274 グラウベ聖国に訪問
1年8月11日
朝になった朝の7時だ。多分昨日、仮眠するつもりが爆睡した影響で早く起きたんだろう。
昨日はあれから少し会話してマンションに戻って食休みしてからリアと2人で寝た。
横ではリアがかわいい顔をして寝ている。寝顔を見るのは悪い気もするがかわいいから仕方ない。
リアはまだ起きないだろう。もう一眠りしようかな?
「あー。おぁよう」
「おはよう。まだ寝てても良いよ」
「今何時?」
「朝の7時」
「ならもう起きるわ。お風呂に入りましょう?ガス抜きしていれば丁度良い時間になると思うわよ?」
「どっちが介護しているんだか分からなくなる」
「お互い様ということで良いじゃない。健康的で」
そうして僕とリアはお風呂に入った。やっぱり我慢できなくなってガス抜きしてもらった。
脱衣所に一緒に出て僕は先に服を着て部屋を出た。本来なら待っているべきだが無理だと判断した。
「あっ!おはよう。今日もなのね」
「おはよう。情けないことに妻の着替えを待てなかった」
リア除く妻全員揃っていておはようと返してくれた。
「生理現象だもの仕方ないわ。興味本位で聞くけど後ろ向いていても駄目なの?」
「駄目ですね。多分、男性の中でも僕はそういう欲求が強い方なんだと思う」
「ふーん。個人差があるのね。勉強になったわ。あっリアもおはよう」
皆もおはようと挨拶する。
「さて仕事しよ。ウィンドウちゃん報告はある?」
「特に異常はないです。報告も物資の輸送が上手く行っている以外にありません」
「そうだよね。ありがとう」
「いえ」
「ナビィ、報告はある?」
「はい、各国の全ての街に仮の役所を設置しました。2割の戦闘に参加しなかった領主も土地を譲っていただき庭に仮の役所を設置しました」
「ありがとう」
「いえ」
「グラウベ聖国にも役所を設置しようと思う。どうやら政治がないらしいけど僕が直接現場に行って確認して来ようと思う」
「ナビィとウィンドウちゃんは付いて行けば良いでしょうか?」
「とりあえずそれでお願い。まずは朝食だ」
食堂で朝食を摂った。美味しかったし会話し楽しく朝食の時間を過ごせた。
「それじゃ皆、行ってくる」
「どうしてそんな死地に向かうような顔をしているのよ」
「昨日も言ったけど僕にとっては知識がない領域に入るから不安なんだよ」
「それでしたら私も行きますよ」
「シャーロット妊娠しているし無理しなくても良いよ」
「まだそこまで敏感に気にする必要はありません」
「分かった。案内お願いします」
「はい。ゲートを開きますね」
僕達はゲートをくぐった。聖騎士って言うのかな?よく分からないから警備兵で良いや。デカイ教会の入り口を警備兵が守っている。
「あのー。スミマセン。大和王国国王ですが、少々よろしいでしょうか?」
「新神様と聖女様!?何でしょうか?」
「この国の一番偉い人に話しをしたいんですが良いでしょうか?」
「えっと……この国の一番偉い人は聖女様と新神様ですが」
「あー教皇のような私達の次に偉い人に合わせてもらえますでしょうか?」
「アーロイ教皇は先日の件で辞職されましたので教皇は空席でしてどうしましょうか?」
えー。クビになるとは思ってたけどまだ決まってないのかな。どうしよ。
「教皇選出の投票権がある人で良いので案内お願いします」
「分かりました!こちらへどうぞ!」
しばらく歩くとドアの前に来た。
「ルトランス様、失礼します。新神様と聖女様がいらっしゃいました」
(ガタッ)
「す、すぐに扉を開けて席に座っていただきなさい。
「ハッ!」
扉を開けて席に座るよう促されたので席に座った。
「急に訪れてスミマセン。大和王国国王と聖女です」
「いえ、とんでもありません。お越しいただき恐縮です。私はルトランスと申します」
「本日は情報収集の為に参りました。先日の演説は聞いていただけましたでしょうか?」
「もちろんです。神々を信仰している我が国において新神様はとても大切なお方です。私も頭を地に着けたい思いですが逆に困惑させてしまうと思いこうして接しさせていただいております」
「配慮いただきありがとうございます。土下座されたら困っていました。いくつかお話を伺ってもよろしいでしょうか?」
「はい。なんでもどうぞ」
「アーロイさんはどうなりましたか?」
「教皇を解任となり地方の教会で再度修行させております。我々から見ても目に余る言動をしている中、生命神様がいらっしゃったので本人の希望もあり解任となりました」
「そうですか。次期、教皇は誰になりそうですか?」
「恐れ多くも私が有力だと言われております」
「そうですか。だから案内していただいたんですね。それなら話が早くて助かります」





