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52 外交と3人目のお嫁さん?

 1年5月28日


 結婚式か衣装はどうしようかな?などと考えながらくつろいでいると部屋備え付けの電話が鳴った。


「はい?もしもし」


『国王陛下、ティア王国さんが面会したいとおっしゃっておりますがいかがいたしますか?』


「分かった。部屋まで案内してもらえる?」


『承知しました』


 獣人の国の王様か…何の用件だろう?と思いながら待っているとチャイムが鳴った。


「はい」


「突然お邪魔してすまない」


「いえいえ、どうぞお座りください」


「では失礼する」


「どうされましたか?」


「いや何、孤児などを引き受けて更に教育も受けさせてもらっていると聞いたのでな感謝の言葉を伝えたいと思って参った」


「ありがとうございます。私としては将来、我が国の国民となるか国に戻って活躍するかどちらでも構わないと思っています。いずれにせよこの世界にとっては良いことだと思いますから」


「素晴らしい!自国の利益だけでなく世界全体の利益を考えるというのはそう簡単に出来ることではない。更に国の法律として種族間の差別を禁止していると聞く。これも素晴らしい事だと獣人の国の王として思う。流石、創造神様が他の世界から連れてこられただけあって、性格が良く素晴らしい考えの持ち主だと私は思う」


「ありがとうございます。この世界で建国して良い国をつくってほしいと創造神様から頼まれましたから。これからも世界の発展に貢献出来るように尽力していきたいと思います」


「うむ、だが頑張るにしても程々にな」


「それはよく言われます。気を付けます」


「うむ、ではそろそろ失礼するとしよう。改めてありがとう。これからもよろしく頼む」


「こちらこそよろしくお願い致します」


「では失礼する」


「はい、ありがとうございました」


 なんだろう。頑張りが認められたようで少し嬉しい気持ちになった。



 少し温かい気持ちでくつろいでいるとまた電話が鳴った。


『国王陛下、ヒンメル王国さんが面会したいとおっしゃっておりますがいかがいたしますか?』


「分かった。部屋まで案内してもらえる?」


 チャイムが鳴った


「はい」


「突然お邪魔して申し訳ありません」


「いえいえ、どうぞお座りください」


「では失礼致します」


 女王様とても美しいなと思っていたらブリタニアに睨まれた気がした。こわい。


「どうされましたか?」


「まずは我が国の孤児達を受け入れ教育も受けさせてもらえたこと本当にありがとうございます」


「いえ、とんでもありません。私としては将来、我が国の国民となるか国に戻って活躍するかどちらでも構わないと考えています」


「そうですか。ありがとうございます。それからハーフエルフであるブリタニアさんと結婚し更に噂によると、同じくハーフエルフの聖女様と結婚されるとか。エルフの国の女王としてこれほど嬉しいことはそうありません。ご結婚おめでとうございます。2人をよろしくお願い致します」


「はい、ありがとうございます。2人を大切にし仲良く暮らしていけたらと考えております」


 なんでこの人、聖女様と結婚すること知っているんだ。なんだろう恐怖を感じる。


「そうですか。良かったです。今後、我が国とも友好的にしていただければと考えております」


「こちらこそよろしくお願い致します」


「はい、それでは失礼致します」


「お越しいただきありがとうございました」



『国王陛下、リア王国さんが面会したいとおっしゃっておりますがいかがいたしますか?』


「了解。部屋まで案内してもらえる?」


 チャイムが鳴った。


「はい~」


「突然お邪魔してすみません」


「いえいえ、どうぞお座りください」


「では失礼致します…3人しかいませんし敬語やめませんか?」


「構わないが…どうした?」


「もぉう私、疲れたんですぅ~」


「いや、ホントどうした?」


「優秀な部下が集まったのは良いけど!前の国王のせいで私の仕事が山程あってもうたえられない!」


「まぁ後始末大変だろうなとは思っていたけどそこまでか」


「コウイチさん!私と結婚してください!」


「いや、それは無茶だと思うんだけ…」


「あら、良いじゃない」


「ブリタニア。相手は現役の女王だぞ?結婚できるわけ…」


「いや、出来るわよ?リア王国を大和王国が併合すれば良いのよ」


「それだ!」


「いや、『それだ!』ってそんな事したらリア王国の国民怒るんじゃ?」


「ナビィちゃんとエイドちゃん来てもらえる?」


「了解」


「了解しました」


 ナビィとエイドが現れた。なんで呼んだのだろう?

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