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601 ハミルトンの今後の予定

 1年9月14日


「光一お兄さんお待たせ!」


「お帰り~準備出来た?」


「うん!」


「それじゃ行こうか」


「光一お兄さん、どこに行くの?」


「天界にある僕のマンションの部屋だよ」


「おー!天界!」


「それじゃ失礼しますね」


「光一くん。改めてよろしく頼む」


「光一さん、よろしくね」


「はい!お任せください。それじゃ皆、行くよ」


 僕達は天界にある僕の部屋に来た。


「うわぁ~美しい景色。天界ってこんな感じなんだね!」


「この景色は僕が創ったんだよ。天界はイメージするだけで色々なモノを設置したり出来るの」


「へ~!」


「え~っと権限っと……ハミルトンくんと初音ちゃんは30階の部屋を使って良いからね。案内した方が良いかな?」


「お父さん、大丈夫よ。イブお母さんから情報共有を受けているから」


「そっか。2人に管理者権限を与えたから家具とか内装……例えば壁紙とか好きに変えて良いからね。イメージするだけだから」


「うん!お父さん、ありがとう!行こうハミルトンくん」


「分かった。案内よろしくね、初音ちゃん」


「ハミルトンくん、私に任せて!」


 2人は去って行った。


「とりあえず座ろうか」


「光一、色々とありがとう」


「ブリタニア、お礼を言われるような事をした覚えがないんだけど」


「なに言ってるのかな?ハミルトンの面倒をみてくれて、30階丸ごと2人に貸してくれたじゃないの」


「それくらい構わないよ。個人的にハミルトンくんは好きだし、僕達の子どもの結婚相手の親だからね」


「そっか。そうね。何だか不思議な気分だわ」


「ざっくりと今後の予定について話そうか」


「そうね。まず温泉は2人と光一、光一の妻全員と入るでしょ……」


「ちょっと待った。ブリタニアは良いかもしれないけど、夫以外に裸を見せたくない子もいるんじゃないかな?特に新しい妻の20人はね」


「それじゃそれについては夜に全員が集まったら話し合いましょう」


「うん、それが良いよ」


「次は観光ね。リニアモーターカーとハイパーループに片道だけ乗ってもらって、学園都市と都内を案内してあげましょうか」


「了解。イブ、明日メンバー的にはどうしようか?」


「光一さんとブリタニアさん、ハミルトンくん、初音、私とのぞみちゃん、観光庁長官で良いと思うわ」


「分かった。それじゃそれでお願いね。午後からでも大丈夫かな?」


「大丈夫よ。案内を含めて私達に任せて。もし午後だけでは足りないなら次の日でも良いじゃない?」


「ありがとう。そうだね」


「光一さん、良いのよ」


「それから光一の仕事の様子もみてもらいましょう!」


「僕、殆ど仕事してないって思われないかなぁ?」


「またまた何を言っているの?他国の王子の相手も立派な仕事だし、今も頭の中で考えている事はあるんでしょ?」


「まぁそっか。仲が良いとは言え他国の王子か。それと……うん、色々と考えている事はあるよ」


「それも立派な仕事よ。あなたの長年の仕事生活的に慣れないのは分かるけど、そろそろ慣れなさいって。国王は別に9時から17時まで書類仕事をしたり何かをし続けている訳ではないわ。まぁあなたの祖国の行政のトップは忙しいのかもしれないけどね。あなたには優秀な部下がいるんだから良いのよ」


「そうだね。そろそろ社畜体質を改善したいね」


「次に銃とロケランを撃たせてあげましょう。中々、経験出来るものではないから。銃やロケランでダンジョン攻略も光一が防御魔法を使えば安全でしょ?」


「うん。やらせてあげたいね」


「そして軍艦に乗せてあげましょう。せっかくなら戦闘訓練を見せてあげたいわね」


「おー!良いね~僕もやりたいし」


「後は地球観光ね。色々なテーマパークを貸し切りで遊びましょう」


「オッケー!」


「それから最重要なのがコンピュータに関する勉強と地球に関する勉強をD-Systemの例のゲームでさせてあげましょう」


「そうだね。その為に連れて来たんだからね。イブとのぞみ、授業内容を任せても良いかな?」


「分かったわ。光一さん、私達に任せて。のぞみちゃんもよろしくね」


「うん。イブちゃん、僕も協力するよ」


「何だかハミルトンくんにITの知識でも負けそうな気がしてきた」


「アハハ、光一さん、大丈夫だよ。エンジニアになれる程の授業は……求められたらする」


「するんかい!僕、負けるわ」


「まぁまぁ知識と経験は別物だからさ」


「そうよ。光一、あなたの社畜経験は無駄ではないわ」


「うん。そ、そうだね……多分。そう思いたい」


「まぁ初回はコンピュータの歴史とそれに伴うゲームの歴史。それからITに関する基礎的な知識だけ授業するから。薄く広くね。もっと知りたいと言われたら、その時に考えるよ」


「了解。よろしくね」


「うん!任せて!」


「それにしても光一。今更だけどどうしてハミルトンと仲良くしてくれるの?普段、男は知らんって感じの事を言っているじゃない?」


「さっきも言った通りハミルトンくんは好きだし、僕達の子どもの結婚相手の親だからだよ。ハミルトンくんが好きな理由は妻の弟であり、若いのに優秀で性格も良いから可愛いなって思うの。更に言うと隣国の次期国王だから仲良くして当然でしょ?……まぁ隣国の次期国王でも頭が悪くて性格も悪ければ最低限の付き合いしかしないけどね」


「そっか。ありがとうね。姉として嬉しいわ」


「良いの、良いの。なんて言うんだろうね?親戚のおじさんみたいな感覚かなぁ?可愛いし頭も良いから応援したくなるんだよね」


「ふふふっ。兄とかじゃなくておじさんなのね?」


「まぁ若返らせてもらったとは言え、中身がおじさんだからね。精神年齢も若返っている気がするってよく言われるけど、感覚としてはおじさんだねぇ」


「なるほどね。私も光一は良い意味で精神年齢が若いと感じるわ。見た目と同じく20歳くらいに感じる。だから私も気楽に呼び捨てにして話せるの。いくら夫とは言えかなり年上に感じたら私も気楽に喋れないし、呼び捨てにもしていないと思う」


「そっか。それなら良かったよ。ほら僕はよく精神的に不安定になって妻に迷惑をかけているなぁと思っていたからさ」


「迷惑だとか気にしないで。夫婦なんだからお互い支え合うものでしょ?」


「いつもありがとうね」


「こちらこそいつもありがとう」


「「愛している(わ)」」


「ふふっ」


「ふふふっ」


 僕達は笑いあった。こういうの良いなぁと思う。

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