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613 サービス利用料金の値下げ

 1年9月16日


「やぁ2人ともおはよう……この場合はおそようかな?イブちゃんから聞いたよ。ゆうべはお楽しみだったんだろ?夫婦の仲が良くてよろしいですなぁ」


「のぞみ、おはよう。そのぉゴメン!」


「のぞみ、おはよう。申し訳ないわね」


「2人とも謝る必要はないさ。元々、予定は無かったし。たまには良いんじゃない?夫婦の仲が良いのは素晴らしいことだよ」


「ご理解いただきありがとうございます。そのぉ他の妻にはですね……」


「光一さん、分かってるよ。僕だって火に油を注ぐ様な事はしたくないし」


「ありがとう。助かるよ。それじゃ1階のレストランに行こうか。ゲート」


「光一、ありがとう」


 僕達はゲートで1階のレストランに移動した。


「ハミルトンくんはそろそろかな?」


「そうね。もう少し待ってね」


「それじゃ一応、報告を聞いておこうかな。店舗向けの新サービスの状況はどう?」


「それがね光一さん、電子マネー決済端末により、ハイエーピーと店舗売上情報サービスを契約する店舗が増加したのよ!」


「おー!それは良いことだと思う。でも何で店舗売上情報サービスが増加したんだろう?」


「そりゃ光一さん。電子マネー決済を導入すればお客さんは財布を持ち歩かずに済む。お店側は多額の現金を置いたり、銀行に現金を預けに行ったり、お釣りを計算して渡す手間が省ける。時代の流れに乗り遅れると損をするからというのもあると思う。決済手数料を取られるとは言えデメリットよりメリットの方が大きいと考える」


「うん。ハイエーピーを導入している店舗向けのサービスだから、ハイエーピーの契約は増加するよね」


「そう。ハイエーピー自体のメリットも大きいからね。でも電子マネー決済を導入するのは良いけど、今度は決済手数料の関係で売上管理が面倒になってくる。だから店舗売上情報サービスを契約する。電子マネー決済端末にあるテンキーで金額を入力するのが面倒というのもあるかな?まぁ元々、店舗売上情報サービスの利便性から導入を考えていたけど、サービス利用料金がかかるからなぁと悩んでいた人もいたと思う。そういう人も自動計算された金額が電子マネー決済端末に連携されるならと導入を決めたんじゃないかな?」


「なるほどね」


「まぁ元々、学校も無ければ計算機もない世界だからね~」


「そういう事なら店舗売上情報サービスを980円から500円に値下げしようか。もちろん既に契約している人も対象ね」


「うん。了解だよ。値下げしてもハイエーピーと電子マネー決済を導入してもらえれば十分に利益になるね」


「まぁね。ハイエーピー500円と店舗売上情報サービスで500円。合計1,000円だからね~。更に電子マネー決済手数料をもらえれば十分でしょう」


「ふふふっ通販番組みたいね。店舗売上情報サービスだけで月980円だった所、なんと!今回、大サービスです!店舗売上情報サービスを大幅値下げしてハイエーピーと店舗売上情報サービスの両方を契約してもなんと!月1,000円!大変お得になっております!更に導入コスト無く電子マネー決済を導入する事が出来ます!皆様のご契約をお待ちしております!……という感じね。分かったわ。良い感じに宣伝を含めて進めておくわね」


「うん。よろしくね~」


「光一、あなた恐ろしいわね」


「ブリタニア、そんな恐ろしいだなんて酷いなぁ。僕は毎月、約1,500円もお支払いいただくのは流石に悪いなぁと思ってね。中には毎月、1,500円かぁって悩んでいる人もいるだろうから、安くして普及させる事で国民生活を豊かにしようと思っただけだよ?」


「そう。『だけ』ね……まぁそういう事にしておきましょうか」


「おはようございます」


「おはようございますっ!」


「お~!ハミルトンくんと初音ちゃん、おはよう」


「おはよう。ハミルトンに初音ちゃん」


「やぁ。2人ともおはよう~」


「おはよう2人とも。どう?ハミルトンさん。異常ないかしら?」


「あっはい。イブさん。不思議な感覚ですけど大丈夫です」


「そう。大丈夫なら良かったわ」


「まぁまぁ、ハミルトンくん。とりあえず座って何か食べよう。僕達もちょうしょ……言い間違えた。昼食がまだでね」


「そ、そうね。食べましょう!」


「そうだね。光一お兄さん」


 僕達はそれぞれ好きなモノを注文した。全員、注文したモノが届いた。


「どうだった?ハミルトンくん」


「光一お兄さん、すっごい勉強になった!地球について色々と知ることが出来たし、小学校と中学校の特に科学が面白かった。魔法のイメージがしやすくなったから、魔法が上達しそうだなって思うよ!」


「そっか、そっか。それは良かった」


「地球については良い面も悪い面も知ることが出来て、それによってこの世界の良い面と悪い面も知ることが出来たよ。確かにこの世界は平和で魔法が使えて便利だけど、科学技術が遅れていて国が少なすぎる。人類の住むエリアがどれだけ狭いか理解出来たよ。そして光一お兄さんがどれだけ歴史を飛ばして……地球よりも先に進めようとしていて、どれだけ異常かを再認識出来た」


「うん。そうだね。そうなんだけどね……僕の異常さを再認識しちゃったのね」


「光一お兄さん、人類の住むエリアの拡大をよろしくね!一国の次期国王としては無責任極まりない発言だけど、世界各国で色々とあって大和王国以外の戦力が落ちている。いや、戦力が落ちていなくても大和王国以外に魔物を駆逐出来る程の戦力は無かったと思う。だからよろしくね!光一お兄さん」


「うん。魔物の駆逐については任せて。僕には自分の子どもの就職先をつくる責任もあるし……まぁ子どもは生まれてもいないけどね」


「そうね。光一、私達の子どもの為にも頑張りましょうね」


「まぁ現場で頑張っているのは部下なんだけど、僕は僕で出来る事を精一杯、頑張るよ」


 そうして僕達は食べ終えて食休み出来るまで会話を続けた。

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