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48 国際会議の開始と聖女の演説

 1年5月28日


 各国首脳を迎えに行く作業が終わった。

 特筆する点としてはまず獣人の国であるティア王国!

 獣人の皆さんケモミミかわいかった。

 後、獣人の国の王様はやっぱりライオン系の獣人だった。


 エルフの国のヒンメル王国は天国のように神秘的だった。

 僕の中ではエルフは貧乳というイメージだったが人それぞれだった。


 後は…ドワーフの国だな。

 ドワーフの国の王は何故か鍛冶仕事をしていた。

 迎えに来たと言っても最初は「俺は鍛冶仕事で忙しいんだ」といった感じだった。

 そこで「それが出来なくなるかもしれないので各国首脳が集まるんです」と説明した。

 そしたら「何!?どういうことだ!説明しろ!」と言われた。

 …そんなこと言われてもねぇ。説得してなんとか連れてきた。疲れたわ。


 他には特に何事も無く今は国際会議場にいる。

 全員集まったので部下に合図するためベルを鳴らした。

 そして僕はドアを開けて部屋に入る。

 すると僕が入ってきたドアを除き3方向のドアから各国首脳が入ってくる。

 そう、上座とか下座とかそういうのを無くして皆、平等とするためこういう作りにした。

 こういう所を気にするのは元システムエンジニア…というかサラリーマンだったのもあるのかな?


 皆、ポカーンとしているので座るように促した。

 各国首脳の座席には国名が書かれている。

 よく地球のテレビとかで国際会議をする際に旗か国名が書かれたモノが置いてあるのを思い出して採用した。

 まずは主催国として挨拶をするか。


「皆様、改めてお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。今回お集まりいただいたのは」


「お話を遮ってすみません。グラウベ聖国で聖女をしておりますシャーロットと申します」


 シャーロットさんが話に割り込んでくるのは想定外だ何だろう?


「今回の会議の重要性を皆様に正確にご理解いただく為に主催国でない第三国として事前にお話させていただきたいのです。まず、大和王国国王のコウイチ・タカナシ様、事前に私にお会いした事はありますか?」


 ここでいう「事前に」と言うのは迎えに行ったのを除いてという事だろうな。


「ありません。お迎えにあがった際にご挨拶をさせていただいただけです。失礼ながら我が国は建国したばかりでリーベ王国さんと交流するので精一杯でグラウベ聖国さんとはお付き合いはまだありませんでした」


「教皇様、それは事実ですよね?」


「それは事実です。我が国と大和王国さんとはまだ交流がありませんから。神に誓って事実だと明言しましょう」


「ありがとうございます。他の国ではどうか分かりませんが我が国では神に誓うという事は非常に重要な事です。私、そして我が国が大和王国と何ら関わりがないことを理解していただけましたでしょうか?」


 特に意見する出席者はいないようだ。


「それでは…ナビィ様、エイド様、円卓の中央に現れてもらえますか?」


「「はい」」


 急に2人が浮いた状態で現れて出席者がどよめく。

 シャーロットさん…どういうことだろう?


「ナビィ様とエイド様は天使ですよね」


「「はい!」」


「それだけでは信用しない方もいると思うので力を開放しちゃってください」


「「分かりました!」」


 力を開放?…っ!?2人から翼が生え頭に天使の輪が出て神々しいオーラが出ている。

 ん?僕以外の出席者が椅子から滑り落ちるようにして跪いた。


「も、もう良いですよ」


「そうですか?少し残念だけどしょうがないか」


「エイドも久しぶりに力を開放できてスッキリしました」


 2人とも元の姿に戻る。

 出席者の多くの人は呆然としながら席に戻った。


「お二人が天使であることは今、証明出来たと思いますがどうですか?」


 多くの人は呆然としたままで特に異論は出ない。


「ではお二人のマスターは誰ですか?」


「私達のマスターはコウイチ・タカナシ様です」


「そうです!マスターはスゴイんです!」


「ありがとうございます。出席者の皆様はコウイチ・タカナシ様がどういう方か少しはご理解いただけたと思います」


 シャーロットさんは第三者の立場から僕の発言力を高めようとしている…?


「ちなみに何故、天使が地上に降りて来てタカナシ様をサポートしているかと言うとタカナシ様があまりにも働きすぎて過労で倒れる恐れがあったからだと私は創造神様からお聞きしております」


 え?創造神様、聖女さんに色々と喋っちゃってるの!?


「それでは決定的なものを皆様にお見せした方が良いかと思います。タカナシ様、もしよろしければステータスを皆に見えるように表示してもらえますか?ステータスは偽装できない証拠ですので」


 少し悩んだが見せることにした。


「構いませんが…ドン引きしないでくださいよ」


【名 前】コウイチ・タカナシ

【年 齢】20

【職 業】国王

【レベル】120

【体 力】60,500/60,500

【魔 力】605,000/605,000

【攻撃力】1,200

【耐久力】2,000(指輪:4,000)

【素早さ】1,330(指輪:2,660)

【知 力】6,050

【幸 運】1,500(指輪;3,000)

【S P】0

【称 号】神の使徒、異世界から来た者、半神

【加 護】創造神の加護

【権 限】9


 見せた途端、出席者一同が目を疑うような反応をしている。

 ほらぁ…そういう反応になるじゃん。

 ん?あれ半神なんてものあったっけ?…えぇ?


「皆様、数値に驚かれていると思いますが、注目してほしいのは数値よりも称号と加護です。『神の使徒、異世界から来た者、半神。そして創造神の加護』です。それからナビィ様とエイド様、権限レベルはいくつか教えていただけますか?」


「ナビィとエイドちゃんは天使なので権限レベル8です」


「ありがとうございます。タカナシ様の権限レベルをご覧ください。権限レベル9です。半神という称号からも分かるかと思いますが、タカナシ様は天使を上回る存在という事です。私がタカナシ様の話に割り込んだのはこの事を皆様にご理解いただいてからタカナシ様のお話を聞いてほしかったからです。そうです『ただの若造』ではない…ということです。」


 なるほどね…僕が舐められないように援護してくれたんだ。

 話が進めやすくなって助かる。

 やっとここからは僕のターンかな?

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