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310 新しい食堂の見学と囚人の様子

 1年8月26日


 僕達はマンションに帰ってきた。


「皆、昼食にしようか」


「はーい賛成!」


 ゲートで食堂に行き食事を楽しんだ。

 話の内容は主にジュリエットが怒った様子だ。

 ジュリエットは恥ずかしがっていてかわいかった。

 皆、ジュリエットは怒らせないようにしようと意見が一致した。


 マンションに戻る前に食堂を見ようという話になった。


「ナビィ、食堂は完成したかな?」


「はい。完成しましたよ!ゲートで庭に出てください」


「おー!大きな建物が出来ている。中に入ってみよう。


 正面の入り口から入ると映画館みたいに入って左側が階段状になっていて右側がステージみたいになっていた。

 左側は階段状だけど各段が広くなっていて前に落ちないように透明のガラスと木の手すりで出来た柵が出来ていた。

 これなら安心だね。少し急なスロープになっているけど許容範囲だろう。スロープも各段の所は平らになっている。

 そうじゃなければ各段の通路に入りにくいからね。広くて良いと思う。僕達の部屋は……完全再現されている。

 僕達の部屋には舞台の端に緩やかなスロープが出来ていて入りやすい。部屋の中は匂いも特に気にならない。

 新築特有の匂いがするかと思ったが無臭だ。


「ナビィ、部屋の中は無臭だね。建築特有の匂いがするかと思った」


「それは魔法で浄化したからです」


「そっかありがとう」


「他の部屋も見ます?」


「完全再現されているのが分かったから良いや。セキュリティは?」


「もちろんお店が閉まったら正面玄関は金属製のシャッターが降ります。皆さんの出入りはマンションと同様に共有廊下がありまして玄関もありそちらから出入り出来ます」


「それなら良かった」


「舞台の幕を下ろすと結界魔法が発動するのでそちらから侵入される事はありません。ご安心ください。火事などの非常時は開くようになっていますのでご安心ください」


「うん。分かった。ありがとう。それじゃマンションに帰ろうか。あっナビィ、テアとの結婚式は予定を入れないでね」


「分かっております。5日後ですと丁度、9月1日にオープンです」


「了解。それじゃゲートを開くね」


 ゲートでマンションに帰ってきた。


「ウィンドウちゃん、何か報告はある?」


「あっはい。囚人の様子をお伝えします。映像を観られますか?」


「僕は男の裸を見る趣味はないし女の裸を見るのは精神衛生上良くないので無しでお願いします」


「分かりました。えっと4人はそれぞれお互いを警戒していましたが同じ国の出身で同じ境遇だと分かると打ち解けたのか陰部を隠すのを止めて、警戒しながら島の探索を始めました。まだダンジョンや湖を見つけていないです。魔物を警戒して森に入るのを躊躇しているようです」


「あっそう。まぁ良いやあっゴメンね興味無さそうに返して。実際、囚人の様子にそこまで興味ないからさ」


「いえ、構いません。定期的な報告は不要ですか?」


「それじゃ何か動きがあったら報告して、例えば湖を見つけたとかダンジョンに入ったとか亡くなったとか」


「分かりました」


「あなたも中々ドライね」


「紗也華、僕は4人は死んだものと思っているし、囚人のサバイバル生活を観て楽しむほど性格が悪くないので」


「なるほどね。まぁ確かに他人だしどうでも良いか」


「あー。ブリタニアやジュリエットは気になる?」


「私も特に気にならないわ。自ら死ぬ覚悟で犯罪行為をするような人の事なんてどうでも良い」


「私も同感」


「おー!ジュリエット良いよ。その調子」


「もう!からわかないで!」


「からかってないよ。心が近くなった気がして嬉しく思っているんだよ」


「そう?それなら良かった」


「あっマスター、ウィンドウから報告です。商業ギルドの方が依頼の件で話があると近くの役所に伝言がありました。タクシーを使ったようです」


「報告ありがとう。ナビィ、対応してもらえるかな?それと店舗売上情報サービスを他の地域と同様に東京でも普及を進めてほしい」


「分かりました。商業ギルドにその話とPR動画も作っておきますね。本体でも使えますよって」


「お願いします」


「あ、それからマスター。ウィンドウから報告です。エルフの国からも夫婦で何組か来られました。皆さん学校に通われるそうです」


「報告ありがとう。嬉しいね。それじゃ僕は仕事をここまでにして家族との交流をするよ」


「お疲れ様ですマスター」


 家族と楽しい生活を過ごし夜になった。

 今日はシャーロットだ。性格が悪い所があるから要警戒だ。


「そんなに警戒しないでくださいよ。流石の私も傷つきますよ」


「バレた?シャーロットは性格が悪い所があるから警戒したの」


「そんなに性格が悪いことは……ありますね」


「自覚があるだけまだマシだよ」


「でも今晩は2人で色々と話し合いましょう。最近の事とか未来の事とか」


「その前にお風呂に入ってゆっくりくつろごう」


「もう!しょうがない人ですね!でも健康的な証なので理解しますよ。むしろ……」


「むしろ?」


「お風呂で満足してくれてありがたいと思っています」


「生命神からもらった指輪もあるからね。妻を傷つけたくない思いが強いから」


「優しい夫で嬉しいです」

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