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303 国王から国民に御礼とお詫び

 1年8月25日


「朝食に行く前にナビィとウィンドウちゃんから報告を聞こうか」


「おはようございます。マスター」


「おはようナビィ」


「おはようございます。ウィンドウからは全員役所での受け入れ作業が完了した事をご報告します」


「ナビィからはどう?」


「はい。皆さん新しい家の設計をしていただきましてマンションが60%、一軒家が40%でした。皆さん既に第2段階の引っ越しも完了しております」


「仕事は?」


「殆どの方は学校に通われるそうです。学校に新校舎を建てましてエテルノがそれぞれ個別指導するようにしました。皆さん習熟度がバラバラなので。それから商人希望の方も結構な数おられます。冒険者希望の方もです。リーベ王国のそれぞれのギルドに急ぐように伝えております」


「分かった。ナビィ皆さんに来てくれた御礼を言いたいどういう形がベストだと思う?」


「ニュース番組が良いと思います」


「分かった。そうする」


「皆、朝食に行こう」


「おー!」


 朝食では誰が出演するか話し合われて多数決でブリタニアに決まった。

 その後も皆でワイワイしながら食事を楽しんだ。


「それじゃウィンドウちゃん、ヒビキさんとコダマさんによろしくと伝えて」


「分かりました」


「それじゃ行こうか」


「えぇ」


 ゲートでスタジオに来た。


「ヒビキさんとコダマさん今日はよろしくお願いします」


「今日の撮影は何ですか?」


「首都に世界各国から約300万人来ていただけたのでその御礼を言いたくて今日は来ました」


「分かりました。今回はリハーサルしましょうか?」


「そうですね。お願いします」


「それでは3,2,1……」


「皆さんおはようございます。アナウンサーのヒビキです。今日はお客様が来ております。


「大和王国国民の皆さんおはようございます。国王のコウイチ・タカナシです。それと妻のブリタニアです」


「皆さん、おはようございます。王妃のブリタニアと申します。よろしくお願いします」


「今日は何やら皆さんに御礼があるそうです」


「はい。私、国王から皆さんに御礼とお詫びをさせていただきます。まずは御礼から世界各国から大和王国の首都に来ていただきありがとうございます。心から大変嬉しく思っております。それからお詫びです。世界各国から約300万人も来ていただけると思っておらず、城の食堂で無料で食事をしていただくはずが出来ずに申し訳なく思います。それから商人や冒険者の皆様、商業ギルドや冒険者ギルドの準備がまだ出来ておらず申し訳なく思います。お詫びに商業ギルドや冒険者ギルドの準備が出来るまで食事は無料で提供させていただきます。元々、城の食堂で無料で食事を提供する予定だったのでお詫びになっていない気もしますが、商業ギルドや冒険者ギルドが出来たら商人さんや冒険者さんの為にも無料という訳には行きません。申し訳なく思いますがお許しください」


(ナビィ、小学校や中学校に通っている人には学生証を発行していたっけ?)


(発行しているというか住民カードにデータが入っています)


(なるほど。ありがとう)


「また、学校に通っておられる方がいらっしゃいましたら国から毎月1人20万円を生活費として支給させていただきます。お手数ですが毎月、役所に申請をお願い致します」


(マスター、住民カードのデータはクラウドに同期されているので毎月の申請をせずに自動振込されます)


「失礼致しました。記憶違いで毎月1人20万円を生活費として自動振込させていただきます。よろしくお願いします。今後とも住民サービス向上の為に色々と考えて参りますのでよろしくお願いします。以上です」


「国王陛下、ありがとうございました。国王陛下の思いが伝わることを切に願います。それでは失礼致します」


「はい、カット。オッケーです」


「スミマセン。途中ミスしまして本番ではしっかりやります」


「大丈夫ですよ。その為のリハーサルなので」


「ありがとうございます。それでは本番よろしくお願いします」


 僕は本番ではミス無くやり終えた。


「はい、カットー。オッケーです」


「ありがとうございました。また何かありましたらよろしくお願いします」


「はい。こちらこそよろしくお願いします」


「それでは失礼します」


 ゲートでマンションに帰ってきた。


「あー!緊張した」


「お疲れ様です。マスター。スミマセン。事前に情報を伝えていなくて」


「いやいや、事前に仕様を確認しなかった僕のせいだから気にしないで」


「まぁまぁ2人とも無事に終わったから良いじゃないの」


「そうですね。マスターお疲れ様でした」


「リーベ王国の商業ギルドと冒険者ギルドから大使館に連絡がありました。ギルドに来てほしいそうです」


「それでは特命全権大使と私自らが行って参ります」


「ナビィよろしくお願いします」


「はい。マスターは大船に乗ったような気分でいてください。それでは失礼します」


「それじゃ僕達は昼食までお喋りしていようか」


「光一!撮影どうだったの?」


「スマホで観てみて」

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