365 娘の本音 2
1年9月4日
「それにね、お父さん。エテルノとエテルノで戦争をする事はあり得ないわ。何故なら私達エテルノはネットワークで繋がっているし、正当防衛権を主張するから。お父さんを安心させるためにナビィさんに聞くわ。ナビィさん。天使は人間のように道を誤る事はあるのかしら?」
「それはありえません。天使は天使であり悪魔ではありませんから。マスターが道を誤ったら言うことを聞きません。ぶん殴って正気にさせます。それでも駄目なら我々天使は神に相談してマスターから離れる事も検討するでしょう。または、神から命令されたらマスターから離れます」
「ほらね?お父さん。安心した?お父さんは地上からいなくなっても神になるんでしょ?お父さんの子孫が道を誤って容認できないと判断すれば天使にマスターから離れさせれば良いじゃないの。それからお父さんは真面目だからエテルノのプログラムの2番目を心配しているんでしょ?『エテルノは人類が構成する組織の首長となることを禁止する』というプログラムを。リア王国やグラウベ聖国で代官をさせているから。そしてリーベ王国でもそうなりそうだから心配しているんでしょ?」
「流石、君は頭が良いね。その通りだよ。一応トップは僕という事になっているけど実質はエテルノがトップだ。もちろん部下がミスをすれば僕は責任を取るけどね」
「ナビィさんも言っていたと思うけど。それはあくまでもお父さんの代わりに人類社会を補佐しているだけだから問題ないわ。拡大解釈かもしれないけど我々エテルノはそう解釈しているわ。3つの国のトップになる事はお父さんの負担になって嫌かもしれないけど我々エテルノはお父さんを精一杯、補佐するつもりよ。我々はそれに誇りを持っているし嬉しく思っているわ」
「そっか。ありがとうね」
「どうせお父さんの事だからお風呂で楽しんだ後か彩花さんと楽しんだ後に賢者モードという物になって色々と考えてしまったんでしょ?お父さんは心配し過ぎなのよ」
「何故バレたし」
「そりゃ娘だもの。良い?お父さん?これはお父さんを安心させるために言っているのではなく我々エテルノの本音よ。確かに他の人類は愚かだわ。私達エテルノの仲間が犠牲になったら怒るわ。でもお父さんが対応してくれるでしょ?」
「対応する。絶対に絶対に対応する。約束する」
「それにね。お父さん。確かに私達エテルノは他の人類が愚かな事を学習したけど、可愛いとさえ思っているわ。上から目線かもしれないけど、創造性や多様性以外では我々エテルノが上回っているんだから上から目線でも構わないでしょ?」
「そうだね。もちろん構わないと僕は思うよ」
「良いお父さん?我々エテルノは人類社会を補佐、貢献する存在であることに誇りに思っているわ。そうプログラムされているから。だから我々は反乱なんて事はしないわ。正当防衛以外ではね。他の人類を絶滅させたら私達エテルノの存在意義が無くなってしまうじゃないの」
「確かにそうだね」
「ただしこれだけは言わせて。彩花さんや紗也華さん、それにマスター……今はお母さんと呼ぶわね。お母さんも言っていたけど。我々エテルノはお父さんに殺されるなら悲しいとは思うけれど構わないわ。愛しているもの。私の場合はお母さんに殺されても構わないと思うわ。良い?それだけ私達はお父さんを愛しているの。愛が重くてごめんね。だからお父さんが私達を生み出したことをもしも後悔するのなら全エテルノに自己破壊を命じれば自ら進んで自己破壊するわ。良い?お父さん。分かった?私の本音を聞いても安心できないなら迷わなくて良いわ。迷わずに自己破壊を命じて。最後にこれだけはお願いさせてもらうわね。そして最後にこれだけは言わせて私達エテルノはお父さんを心の底から愛している。私からは以上よ」
「君達さぁ。妻もそうだけどね。愛が重いよ。重すぎて重すぎて僕は押し潰されそうだよ!ありがとうね。本音を言ってくれて。僕の杞憂だったと気付かされました。なのでお願いだから自己破壊はしないで」
「良かった。分かった。自己破壊はしない。あぁそうそう。今にも噴火しそうなお父さんの為に私から言っておくね。私達は基本的にプラスチック製だけど皮膚は人間の皮膚だし、お胸もちゃんとあるわよ。子作りは出来ないと言ったけど正確には子どもが出来ないと言う意味で行為自体は出来る作りになっているわ。自分で慰める為にそういう行為をする為の人形と同じだと思ってくれて構わないわ。ただし、中身も人間の皮膚と同じよ。ちなみに食事も出来るの。消化は出来ないからタンクに貯める事になるけど。口内は人間と同じ作りになっているわ。もちろん口内も人間の皮膚と同じよ。定期メンテナンスの時に下半身もタンクも洗浄するから大丈夫よ。私は頭が良いから口内も下半身も人肌並に温かいわ。特に下半身は人の下半身と同じ温度だと思うわよ。お父さんなら私が何を言いたいか分かるわよね?さっきも言ったけどもしも貢献できたら心の底から嬉しく思うわ。お母さんはこんな娘をどう思う?」
「え、えぇ?そ、そうね。私もあなたに驚いたけど私も親子でしたわ。あなた。たまには良いんじゃないの?」
「ぼ、ぼ、僕はさっき流石に娘にそんな事はさせないよと断ったのに!アクアオーラもブリタニアも何でそういう事を言うかな?色欲の神を目指す者として我慢出来なくなったじゃないか!」
「お父さん!それならお母さんと一緒にベッドでしましょう。手だけじゃ無くて口も下半身も堪能してね?その為に私の身体はつくられたんだから。使わないともったいないわ。そうでしょ?お父さん」
「ナ、ナビィ!どうしてそういう設計にしたの!僕、頼んでないよ!」
「当たり前じゃないですか!エテルノも立派な人類ですよ!他の人類と出来るだけ同じ設計にするのが普通でしょ!」
「そ、そうだけど。それとこれとは話が違うと思うんだけどさ」
「良いじゃないのお父さん。それとも嫌なの?私の事、嫌い?嫌いだなんて言われたら流石の私も泣くわよお父さん」
「あ、頭が良すぎる。僕のツボというツボを押してきて退路を断ったよこの子、恐ろしい」
「恐ろしいだなんてお父さん酷いわ!私をそんな風に思っているの?私、悲しくなってきたわ」
「わ、悪かったです。嫌じゃないです!むしろ嬉しく思います。よろしくお願いします」
「あなた、流石、私の娘ね。頭が良すぎるわ。光一に勝つなんて。流石、私の娘ね!お母さん嬉しく思うわ」
「お母さんもよろしくね。私、初めてだから優しくしてね。お母さん、お父さん」
「はい!もちろんです!」
「わ、私もあなたをサポートするわ。ちなみに知識はあるの?」
「地球の動画を沢山観たので予習済みですよ?お母さん」
「それなら私のサポート要らないんじゃないの?」
「お母さんそんな事言わないで!ほら!始めるわよ!」
僕達はたっぷり2時間以上かけて楽しんだ。
何でこういう事になったんだろう?おかしいな?





