604 食事と温泉と実兎と睡眠
1年9月14日
「光一さん、そろそろ観光組が戻ってくるわ」
「それじゃこの建物の1階のレストランに行こうか。ゲート」
「ありがとう光一、ハミルトンと初音ちゃんも行きましょう」
「はい。お姉様」
僕達はゲートでレストランに出た。
席に座って5分程待っていると観光組が帰ってきた。
「いやぁ~楽しかったにぇ!」
「あっ光一さん!ただいま~」
「まつり、それから皆もお帰り~」
他の妻も挨拶をしてくれた。
「ところで、この子はどなたですか?」
「あーすみれ。それから皆に紹介するよ。リーベ王国の王子で次期国王のハミルトンくん。隣にいる子はハミルトンくんの彼女で初音ちゃん」
「ハミルトンと申します。よろしくお願い致します!」
ハミルトンくんはぺこりとして、ハロメンからは黄色い歓声が上がった。
落ち着いた頃にハミルトンくんに妻を紹介していった。20人いるからね。結構大変だった。
「光一さん、この子可愛いね~」
「まつり、そうでしょ?」
「光一さん、そろそろレストラン組も戻ってくるわ」
「ゲッ!?もうそんな時間なのぉ!?……本当だ!」
あっレストラン組も帰ってきた。
「光一さん、ただ今戻りました」
「シャーロット、それに皆もお帰り。お疲れ様~初めましての人もいると思うから紹介するよ。彼はリーベ王国の王子で次期国王のハミルトンくん。隣にいる子はハミルトンくんの彼女でエテルノの初音ちゃん。しばらく一緒に過ごす事になったんだ」
「初めまして。ハミルトンと申します。よろしくお願い致します」
僕はハミルトンくんに妻を紹介していった。
「全員、揃ったわね!姉として皆、ハミルトンをよろしくね。仲良くしてあげて。それで嫌な子は正直に言ってほしいの。夫以外に裸を見せることに抵抗がある子もいるわよね。それでハミルトンと初音ちゃんと一緒に温泉に入るのが嫌な子は挙手願います!」
おっ?誰も手を挙げない?
「え?皆、良いの?」
「まつりの意見を言っても良いかな?」
「うん。お願いするわね」
「まつりも夫以外に裸を見せることに抵抗があるけど、ハミルトンくんは年下だし、弟みたいで可愛いから別に構わない」
皆、うんうんと頷いてますな。
「え?良いの?いくら弟でも中学生とか高校生くらいになると一緒に入りたくないでしょ?」
「まぁ光一さん、そうだけどね。ハミルトンくんは真面目そうだし、可愛いから良いよ。可愛く無かったら断っていたけどね~」
「そうそう。それより、ともりは早く晩御飯を食べたいにぇ~」
「それじゃ食べようか。今日は…これにしよ!……ありがとうイブ」
「光一さん、良いのよ」
皆も料理とドリンクが届き食事と雑談を楽しんだ。
観光組は楽しめたみたいだ。リニアモーターカーとハイパーループに乗って楽しめたようで、学園都市の街並みには感動したようだ。
都内は殆ど日本と同じ街並みでそれが逆に面白かったらしい。案内されて各省や国会議事堂等に入ったりと色々とみたとの事だ。
それから横須賀に停泊している軍艦をみただけではなく、乗艦してちょっとした船旅もしたらしい。
主砲を撃ったり空母の艦載機による航空ショーを楽しんだりと貴重な経験が出来たと皆、喜んでいた。
……僕、それ聞いていないんだけど。まぁ妻が喜んでいるから良いか。
食事が終わって今は食休み中。レストラン組がお客様が少ないのは寂しさを感じたと話題に出した所で……
「あー!言うのを忘れていたわ。明日からレストランは満員になるからよろしくね」
「え?全ての枠?」
「そうよ?」
「収容人数3,500人だよ?今の10倍以上だよ?」
「うん。それが埋まったのよ。あっちゃんと注意書きで国王は仕事で不在って書いたわよ」
「それなら、なして?」
