318 朝のひと時と報告
1年9月2日
風呂から出てきた。今は8時半だ。
ダルい。最高に幸せだったけどね。
着替えは流石に皆が終わるまで後ろを向いて後から入った。
生命神様からもらった指輪……効果貫通して無力化してますがな。
「あなた本当に元気ね」
「僕は今はダルいけどね」
「正確にはあなたの息子さんが元気過ぎるわね」
「僕も正直それは困っているところです」
「生命神様からもらった指輪を着けてアレだものね。良かったわ脱衣場を汚されなくて」
「ホントスミマセン」
「謝らなくて良いわよ。健康的な証拠なんだから」
「僕は健康的過ぎて良くないと思うんだけどなぁ。私生活に影響が出る。そのうち依存症にならないか心配だよ」
「依存症なんてあるの?」
「紗也華と彩花も依存症があることを知っているよね?」
「私は知っていますね」
「私も知っているわ。あなたも気を付けてね」
「気を付けたいけどあなた方が元気過ぎて困っています」
「分かったわよ。今日だけね。程々にしましょう?」
「そうしてもらえると助かります」
「なんで敬語なの?」
「余裕の無さの現れですね」
「もうすぐオープンよ?しっかりしなさい!」
「そうだね。ウィンドウから報告ある?」
「報告は特には強いて言うなら死刑囚の話ですけど……聞きますか?」
「あまり興味はないけど一応聞いておくよ」
「男性は何だかんだで今の所は楽しくやってますが女性の方は雨が降りましてダンジョンで雨宿りしていたんですがその影響か1人発狂してしまいました」
「ちなみにどちら?」
「ホリーさんですね」
「あっそう。まぁ仕方ないんじゃないかな?元々死刑囚だし。死刑囚が発狂する事は珍しくないよねブリタニア?」
「え?わ、私?そうね私もそう聞いたことがあるわ」
「そういう事だからウィンドウちゃん、気にしないで」
「は、はい!私も仕方ない事だと思います。本来なら死刑になるところ無人島で生かしてもらえているだけありがたく思うべきです」
「ウィンドウちゃん。そこは難しい話でね。孤立した環境で死と隣り合わせだとね、2度と家に帰れない事に人間は発狂してもおかしくないんだ。ウィンドウちゃんみたいな考え方が出来れば幸せな環境だけどね。考え方次第なんだよ。だからね。考え方によってはさっさと死刑にするより残酷な事なんだよ」
「なるほど。勉強になりました」
「そういう事だから気にしない方が良いよ。監視役のエテルノにもお疲れ様とともに僕の考えも伝えてあげて。直接見ているわけでショックを受けていると気の毒だから……実験動物の観察と考えると気楽なのかな?」
「伝えましたが大丈夫だそうです。何だかんだでマスターの言う通り実験動物の観察みたいで楽しいみたいです」
「それなら良かったのかな?若干、危険思想に走らないか心配だけど」
「マスターの心配は理解できますが大丈夫です。ご安心ください」
「分かったよ。ナビィから報告はある?」
「昨日言われた箱根温泉の準備は出来ました。何度も来たいと思ってもらいたいので温泉宿はしっかりしたものを複数設置しました。状況に合わせて今後、更に増やしても良いかな?と思っております。商業ギルドも設置しておきました。平地が少ないので日本ではゴルフ場のあるところの山を削って平地を増やしました」
「山を削って大丈夫なの?」
「あっはい。日本でもゴルフ場になっているくらいですから。温泉には影響ありませんし土砂崩れがないように対策はしておきました。役所や学校、消防や病院等の街に必要なものと冒険者の為に冒険者ギルドとダンジョンも複数設置しておきました。冒険者ギルドには今日、話をしてみます。あぁ地下鉄やタクシーの整備ももちろんしました」
「ありがとう」
「それからレストランでお話が出て依頼された件も全て準備が完了しました。今は商品を生産しているところです。商品は地球のモノを参考に下着は特にそうですね。スポーツ用のモノも製造しています。もちろん最初から最高な製品の開発を目指していますが、お客様や王妃陛下の意見を参考に改良していこうと考えているところです。ナビィからは以上です。引き続き箱根温泉含め準備を進めていきます」
「ありがとう。よろしくね」
「はい!あっ丁度、時間ですね。一旦失礼します」
幕が上がりお客様が入ってきた。
1枠目は残念というべきかなんというべきか前の席まで来てもらえなかったけどお客様は楽しんでいるようで良かった。
前の席までお客様が来なかった理由は僕達が食事をしていたから遠慮したのかな?
でも昨日は来てくれたしたまたまかな?





