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24 まさかの創造神様降臨

 1年1月29日


「なんだか困った事になっておるようじゃな?」


 この声は創造神様!視線を上に上げると創造神様が浮いていた。


「そうなんですよ…今後の計画に影響が出るのでどうしたら良いか困っていまして」


「誰だ貴様!」「衛兵!何をしている!なんとかしろ!」

 …うわぁ。また怒号が飛んできた。君たち創造神様に失礼だろ。


「ワシか?ワシは創造神じゃよ?ほら」


 ほらと言った瞬間、創造神様の後ろからビカーっと眩しいくらいの後光が差している。

(バッ)あれ?なんか王含めてここにいる人が一斉に平伏しているんだけど。


 僕もした方が良いのかな?まぁいっか。


「創造神様とは知らず部下が大変失礼致しました!申し訳ありません!」


 あ、国王が創造神様に謝罪している。良い国王なんだろうな。

 ここまで部下の失態を謝れる上司なかなかいないよ。上司でなく国王だけど。


「構わんよ。いきなり下界に降りてきたのはワシの方じゃからな。本当は神が下界に介入してはいけないんじゃが…コウイチに関しては今更じゃしな。コウイチに依頼した計画に影響が出そうだったので降りてきてしまったわい」


「創造神様はタカナシ殿に何か依頼をされたのですか?」


 国王が僕に「殿」って付けているんですけど!?


「そうなんじゃよ。この国の東に島…というか大陸があるじゃろ?」


 ついに創造神様も大陸と言うようになったよ。もうあれ大きすぎて島とは言えないよな。


「ありますね。私の先祖が何度か兵を送り開拓しようとしましたが失敗したと聞いております」


「その大陸を開拓して建国するようにコウイチに依頼したんじゃよ。だから爵位や領地は困るというわけじゃ」


「あの土地を1人で開拓ですか!?スゴイですね。とは言いましても我が国の国王として此度の事の御礼をしたくてですね」


「それじゃったら建国にあたり困った時に相談に乗ったり友好国として接するという事で良いと思うがのぉ」


「分かりました。それではそのようにさせていただきます」


「うむ、それじゃ失礼するの」


「タカナシ殿、そういうことですので何かお困りの際は遠慮なくご相談ください」


「あ、はい。分かりました」


(やりづれぇ…国王に敬語使われるとか)


「また、これから建国するとのことですので、建国した暁には是非、友好国として協力していきましょう」


「はい。よろしくお願い致します」


「それでは部下に外までご案内させていただきます。またお会いしましょう」


「はい、それでは失礼致します」




 リーベ王国の会議室にて


 国王と宰相、近衛騎士団長ヴェスター、王女のブリタニアの4人が机を囲んで座っている。


「国王陛下、まさかタカナシ様が使徒だとは思いませんでした」


「ワシも長年生きてきたがここまで驚いた事は初めてだ。ブリタニア悪いが近い将来、タカナシ殿と結婚してもらえないだろうか?」


「はい!私としても大歓迎です。馬車の中で会話させていただきましたが、偏見がなくとても良い方だと思いました」


「そうか!それは良かった。馬車の中でどんな会話をしたのか良ければ話してもらえないか?」


「もちろん構いません」



 こうして小鳥遊光一の知らないところで婚約相手がほぼ決まったのであった。

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