356 自宅で妻達に説明 1
1年9月3日
紗也華の部屋に帰った頃には21時になっていた。色々とあったからなぁ(遠い目)
「何あなた遠くを見ているのよ!」
「これから皆に謝罪するのかと思うと遠い目にもなるよ」
「え?皆に謝罪するの?彩花だけじゃないの?」
「この際、皆に今日あった出来事を話すと共に謝罪するよ」
「えぇ?チョット待って!聞いてないんですけど!」
「言ってないからね」
「分かったわよ!どうなっても知らないんだから!フンッ!」
「アクアオーラはマスターが悪いと思います」
「う、うるさいわね!分かっているわよ!」
「それじゃ行こうか」
「分かったわ」
紗也華の部屋を出て僕の部屋に入る。
すると皆、拍手で出迎えてくれた。
「みんなありがとう!とりあえず僕達は夕食は後にして皆に謝罪したいことがあるから座って」
「謝罪?光一あなた何かしたの?」
「良いから座って落ち着いて最後まで聞いてください。口に何も含まないことをオススメします」
「分かったわ」
「まず彩花。昨日は寂しい思いをさせて本当にすまなかった。その分、今日いっぱい愛すから許してほしい」
「そ、そんな私は構いませんよ。ですが嬉しいです。後で愛してくださいね」
「うん。それで僕は天界に行って色々と話しました創造神様や生命神さん、正義の女神さんと一緒に今後について」
「うん。それで?」
「その時に僕は天界では1大欲求として有名だと話題になりました」
「ブッ!口にモノを含んでいなくて良かったわ。流石、光一ね」
「そして色欲の神になる可能性が高いと言う話になりました」
「そうね。それは私達も裁判で聞いたわ。ねぇ?光一。上級神になる特典てあるの?」
「まずその前に僕は神になっても今と変わらない感覚でプライベートな部屋をつくれて皆を愛せる事が分かりました」
「ほう」
「そして神の子がつくれることが分かりました。神の子と言っても生まれた子は立派な神です」
「へぇ凄いじゃない」
「そして下級神だと僕の妻は天界では僕の付属品扱いになるけど色欲の神となり上級神になると、そうさせた僕の妻達は生命神さんや正義の女神さん達と同格になります」
「凄いじゃない!光一!私も応援するわ!」
「私もです!」
「私達、妻は皆あなたを色欲の神にする為に応援するわ。ねぇみんな」
ジュリエットの問に皆が頷く。
「ありがとう。天界で裁判の方針含めて色々と話したんですが、色欲の神とか1大欲求とか言われて僕は欲求が溜まりました。なので地上に戻ってきてブリタニアにお風呂でしてもらいました。スミマセンでした!」
「あら?光一、私達気付いていたわよ?」
「え?そうなの?」
「だって2人が食事に帰って来た時、私の風呂の匂いがしたもの。ねぇ?みんな?」
それに皆が頷く。
「別に構わないわよ。あなたは色欲の神を目指しているんだし誰も怒らないわ」
「そうなの?」
皆が頷く。
「でもそれだけじゃないんです。アルバートさんを説教して城から追い出した後に元王妃のエイリーンさん。ブリタニアのお母さんがこう言いました『城のスタッフを解雇しないであげてください。メイドなどのスタッフは解雇しないであげてください。お願いします。その代わりに私とハミルトンの生活費は私が身体を売ることで稼ぎます。私は本気です!これでも元王妃です。歳は取っていますがそれを利用すれば多少は生活費くらいは稼げるでしょう』と言いました。いい年をしたハミルトンくんというブリタニアの弟さんがいる前でそんな話をしたんです」
「そうなの?」
「だから僕はこう答えました。『お母様、ハミルトンくんは頭が良いです。あなたの言った事も理解しているでしょう。だから驚いたのでしょう。お願いですから年頃の息子さんの前でそんな事は言わないでください。僕はそこまで鬼ではありません。あなたとハミルトンくんの生活費はちゃんと支給しますし、城から追い出す気もありません。メイドなどのスタッフを解雇しないのも構いません。それはあなたに必死で頼まれたのもありますが、城のスタッフも色々な事情があるでしょう。いきなり解雇するなんてそんな酷いことは流石の僕もしませんよ』と答えました」
「あなた意外と常識人で優しいからね」
「意外とってなんだよ!」
「だって1大欲求じゃない」
「うっまぁ良い。そしてブリタニアのお母さんはこう言いました。『ありがとうございます。ですが私は元王妃です。もう王妃ではありません。国民の税金で生活するなんて事が許されるとは思っておりません。かといって私に出来る仕事はありません。身体を売ることしか出来ない愚かな女だと思ってください。私は身体を売ります。あなたは優しいですが王妃で無くなった時点で夫のように城から追い出されても仕方がないと私は思っております。王妃で無くなった時点で国民の税金で生活するなんてそんな恐れ多い事は私はしませんよ。私は夫のように自己保身を主張するつもりはありません。女として覚悟は出来ています。どうかどうか止めないでください。お願いします』
「うわぁ」
「アクアオーラちゃんに言われました『国王陛下、アクアオーラからもエイリーンさん……ブリタニアのお母さんの名前ね。エイリーンさんは本気の目をしているとご報告致します。国王陛下の温情を誘うためではありません』と言われました」
「余計にうわぁ年頃の男の子の前で言うことじゃないわ。かわいそうよ」
「そして僕はこう言いました。『エイリーンさん。僕の精神衛生上の為にも勘弁してください。あなたはブリタニアのお母様です。妻の母親に身体を売らせるなんて事はしたくありません。容認出来ません。あなたは王妃で無くなったかもしれませんが、ハミルトンくんのお母様です。次期国王のお母様です。税金で生活しても何の問題もありません。ハミルトンくんの立場も考えてあげてください。ハミルトンくんが国王になった時にお母様が身体を売って生活しているなんて国民に知れ渡ったら大問題です。どうか僕の為にも止めてください。リーベ王国の国民に『大和王国国王は非情な人間で妻のお母さんであっても身体を売らせて生活させる酷い人間だ。次期国王のお母さんに身体を売らせるなんてなんて酷い国王だ』って思われる事になります。僕はリーベ王国民を怒らせる事になります。それともあなたはそれが目的ですか?実は僕の事を恨んでいるんですか?』と言いました」
「私も『お母様、私の為にもお願い。私は辛いわ。同じ女だからこそ辛いわ。大和王国国王であり新神である夫の為にもどうか考えなおして。お願いだから』と言ったわ」
「そ、それでどうなったの?」
「エイリーンさんは言いました。『わ、私はそこまで考えていませんでした。大変失礼致しました。お恥ずかしい限りです。私はあなたを恨んでなどおりません。本当です。少し冷静になって考え直しました。税金で生活する以上は次期国王のハミルトンを正しい方向に教育して過ごします』と」
「良かったわ。本当に良かったわ」
「僕はハミルトンくんの為にこう言いました『エイリーンさん。ハミルトンくんの為にも程々にお願いします。僕はハミルトンくんの年齢の頃は遊んで暮らしていました。もちろん勉強はしていましたが、色々と遊んでいました。エイリーンさんのお話の後だから誤解されないように言っておきますが、遊ぶと言っても女性とではありませんよ!この世界に来る時に創造神様に20歳まで若返らせてもらえましたが32年間女性とは一切、お友達すらいませんでしたからね!遊ぶと言っても趣味ですよ!勘違いしないでくださいね!』と言いました」
「そりゃそんな話の後で遊ぶなんて言ったら誤解するわよね」





