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336 リーベ王国上空に現る神々

 1年9月3日


「ローズさん教えてください。過剰防衛をした近衛兵は地獄の門番としては罪にカウントするんでしょうか?」


「はい。当然カウントします。命令されたとは言えスパイ行為をしていた犯人が地獄行きになるのと同じです」


「司法、裁判の専門家にお伺いしたいです。僕はどうすれば良いでしょうか?具体的にはアルバート国王と防衛大臣の処罰は」


「地上の法までは把握していませんが私としてはアルバート国王は無罪。防衛大臣は数々の罪と殺人罪で死刑が妥当だと思います」


「もう1つ聞いても良いですか?ローズさんはエテルノの殺害も殺人としてカウントするのでしょうか?」


「はい。します。創造神様が人類として認められたので」


「ありがとうございます。僕はエテルノを娘のように思っているので安心しました」


「それは良かったです」


「創造神様、リーベ王国の城の前ではまだデモは続いていますか?」


「それはもう凄い人が集まって今もやっておるよ。要因として昨日の事件が大きかったんじゃろな」


「ローズさんに2つお願いがあります。1つは大和王国の城の前とグラウベ聖国に銅像を飾っても良いでしょうか?」


「良いんですか!嬉しいです!」


「2つ目は僕はブリタニアと結婚しています。アルバート国王はブリタニアのお父さんです。従って僕だけでは説得力がないんです。身内を庇っているように見えてしまいます。そこでお願いです。僕と一緒にリーベ王国の城の前の上空に浮いた状態で、昨日の事件について解説してローズさんが考える妥当だと思う処罰について語っていただけないでしょうか?」


「は、はわわわ~緊張しますが頑張ります!」


「ついでに地獄の門番として地獄とはどんな所か説明してもらえないでしょうか?簡単にで良いです。地獄とは辛いところでいっそ殺してくれと思っても死ねないそんな場所だ程度で構いません」


「分かりました。抑止力の為にも協力します」


「ナビィ、お願いがあるんだけど」


「はい。何ですか?こんな恐れ多い所に呼び出して」


「地上の中継は続けている?」


「はい。続けています」


「それじゃ全世界の人にその映像を観るように誘導してくれないかな?例えば各国のニュース番組で速報としてリーベ王国のお城の前に新神と正義の女神が現れると。いや、確実なモノにしたいから全世界の全街に空間投影で地上の中継を流してほしい。全世界の全ての人に観てほしいから。お願い出来るかな?」


「分かりました。その重要性は理解しています。必ずやります。全世界に空間投影した後に速報としてお2人が現れると案内します」


「いや、僕も行くよ。ブリタニアさんも一緒に行こう。大丈夫、光一くんとブリタニアさんが空間に浮くのは僕がサポートするよ。ローズちゃんは解説に専念して。あぁ最初に自己紹介させてね」


「分かりました。速報として4人が現れると流します。全世界の全街に空間投影して速報として流した後に再度、ここに現れて合図します。皆様よろしくお願い致します」


「ナビィよろしく」


「任せてください。一旦失礼致します」


 5分程待ったらナビィが現れた。


「大丈夫です。お願いします」


「それじゃみんな行くよ」



 僕達はリーベ王国のお城の前の上空に現れた。


「みんな。おはよう。僕はこう見えて生命神だよ」


「皆様おはようございます。私はこう見えて正義の女神です」


「僕は大和王国国王で新神のコウイチ・タカナシです」


「私は光一の妻のブリタニアです」


「僕達の事、見た目では神だと分からないだろうから神の威光を出そうか。正義の女神ちゃんと光一くんもね」


「分かりました」


「僕も了解です」


「やるよ」


 僕達3人の後ろからオーラが出てデモ隊の人達が皆、跪く。


「もう良いかな?じゃぁ仕舞おうか」


 デモ隊の人達がゆっくりと立ち上がり拍手をする。


「みんな!正義の女神ちゃんに昨日の事件について解説してもらうから静かに聞いてね」


「皆様、私の話を聞いてください。私はこう見えて神界において司法、裁判の専門家であり地獄の門番です」


 ローズさんはゆっくりと僕達に解説してくれたように昨日の事件を皆に解説する。皆、静かに聞いている。

 解説が終わりローズさんが考える妥当だと思う処罰について語る。

 僕はアルバート国王と防衛大臣の処罰だけかと思ったら昨日の事件の全ての関係者の処罰について語った。

 創造神様が人類として認めたエテルノの殺害も殺人としてカウントする事も。その他の罪についても対象だと。

 そして地獄の門番として地獄とはどんな所か説明する。


「正義の女神ちゃん解説ありがとう。あ、生命神として殺人は容認出来ないと付け加えておくね」


「アルバート国王の娘として父が愚かなせいでリーベ王国の国民の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたこと深く深くお詫び致します。申し訳ありませんでした!」


 するとデモ隊から一斉に拍手が起こる。


「大和王国国王としてリーベ王国の宗主国としては一連の事件もそうだが特に昨日の事件は容認出来ない事であり非常に残念に思う。昨日、伝えたと思うが全世界、世界各国の首脳が昨日の事件は容認出来ない。断固として非難するとなった。世界各国は断交も検討するという話になっている。昨日、リーベ王国の国民にも犠牲者が出た。警察官にもリーベ王国の国民を守る為に何人も犠牲者が出た。エテルノにも他の人類と同じく自我がある。我々と何ら変わらない。殺されて、襲われて平気な訳がない。エテルノは僕の娘のような存在だ。強い怒りを感じた。宗主国としてリーベ王国の国民の為にも今回の事件には介入させてもらう。責任を持って関係者を処罰する。先程、正義の女神から解説していただいた事を元に責任を持って対応する事を約束する。それは大和王国国王として、また新神としての責任だと思う。以上だ」


 再び数秒間拍手が起こる。


「昨日の事件は神界としても容認出来ない。光一くん。悪いけど後始末よろしくね」


「分かりました。責任を持って対応します」


「うん。それじゃ話も終わった事だし天界に帰るね。みんなバイバイ」

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