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293 グラウベ聖国に改革を演説

 1年8月20日


「シャーロットとエリザベス。簡単な自己紹介をしてもらえれば良いから緊張しないで良いんだよ」


「「分かりました」」


「流石、双子、息ピッタリだね。それじゃ行こうか」


 ゲートをくぐって久しぶりにお城の執務室に来た。


「まずは座ろう。リハーサルしようか。3,2,1ってナビィが言うからその後に僕がこう言う。グラウベ聖国の皆さんおはようございます。もうこんにちはかな?まぁ良いや。大和王国国王のコウイチ・タカナシです。お騒がせしてスミマセン。大事な案内なのでお忙しいとは思いますが、皆さん聞いてください。まずは自己紹介をします。シャーロットお願い」


「グラウベ聖国の皆さん聖女のシャーロットと申します。神界でも色々な都合がありまして私が今も聖女をやっております。私の子孫が代々、聖女になりますので、他の国で言う女王のような立場だと思っていただければ幸いです。よろしくお願いします」


「シャーロットありがとう。僕は宗教のトップは教皇が政治のトップは聖女がやるべきだと考えております。他の国で言う女王と同じです。今までグラウベ聖国には政治という概念が無かったと聞いております。色々な問題があると聞いております。例えば貧困問題ですね。シャーロットは私と結婚したので私が政治の代理をさせていただいております。ご理解よろしくお願いします。おっと話が長くなってしまったね。エリザベス自己紹介をお願いします」


「はい。皆さん初めましてシャーロットの双子の妹のエリザベスと言います。夫のコウイチは新神と言いまして生命神様達と同格の神でもあります。ご存知かもしれませんが決して生命神様達の格が下だという事ではありません。夫はそれだけ神界で格があるという事です。その関係もありまして双子で結婚しております。夫には姉と一緒に愛していただいて良くしてもらっています。皆さんよろしくお願いします」


「エリザベスありがとう。僕の立場も説明していただいて本当にありがとうね。そうなんです。私、こう見えても神の一員なんです。全然、そんな雰囲気ないですよね。自覚しています。私は創造神様に建国を依頼されて大和王国を建国しました。学園都市もつくり各国から人々が集まり勉強していただいています。学園都市をつくった理由の1つは創造神様にこの世界を良くしてほしいと頼まれたからです。皆さんの住むグラウベ聖国も良くしたいと考えています。その一環として色々と考えましたのでまずは映像をみていただければと思います。それではナビィよろしくね」


 予定ではここで動画が流れるはずだ。


「いかがだったでしょうか?色々とあり困惑されているかと思いますが不明点があれば気軽に役所で聞いてください。あ、大事な事を言うのを忘れていましたがグラウベ聖国から無事に魔物を駆逐しました。これからは街と街の移動を安心してしてもらえればと思います。以上です。よろしくお願いします……こんな感じでどうだろう?」


「問題ないです」


「それじゃ撮影よろしくね」


「はい。本番行きますよー。3,2,1……」


 僕達はリハーサル通りに話をした。


「はい。カットです。オッケーです」


「それじゃマンションに戻ろうか」


「「はい」」


 ゲートをくぐりマンションに戻った。


「3人共お疲れ様」


「ブリタニアありがとう。映像をグラウベ聖国で流してもらえるかな」


「分かりました。テレビにも映しますね」


「お願いします」


 自己紹介の部分が流れた。


「こうやって観るとはずかしいですね。お化粧をした方が良かったでしょうか?」


「エリザベスそんな事はないよ。お化粧をしなくても十分に可愛いから。そのままの君でいて」


「ありがとうございます」


 天使達がつくった映像が流れた。

 最後に僕の挨拶が流れて映像が終わった。


「ナビィ良かったよ。分かりやすかったと思う」


「ウィンドウから報告です。早速、皆さん役所に並んでいます。お金の配布が理由として大きかったかと思います」


「混乱しているようなら人数を増やすとか対応するけど」


「いえ、大丈夫です。警察官が警備を強化していますから。銀行も準備できています」


「そっか。それなら良かった。ランチに行こうか」


「そうね」


 僕達はランチに行って映像の良かった点を挙げて楽しく食事が出来た。

 マンションに帰ってきた。


「ウィンドウちゃん、様子はどう?」


「皆さん慌てずにスムーズに進んでおります。銀行の窓口も同様です」


「ナビィから報告です。マスターの意向を反映しアンケートに家を買う余裕があるかないかを追加しています」


「ありがとう。早めに動こう商業ギルドでいつものように交渉してきてもらえるかな?」


「そうですね。分かりました」


「ありがとう。それでは今日の仕事はここまでかな?」


「はい。お疲れ様でした」


「ナビィもお疲れ様。シャーロットとエリザベスもお疲れ様」


「「はい。お疲れ様です」」


「流石、姉妹だね息ピッタリだ」


「意図して合わせている訳ではないのですが意識せずに私の脳と姉の脳が繋がっているのかもしれませんね」


「姉妹の絆だね」

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