「そりゃアレでしょ?王妃の姿を観たり飲食を楽しんだりしたいんでしょうね」
「あ、そうなのね。まぁ満員になって良かったよ。それじゃ皆、そろそろ温泉に入ろう!」
「「「「「いえーい!」」」」」
一旦、解散して準備をして温泉の脱衣場の前の廊下で全員が揃うのを待った。
すぐに全員が揃い脱衣場で服を脱いだ。ハミルトンくんは顔が真っ赤で皆にからかわれていた。うん。良いねぇ。
大浴場で身体を洗い合いイチャイチャして温泉に入った。ハミルトンくんも中々、元気ですなぁ。
念の為に言っておくとガス抜きはしてもらったけど、本番行為はしていないよ。
ちなみに単純に温泉に入っている子もいたね。
ほら中には「ハミルトンくんとなら一緒に入るのは良い。だけど、本番行為じゃなくても私そういうのは……みるのは良いけどするのは無理ぃ」という子もいるからね。
そして脱衣場で服を着ておやすみの挨拶をして解散した。
今日は実兎と一緒に寝る。
「実兎、今日はよろしくね」
「は、はいぃ。こ、こちらこそよろしくです」
「とりあえず席に座って。ノンカフェインのアイスティーでも飲みながら少し話をしよっ!後、リラックス、リラックス」
「わ、分かりました」
「はい。アイスティー」
「おー!流石は光一さんです」
「実兎はどうする?一緒にお風呂に入る?それともさっき入ったから良いか」
「そうですね……先程、入ったので私は良いですが、光一さんは入りたければ待ってます」
「そっか。それじゃ僕も良いや。あーそのぉ……ベッドで遊ぶ?それとも普通に寝る?」
「ふ、普通に寝ましょう!」
「了解」
僕達は寝室に移動してベッドに入った。
「あのぉ。襲ったりしないんですか?」
「妻が嫌がっているのにそんな事はしないよ?あっそれとも恥ずかしくて遊ぶって言いづらかったとか?」
「い、いえ。そんな事はないです。そうですか。相変わらず優しいですね」
「そりゃぁね。あっ子作りした時にやっぱり痛かったとか嫌な事あった?」
「ないです、ないです!今日はそういう気分じゃないだけです。次に寝る時にそういう気分ならよろしくです」
「そっか。分かった。今日はどうだった?楽しめたかな?」
「すっごい楽しめました!最高の気分です。今でもワクワクしています」
「何が良かったとかある?」
「そりゃぁもう。全部ですよ。良くない点なんて全くないです。本当です」
「そっか。ハミルトンくんはどう?一緒に温泉に入るの大丈夫だった?」
「いやぁあの子は可愛いですね。真面目だし賢いし。一緒に温泉に入って楽しめました。今日はそういう気分じゃないのはそれもあるかもです」
「そっか、そっか。それなら良かった……配信出来なくてゴメンね。辛かったりしない?」
「いえいえ、謝らないでください。仕方ないですし辛くないです」
「明日、レストラン大丈夫?僕と結婚して失敗したなぁとかない?」
「レストランは大丈夫ですし、そんな結婚して失敗したとか全く思ってないです!むしろ良かったと思っていますし、心の底から愛しているのは変わりありません!実はこれでも申し訳なく思っているのですよ?」
「え?なんで?」
「そのぉベッドで遊ぶのを断ったので……」
「いやいや、全然、気にしないで良いから。逆に嫌なのに我慢される方が僕としては辛いから」
「ふふっありがとうございます。本当にお優しいです」
そろそろ寝る?それともお話続ける?」
「ごめんなさい。実は歩き回って疲れちゃったみたいで眠くてですね……」
「謝らないで良いって。そうだよね。気付いてあげられなくて申し訳ない」
「いや、そっちこそ謝らないでくださいよぉ」
「「ふふふっ」」
「それじゃ寝ようか。おやすみ」
「はい。おやすみなさい」
僕もどうやら疲れていたようですぐに眠りに落ちて行った。





