282 地球から帰還し各国に銀行を整備
1年8月13日
異世界の天界に来た。
「戻ってきましたね」
「そうじゃの。皆とりあえず座ろう」
「光一くん、ペンダントを出して」
「はい。お願いします」
「うん」
生命神の手からペンダントに光が注がれる。
「いやぁ結構、神力を使ったなぁ。少しダルい」
「大丈夫ですか?」
「そのうち回復するから平気」
「それじゃワシも」
創造神様の手からさっきよりも強い光が注がれる。
「うん、出来たの。試しに着けてみて嘘を見破るように意識してみてくれんかの」
「それじゃ私がやってみます……光一、私のこと好き?」
「嫌い」
「おー!『嘘です』って音声で知らせてくれた……光一私のこと好き?」
「好き」
「うん、今度は『本当です』と音声で知らせてくれた。面白い」
「良いじゃろ?光一くん、今度は紗也華さんを殴ってみてくれんかの?」
「妻を殴るのは嫌なんですが」
「私は大丈夫よ」
「分かった。軽く殴るね」
「光一!思いっきり殴って!」
「分かったよ」
僕は思いっきり殴ると身体の表面から数センチの距離で止まった。
「おー!効果あるわ!」
「そうじゃろ?これなら安心じゃ」
「お2人ともありがとうございます」
「これくらい構わんよ」
「うん、失くさないようにね」
「こんなに高くて効果的なもの絶対に失くさないわ」
「私もです」
「そっか。光一くん地上に行ったら忙しくなると思うけど程々にね」
「はい。ありがとうございます。それではそろそろ失礼します」
「うん。また来てね」
「はい。失礼します」
地上に帰ってきた。ゲートをくぐってマンションに行く。
「皆、ただいまー!」
皆、おかえりーと言ってくれた。
「彩花と紗也華は荷物の整理に行っていて良いよ」
「うん、ありがとう。そうさせてもらうわ」
「それじゃ私も一旦失礼します」
「皆にプレゼント」
僕は皆にペンダントを渡した。
「いくら位するの?」
「50万円とちょっと」
「そ、そんな高いものをどうして?」
「いやね、彩花と紗也華のチャンネル登録者数が100万人を超えて記念にプレゼントを渡すと言ったんだけど『皆に嫉妬されちゃうから』と言われてね。確かにせっかく仲が良い妻達に争いの種を作りたくないなと思って皆の分も買ったの」
「チャンネル登録者数100万人超えたの?凄いじゃない。そんな偉業を成し遂げた結果だから私達、嫉妬しないわよ」
「私達もアイドル活動やるって言われたら困ると思ってね」
「あー。それはあるかもしれないわ」
「やっぱりあるんだ。それでねそのペンダント創造神様と生命神さんの加護が付いていてね創造神様の加護は空気中の魔力を使い常に身体の表面に防御結界を張り、意識すれば嘘を見破れるようにするもの。生命神さんの加護は病気にならず僕の王妃が産んだ子どもの数だけ同じ効果のあるペンダントが増えるようにしてくれた……最初は言わなければバレないから2人だけという話だったんだけどバレた時に争いになるのが怖いという事で全員分、付与してくれた」
「そんなバレても争いになんか……あーなるかもしれないわ。私もアイドル活動やるとか言うかも」
「というわけで皆の分と結婚予定のテアの分、同じものを用意したの」
「2人に感謝しないといけないわね」
「1年半に色々とあったけどそれは食事の時とか、2人に聞いてもらったりとかまた仕事が終わった後に話そう」
「そうね。あなた仕事、程々に頑張ってね」
「ありがとう」
「ナビィ、オース王国の銀行にリア王国と同じシステムを導入しようと思うんだけど可能かな?」
「はい。可能です。マスターは直接銀行を回るつもりだと思いますが我々天使にお任せください」
「それじゃぁ……特命全権大使を連れて銀行を回れば良いと思うんだけどどうかな?」
「首都はそうさせていただきます。地方は我々天使だけで説明可能です」
「それじゃお願いします」
「はい。任せてください。すぐに動きます」
「後はドワーフの国にも銀行を設置したいんだけど可能かな?」
「首都は特命全権大使を連れて使っても良い土地を教えていただきます。地方は役所に確認して銀行の設置を進めます。サーバーは一時的にリア王国のサーバールームに設置します。街造りが完了しましたら適切な場所にサーバールームを建設致します」
「それでお願いします」
「まだ余裕はある?」
「まだまだ余裕がありますよ」
「それじゃリーベ王国とティア王国とヒンメル王国にも銀行を設置してもらえるかな?」
「分かりました。システムは一度作ったのでそれをコピーするだけです。簡単です。サーバーは大和王国のサーバールームに一時的に設置します。理由は先程と同じです」
「分かった。それじゃお願いします」
「はい」
「まだ余裕はあるかな?」
「まだ大丈夫です」
「アーシア大陸とオーエス大陸に光ケーブルを増設しよう」
「分かりました。可能なのはここまでですね」
「分かった。ありがとう」
「いえ、必要性は十分に理解しておりますので」





