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251 家族が地球に帰宅とシージャック発生

 1年8月8日


 マンションに帰ってきた。


「朝食では楽しく会話出来たわ。人生の先輩だから色々と勉強になることもあるわね」


「それは良かったよ。さて仕事しよう……あー書斎に行った方が良いかな?」


「なんで?」


「皆の会話の邪魔になるかなと思って」


「仕事と言っても報告を受けるだけでしょ?私達もある程度把握しておきたいわ」


「分かった。ありがとう。ウィンドウちゃん報告はある?」


「はい。ワープ航法により空母含む艦隊はリア王国の沖合で停泊しています。イージス巡洋艦での見学会は問題なく進んでおります。エテルノが皆さんを案内しております。食料の輸送任務もワープ航法を使って効率的に行えています。これは素晴らしい発想ですマスター」


「そうか。食料の輸送任務にも使えるか。それは良かったよ。国境沿いの街で特に異常はないかな?」


「はい。警察官が見回りを強化していますが特に異常はありません」


「オース王国の国境沿いの街を偵察用ドローンで発見されずに偵察出来ないだろうか?」


「それでしたら偵察衛星が先程画像を撮りましたが特に軍が集まっている等の異常はありませんでした」


「偵察衛星なんて配置していたっけかな?記憶にないけどまぁ良いや。それ以外に特に報告はないかな?」


「はい。強いて言うなら食品は卸売市場により物価が安定しています。服も同様です。トラバント地方にも卸売市場を設置した方が良いのではないかと私は思います」


「そうだね……しかし僕は動けないな。ナビィ」


「はい。話は聞いていました食品の卸売市場ですね。リア王国と同様に建設と役所のエテルノとナビィで商業ギルドに話を持っていきます。説明等は任せてください。リア王国での反応と同様に商業ギルドも好意的な反応をすると思われますので大丈夫です」


「悪いけどお願いします」


「任せてください。では失礼します」


「あっそう言えば各国の首脳に国際会議を開く件は大丈夫そう?」


「はい。特命全権大使が問題なく伝え了承を得られました」


「ありがとう」


「昼の12時までお茶を飲んでいようか」


「うん。そうしましょう」



 妻達とお茶を飲んで話をしていたら12時近くになった。


「それじゃ僕と彩花と紗也華で家族を地球に送ってくるよ」


「分かった。気を付けてね」


 ホテルに着くと家族の皆、既にチェックアウトしていて待っていた。


「それじゃ地球に行きましょうか」


「うん」



 地球に帰ってきた。


「なんだか久しぶりに帰ってきた気分だよ」


「私もです」


「しまった。ウィンドウちゃんを連れてくればよかったな。皆さん1階に行きましょう」


 2基のエレベーターに分乗して皆で1階に来た。管理人室のエテルノに声をかける。


「国王です。お客様3家族を家にお送りしてもらえますか?」


「国王陛下!分かりました。少々お待ち下さい!」


「悪いけど警備員のエテルノを僕に付けてもらえるかな?」


「それも承知しました」


 数分待つと車が3台玄関に来た。


「それじゃ皆さんまたお会いしましょう!」


「はい!失礼します!」


 車3台が走り去って行った。


「部屋に戻ろうか」


「そうね」


「すぐに異世界に帰らないんですか?」


「念の為、無事に送り届けた事を確認したくてね」


「心配性ですね」


「帰るまでが遠足ってよく言うじゃない」


「事故があると困るものね」


「まぁあの車は特殊な加工をしているから事故にあっても危険性は少ないんだけどね」


「そうなんですか?」


「車に乗る人は皆、僕からしたらVIPだからね。それなりの対策はするさ。部屋に着いたね」



 部屋で45分程度待つと全員無事に家に到着したとエテルノから連絡があった。


「警備員さんありがとう。戻って良いよ」


「はっ!承知しました!失礼します!」


「軍じゃないからそんなに固くならなくて良いのにねって事で異世界に帰ろうか?」


「そうしましょう」


「はい!」



 異世界に帰ってマンションまで戻ってきた。


「コウイチ!」


「なになに?どうかした?」


「マスター、申し訳ありません」


「え?何が?」


「イージス巡洋艦1隻が敵に乗っ取られました」


「はぃ?いやいや、待って軍港でしょ?なんで乗っ取られたの?」


「それはリア女王から答えるわね。軍港だけど警備がザルで一般人も入れるのよ」


「それは想定していなかったわ。普通、軍の施設は警備が強固なものだという先入観があった。やらかした!俺のバカ野郎!」


「マスター現在、船は港から出航して沖に向かっています。人質はリア王国海軍兵士3人。エテルノ2人の計5名です」


「敵は何名?」


「15名で武装しています。旧式の銃ですが」


 リア王国の全街に空間投影を行う。


「リア王国の皆さん。国王です。落ち着いて聞いてください。第一級非常事態宣言を発令します。至急地下に避難してください。繰り返します。第一級非常事態宣言を発令します。至急地下に避難してください。ただし押し合ったりしないで速やかに避難してください。マンションの地下や地下鉄のホーム等です。地下鉄は各駅に停車し運行を一時停止してください。詳しい情報は分かり次第お知らせします」


 空間投影を終えた。


「どうしてこうなった」

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