606 遊びと睡眠について議論する妻
1年9月15日
「うん?ブリタニア、さっきからスマホをみているけど何かあった?」
「いえ……あ~一応、教えておいた方が良いかなぁ」
「ん?」
「昨夜、実兎と遊ばなかったの?」
「うん。そういう気分じゃないからって。やっぱり僕、傷つけるような事した?」
「いや、そうじゃないのよ。実兎が光一が欲求不満じゃないか心配してね」
「はぁ~気にしなくて良いって言ったんだけどなぁ」
「そりゃ光一は色欲の神に内定しているんだもの。気にしちゃうんでしょうね」
「他の妻はなんて?」
「当然、気にしなくて良いって書いているわ。ただね……」
「ただ…なにかあるの?」
「今日、一緒に寝る予定の彗星が『私もそういう気分じゃないから気持ちは分かる。そこで提案』ってね」
「提案とは?」
「う~んっとね。『人それぞれ欲求が強い人もいれば弱い人もいるから。夫の為にも欲求が弱い人は強い人に譲ったらどうかなって思う。夫にお話したい事があればチャットで連絡するとかすれば良いし』とね」
「僕は別に指輪のお蔭もあり落ち着いたから別に良いんだけどなぁ。まぁ欲求が強い人からすると30日以上、待つのが辛かったりするかもだから難しいなぁ。不満が溜まって爆発されても困るし」
「まぁあなたは立場的にはそうもいかないかもしれないけど、大浴場とかで遊んでいるから良い気もするんだけどね。光一の言った『不満が溜まって爆発されても困る』という意見もあるわね」
「ナビィもそういう気分じゃない日もあるから気持ちは分かるけど大丈夫なの?」
「私は言うまでもなく欲求が強い方だけど比較的、光一と遊んでいる方だから何とも言えないのよね。議論しているけど参加しにくい」
「あのぉ僕と一緒に寝られるだけで幸せな人はまとめて一緒に寝るのは駄目ですかねぇ?全く一緒に寝ないよりはマシかなと思うんですが」
「それじゃそれで提案してみるわね」
「お願いします。議論が荒れても困るんで」
「……第一王妃の私が言ったからなのかその方向で話が進んでいるわね」
「光一お兄さんも大変だねぇ」
「そう。大変」
「……意見がまとまったわ。光一の案が採用された。ナビィはどうする?」
「ナビィは日によるんでそういう気分じゃない日は飛ばしてもらって構わないわ。提案としては欲求が強い組は丸。日による人は三角。一緒に寝るだけで満足の人は四角でどう?……ってナビィが書けば良いわね。一旦大きくなるわ」
「うん。お願いね。本当に荒れても困るんで」
「はーい。書いたわ」
「はやっ!」
「そりゃ天使ですからして余裕よ」
「全員、回答したわね。私がまとめるわ」
「イブ、お願いね」
「光一さん、了解よ」
「ナビィさんとエイドさんは三角。他の異世界組は丸。ハロメンは彩花さん、紗也華さん、茜さん、まつりさん、鏡子さんは丸。他のメンバーは四角ね」
「光一、ありがとう。問題は解決したわ」
「ふぅ~そりゃ良かった。僕も書いておこう『悩みとか相談とか、ただ雑談したいだけでも良い。僕に何かあればいつでも気軽に連絡して。日中、仕事をしていても出来るだけ中断して話を聞くから。レストランでお客様と会話中以外ならいつでも大丈夫だからね。夫婦なんだから遠慮しないで言って。頼むからよろしくね』っと。これで良いだろう」
「光一、お疲れ様」
「ブリタニア、教えてくれてありがとう」
「良いのよ。同じ妻同士、出来るだけ喧嘩せずに仲良くしたいものね」
「僕もそう思う。派閥とか出来て争いになるのが一番困るんで」
「それじゃナビィはまた小さくなるね」
「ナビィもありがとう」
「光一さん、良いのよ。天使だからね」
「さてハミルトンくんにざっくりと今後の予定を伝えるね。今日の予定じゃなくて今後の予定ね」
「うん!光一お兄さん、教えて!」
「最先端の武器である銃とロケットランチャーというモノを使ってダンジョン攻略をしよう。僕が防御魔法を使うから安全だよ」
「おー!面白そう!」
「そして最先端の軍艦にも乗ろうね。せっかくだから戦闘訓練もみせるよ。これももしもの場合に備えて防御魔法を使うから安全」
「最先端の軍艦に乗れるの!しかも戦闘訓練までみせてもらえるなんて嬉しい!楽しみ!」
「後は僕のいた世界に観光しに行こうね。色々な面白い乗り物にも乗せてあげるよ」
「光一お兄さんのいた世界に行けるの!行きたい!そして色々と観てみたい!」
「実はね。特別に僕のいた世界に2つの島を創ってもらってね。そこで大和王国を建国したの。世界各国に国として認めさせたから、ある程度自由に動けるよ。理由としては僕のいた世界に時々、帰っていたんだけどね。マンションを建てて頑張っている女の子を支援して、僕と僕の妻が外を出歩く時もそうだけどエテルノを護衛に付けていたの。だけどエテルノは僕のいた世界には存在しない。世界各国はあまり仲が良くないから軍事大国がいくつもある。それらの国がエテルノの存在を知ったら世界規模の戦争になるからね。そうならないように神々に相談して特別に僕の元いた世界で建国する事を認めてもらったの」
「へー。相変わらず光一お兄さんは頑張っている女の子を支援したり、神々に光一お兄さんが元いた世界で建国を認めさせたり凄いね」
「まぁね。やっぱり時々は祖国に帰りたいからね。僕のいた世界には色々な料理があってね……」
僕達は時間になるまで雑談をした。寿司の話とかアトラクションとか色々とね。





