返ったの」


「えぇ!?どういう事?」


「お姉ちゃん。こういう事だよ」


 エリアナはスマホで僕のチャットを見せた。


「もぅ~光一さん。先に言ってよ~!ビックリしたじゃない」


「ゴメンゴメン」


「でも若返ったのは嬉しいわ」


「いや、でも19歳から17歳だとあまり変わらな…」


「「変わるわ!」」


「あっはい。スミマセン」


「良いなぁ。私も若返りたいわ」


「シルヴィーさん。まだまだお美しくてお若いと僕は思うよ」


「あらあら。光一さん、嬉しいわ。それにしても全くエリザベトは困ったモノだわ。勘違いして倒れるなんて。驚いたじゃない」


「えぇ!?お母様、私が悪いの?」


「お姉ちゃんが悪いと思うわ。お迎えも何もまだ19歳じゃない。何お年寄りみたいな事を言っているの?」


「エリザベト。エリアナの言う通りよ。お迎えが来るような年齢ではないでしょう?」


「それにお姉ちゃん。私達は光一さんと結婚したから簡単に死んだりしないわよ」


「はい。ご心配をおかけしてスミマセンでした」


「あっエリザベトにプレゼント。常に身体の表面に防御結界を張り、意識すれば嘘を見破れる上、産んだ子どもの数だけ同じ効果のあるペンダントが増えるようになっている超便利アイテム。僕の妻全員が持っているよ」


「光一さん、ありがとう。光一さんの家族の一員になれたと実感できて嬉しいわ」


「それは良かった。それじゃ失礼するね。そろそろ夕食の時間だと思うから」


 僕達はお互いに挨拶をして別れた。


「ただいま~」


「あっ!光一、お帰り。イブから聞いたわ。エリザベトが倒れて大変だったとか」


「うん。紗也華、お迎えが来たのかと思ったとかお年寄りみたいな事を言ってたよ」


「アハハ。お疲れ様」


「ありがとう。リア達は?」


「リアとレーネさんは引っ越し準備をすると言ってたわ。荷物は少ないからすぐに戻ってくるみたいね。ブリタニアはそろそろ夕食だからリーベ王国の席に戻ったわ」


「そっか、分かった。ありがとう。しっかし姉妹と結婚の次は親子で結婚かぁ。複雑な心境だよ」


「本当に光一は大変ね。さてさて何人まで妻が増えるのやら。流石、色欲の神になるだけある」


「僕が望んだ訳ではないからね!いつも外堀を埋められて結婚しているんだからね!」


「だとしても。それを含めて色欲の神じゃないかしら?」


「もう何でも良い。頼むからもう増えないでほしいよ」


「2人ともそろそろ食事だから僕が席まで案内するよ」


「あっのぞみ、ありがとう。お願いね」


「りょうかーい」


 夕飯は国際会議でいつも通りのバイキング方式だ。

 人それぞれの好みが分からないからね。


 食事が終わり、各国首脳の所を回ろうかなと思っていたら、向こうから来てくれた。

 僕の所に各国首脳が集まり雑談をしたり意見交換をしたりした。疲れたけど楽しかったね。

 そして20時半頃に解散になった。

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