636 姉妹の家族を支援と引っ越し
1年9月24日
~約5分後~
「お待たせ致しました。大丈夫です」
「私が良い感じに説得して来たわ」
「イブ、ありがとー。それで商会名を教えて」
「エイブリー商会です。夫の名前です」
「イブ、場所は分かるかな?」
「もちろんよ。ゲート」
「ありがとね~」
僕達はゲートでエイブリー商会の前まで移動した。
「ここで合っているかしら?」
「は、はい!ここです!こちらへどうぞ」
「うん。案内よろしくね」
「はい!」
僕達はお店に入った。
「あ、あなたー!大変よー!」
「ミリアルマ?どうした?仕事は?」
「そ、それどころじゃないのよぉ~!」
「うん?どうした……こ、国王陛下と王妃陛下っ!妻が何かしましたか?」
「いやいや、違うって。子どもを生む件で悩んでいるようだから相談に乗ってあげたの」
「ん?お母さん…?あっ国王陛下!」
「お姉ちゃん…?あっ!国王陛下と王妃陛下!」
「光一さん、工事が完了したわ」
「ナビィありがとー。すぐに終わるので我々で引っ越ししても良いですか?」
「国王陛下、夫に状況を説明するので待っていていただけますか?」
「どうぞ~」
「国王陛下、本当にお母さんにお会いになったんですね?」
「うん。僕は嘘はつかないからね~。2人とも今日と明日、僕のマンションで預かる予定だからね。あっ安心して僕だと信用出来ないだろうから…そうだ!国王補佐官、悪いけど2人の事よろしくね」
「光一さん、分かったわ。私に任せて」
「私は国王陛下になら襲われても構いませんが」
「私もお姉ちゃんと同じ考えです!」
「いやいや、僕はそんな事しないからね!」
「残念です」
「私も残念です」
「いやいや、2人とも勘弁してよぉ。そうだよ。2人の年齢的にはハミルトン王子の方が丁度良いでしょ?」
「ちょっ!ちょっと光一お兄さん!?こっちに振らないでくださいよぉ!」
「あのぉ。男性2人からそういう風に言われると流石の私も自信を無くすんですが」
「お姉ちゃんと同じくショックです」
「いやね、君達は可愛いよ。でもそれとこれとは別問題だからね!責任の話しだからね!」
「ミリアナ、やはり私達には手の届かないお相手だったようね。仕方ない。同級生に期待しよう」
「お姉ちゃん、そうだね。あーあー。側室でも十分にありがたいのになぁ」
「2人ともねぇ。お互いが好きな相手と結婚した方が幸せだよ。君達はまだ若いんだから」
「「はーい」」
(ドタドタドタズドドドドドド……)
あっエイブリーさんが階段を滑り落ちて来た。
「いたたたたぁ……」
「あのぉ大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫です」
「あ、あなたったら。すみません夫がそそっかしくて」
「いえいえ、本当に大丈夫ですか?立ち上がれます?」
「は、はい。大丈夫です。……この通り」
「良かったです」
「今日は人工知能と部下に任せて私は仕事を終えます。ミリアルス~」
『はい。マスター、何でしょうか?」
「悪いが部下と一緒に店を頼む。俺は今日は仕事を終える」
『承知しました!お任せください!お疲れ様です」
「ありがとうよ」
『いえ、それでは失礼します』
「国王陛下、話は妻から聞きました。本当に色々とありがとうございます」
「いえ、国王としては子ども生んでくれるのは大歓迎ですから。応援しますよ。それで引っ越ししても大丈夫ですか?」
「はい。大丈夫です。恐れ入りますが、お願い致します」
「ナビィ」
「はい~部下に指示を出したわ。少し待ってね……うん。完了よ」
「はやっ!」
「そりゃ我々、天使だからね。余裕よ」
「ありがとう」
「それでは皆さん、カードキーです。これがマンションと家に入る為の鍵なので失くさないでくださいね。失くしたり足りない場合はマンションのスタッフに連絡してください。とりあえず6枚渡しておきますね」
「あ、ありがとうございます!」
ミリアルマさんが夫と娘2人にカードキーを渡した。
「それじゃ行きましょう。ゲート」
「ナビィありがとー」
僕達はゲートでマンションの前に移動した。そしてナビィの案内で家に入った。
「おいおい、嘘だろ……こ、国王陛下。こんなに広い家で良いんですか?」
「構いませんが人工知能はまた別途、契約してくださいね~」
「は、はい。その程度でしたら。ですがそれだけで良いんですか?」
「良いの、良いの。ミリアルマさん大丈夫?」
「は、はいぃ!……家が広すぎて未だに信じられません」
「お姉ちゃん。国王陛下って凄い方ね」
「そうね。私もとても驚いたわ」
「そうそう。2人とも学校で変に自慢したりしたら駄目だからね~」
「も、もちろんです……というか恐ろし過ぎてそんな事は出来ません!」
「お姉ちゃんと同じく」
「こ、国王陛下。これだけ広い家なら娘を預かっていただかなくても大丈夫だと思います」
「国王陛下、お母さんの言う通りです。それに娘の私が言うのも何ですが、両親は愛情が深いので2日だけで終わらないと思いますから」
「国王陛下、お姉ちゃんの言う通りです」
「そう?そこまで言われたら無理には連れて行かないよ。あーお金だけど別に何に使っても良いけど、子ども2人は生んでもらいたいな」
「「もちろんです!」」
「何か困った事があったらマンションのスタッフに言ってね」
「分かりました。国王陛下、本当に色々とありがとうございます」
「あっそうそう。念の為に言っておくけどこの件で娘さんを叱ったりしないでね」
「いえ、正直に言いますと……叱るどころか褒めてあげたいです」
「国王陛下、妻の言う通りです。これでも跳んで喜びたい程なんですよ」
「それなら良かったよ。それじゃ僕達は帰るね。またね~」
「国王陛下、ありがとうございました!」
「「「ありがとうございました!」」」
「はーい」
僕達はゲートでレストランに戻った。





