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655 リアのお母さんが側室!?

 1年9月30日


「あっ!光一と紗也華だ!2人ともお疲れ様」


「リアの方こそお疲れ様」


「リア、お疲れ様」


「どう気分は?」


「僕は指輪の効果で回復したけど、紗也華はまだ眠いみたいだね」


「もう少し寝ていたいなぁ程度だから大丈夫よ」


「そっか。まだ少し早いみたいだから私とお喋りに付き合ってよ」


「それじゃ…リア、アクアとは話したのかな?」


「あっうん。結論を言うと大丈夫みたい。お母さんと一緒に暮らそうと思うわ」


「そうなんだ。それなら良かった。部屋はどうする?」


「あー私の部屋に住んでもらおうと思うから大丈夫よ。何しろね…?」


「ん?」


「ほら。私ってほぼ軟禁状態だったでしょ?」


「うん。そうだったね」


「そしてお母さんと一緒に暮らしていたのでまだマシな方で、1人だったら孤独で耐えられなかったって話をしたの覚えている?」


「うん。覚えているよ。大変だったよね」


「うん。大変だったけど今は幸せだから良いの。私が言いたいのは、一緒に暮らそうと決めたのはそれがあったから。だから私の部屋で一緒に住んでもらおうと思うの。それにワンフロアは流石に広すぎるわ。2人で暮らしても全く問題ない程よ」


「分かった。日中はどうしようか?」


「う~ん。メイドのエテルノと一緒に観光してもらったり、散歩してもらおうかなぁ?そこはお母さんと話し合って決めるわ」


「そっか。ゴメンね気付くのが遅くなって」


「いやいや、気にしないで。私も光一に言われて初めて気付いたから。嫁に行ったら親とお別れという先入観があったけど…そうね。1人で寂しい思いをしているかもしれないなと気付いたわ」


「リア女王。お母様をお連れしました」


「ん?……お母さん!?」


「あらあら。リア元気そうね。良かったわ」


「うん!私は元気よ!アクア、連れてきてくれたのね。ありがとう」


「いえ、お役に立てて幸いです」


「お母さんゴメンね。寂しい思いをさせたでしょ?」


「リア、私の事は気にしなくて良いのに」


「そうはいかないわ!お母さんのお蔭で長年、頑張って来られたんだから!今度は私が恩返しをする番よ!」


「リアったら。……あっごめんなさいね。国王陛下、お久しぶりです」


「レーネさん久しぶり。僕の性格的には敬語で話したい所だけど立場があるから許してね。それからレーネさんは妻のお母様だから、敬語なしで光一さんって呼んでもらえると嬉しいな」


「ふふふっ光一さんは相変わらずお優しい方ね」


「いえ、ところで娘さんの前で言うのも何だけど率直な感想を。レーネさんは相変わらずお美しいね」


「あらあら。ありがとう。嬉しいわ」


「それでね、お母さん。色々と話したい事はあるけど先に大事な話をするわね。私と一緒に暮らさない?光一から提案された事だからそこは安心して。メイドさんの件もアクアと相談したから大丈夫よ」


「嬉しいけど…良いの?邪魔にならない?」


「大丈夫よ。光一は神だから私達は天界に住んでいるんだけど問題ないわ。凄いんだから!私の家は超広いの!だからお願い!一緒に暮らそう?ね?」


「分かったわ。それじゃよろしくね。……でもこれまでもそうだったんだけどね?私は何もしないというのも気まずいわ。リアの前で言うのも何だけど、私はそのぉ…ご奉仕しか出来ないけど光一さんはどう?それとも私では魅力を感じないかしら?」


「はひぃ!?いえ、正直に言うと先程も言った様にお美しくて大変、魅力的だけどね。流石の僕も娘さんのお母様にご奉仕していただく訳にはいかないよ」


「あら?光一、私のお母様とはしているじゃない?」


「ブ、ブリタニア!?いつから後ろにいたの?というかここで厄介な事を言わないでよ!」


「あら妻に向かって失礼ね。ずっと後ろにいたわよ」


「失礼ってね!なら声をかけてよ!」


「あっそっか。ゴメンゴメン」


「あらあら?光一さん?第一王女のお母様とはするけど、私では駄目って事はやっぱり魅力を感じないという事よね?」


「いえ、大変、魅力的だけど!第一王女のブリタニアは頭がおかしいけど、娘さんはそんな事はないので嫌がると思うよ?ねぇリア?」


「ちょっとぉ!私の頭がおかしいってどういう事よ!」


「だ~か~ら~!いつも理由をちゃんと言っているでしょ?そしてお父さんの話をすると考えたくないぃって頭を抱えるでしょ?」


「うっ!わ、悪かったからそれ以上は言わないで!何を考えたくないのか思い出したくないぃ」


「あら?私も別に良いわよ」


「あれぇ?リアさん、ブリタニアの頭がおかしい事に同意していたよね?」


「ブリタニアとは状況が違うわ。ブリタニアのお母さんは特に理由がないけど、私のお母さんは光一に衣食住を提供してもらっているという大きな恩があるもの。それに私のお母さんは元々、側室だし。そう理由なのよ光一。私のお母さんだけ一緒に住むにはそれなりの理由が必要だと私は考えるわ。光一!」


「は、はい!」


「私のお母さんを側室にしてもらえないかしら?お母さんは嫌?」


「私は嫌どころか大歓迎だけど…リア良いの?」


「良いわよ。側室なら一緒に住んでも誰も文句をつける事は出来ないでしょ?」


「リア、ありがとう。お母さん嬉しいわ」


「……あのぉ側室ってこの世界だとどういう意味になりますかね?質問が漠然としすぎるか。どこまでするもの何ですか?」


「そりゃ光一。聞くまでもないでしょ?私の存在、ウィンドウちゃん、アクアオーラちゃんを考えれば分かるでしょ?」


「……やっぱり?リアは嫌じゃないの?」


「嫌とかそういうモノではなく致し方ないでしょ?」


「紗也華、助けて~」


「気持ちは分かるけど私に言われても知らないわよ。まぁ国王としての責任だと思うしかないんじゃない?リアの言う通り、それなりの理由がないと不公平感が出てくるでしょ?」


「お母さん良いんですか?娘さんの夫ですよ?」


「私はさっき考えを言った通りよ。光一さん!私に魅力を感じないのなら正直に言って」


「僕は魅力を感じるからこそ困っているんだよ。分かりました。側室になってください。お願いします」


「やったー!お母さん。愛しているわ」


「リア、私も愛している。ありがとう」


 どうしてこうなった。

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