表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

249/899

246 ダンジョンで2階層目のボスとバトル

 1年8月7日


 その後、僕達は上級2足歩行型のロボットや上級蜘蛛型ロボット、上級マルチコプターと出会った。

 その数は60体。上級だけあって敵のHPが多い。ロケラン持ってきた方が良かったかなと思う程だ。

 入手したアイテムはAランクの魔石60個、原油1万バレル……カード状だから枚で良いか。15枚、金500kgが10個、鉄1t15個、レアメタルセット10tが10個、5.7x28mm弾100発セットが10個。

 ……中々の戦利品だと思う。レアメタルもそうだけど金の備蓄を増やせたのは国として大きいと僕は思う。


 そして現在、金ピカの中型ボスと対戦中である。1階層目と同じだね。柱が多数あり遮蔽物に困らないから無理ゲーではない。

 ボスの見た目は1階層目と同じく2足歩行の巨大ロボットだ。ミサイルを撃ってくる。

 これも同じくボスの背中に明らかに弱点ですってものがある。光っていて核はここですよ。みたいな物が。

 やっぱり流石、攻略可能な設定にしてあるだけはあるわ。


「僕が囮役をやるから皆は背中の弱点を狙って!エテルノの2人ともこれは指揮官の命令だからね」


「分かったわ」


「分かりました!」


「流石マスター私が反対する事を考え先回りしましたね。指揮官の命令であれば従うのみです。全力で攻撃します」


「同じくです」


 ボスの頭……目の辺りに数発撃ってターゲットをこっちに向けさせる。

 弱点以外を撃っても一応ダメージは入るからね。ヘイト管理は任せろってね。

 ボスがこっちに向かって歩いてきた。よし成功だ。


「皆、頼んだよ」


「分かったわ!任せて!」


「任せてください!」


「「了解」」


(タタタタタタタタタタタタタタタ……)


 P90の心地よい銃声が4人から聞こえてくる。発射速度は毎分900発だから50発の弾倉もすぐに空になる。

(パララララララ)の方が合っているのかな?毎分900発の発射音の心地良さは文章力不足で文字で表現出来ないな。

 それなりに有名な銃だから動画投稿サイトで検索すれば実銃の発射の様子の動画を投稿していると思う。

 気になる人は是非、観てもらいたい。……などと考え事をしていたら敵さんが僕の隠れている柱まで来ていたヤベェ。

 いや、ダメージは入らないけど当たったら駄目という縛りプレイをしなければつまらないじゃない。


 僕は急いで次の柱まで走る。ウヒョー!ミサイルが飛んでくる!

 ダンジョンのバランス調整の一環であえて中ボスのAIの性能を下げているんだろうな。

 進行方向の先にミサイルを撃てば命中するのに撃つ瞬間にいる場所にミサイルを撃つから当たらないんだなこれが。

 まぁ後ろで激しい爆発音と爆風が来るからヒヤヒヤするけどね。


「あ!4人共!空になった弾倉は床に放っておいて良いから。後で回収すれば良い。とにかく撃ちまくって!」


「分かっているわ」


「分かっています!」


「「了解」」


「それにしても敵が固いわ。ロケラン持ってきた方が良かったんじゃない?」


「紗也華もそう思う?次は『カールグスタフ』を持ってこようか」


「陸自が使っているモノね?」


「そうそう」


「良いわね!後方に注意が必要だけど使ってみたかったのよ!」


「同じ趣味で嬉しいんだけど女子としてどうなんだい?」


「良いじゃない!女の子だってゲームはするし現実で撃てるなら撃ってみたいものなのよ!」


「悪かった。同じ趣味で嬉しいわ」


「1人くらい妻に同じ趣味の人がいないとつまらないでしょ?」


「つまらないとまでは言わないけどありがたい」


「もっと私に感謝しなさい!」


「はい!いつもありがとうございます!」


「よろしい!」


「2人とも本当に色々と詳しいですし趣味が似ていますね」


「会話しながらヘイト管理しながら走り回っているんだけどどんな感じ?」


「うーん。もう少しでHP半分まで削れるかな?」


「そんな感じですね」


「まだ半分まで削れてないんだ……流石2階層目の中ボス」


「今から天使に頼んでロケランつくってもらったら?」


「ナビィ、エイド聞こえるー?」


「はい」


「聞こえてますよ」


「カールグスタフの最新型を4人分で良いからつくってもらえるかな?砲弾も大量にお願いね」


「最新型というとM4ですかね。陸自ではまだ使っていませんが大幅に軽くなってますから使いやすいと思いますよ。普通は2人1組で使うんですが1人でも使えなくないので良いと思いますよ」


「どれくらい軽くなったの?作れる?」


「もちろん作れますよ。M2が14.2kg、M3が9.98kg、M4が6.81kgですね。全長も若干短くなってますから扱いやすいと思います。砲弾はHEAT弾にしておきますね……インベントリに入れておきました。500発あれば十分でしょう」


「ありがとう」


「いえいえ。楽しんでくださいね。失礼します」


「ナビィも失礼します」


「ウヒョー!カールグスタフくんだ!いやぁ楽しいなぁ」


「ウィンドウちゃん。私アクアオーラが装填手をやるから撃ってくれる?」


「了解。1分間に6発を目標に撃ちましょう!」


「それじゃ彩花、装填手をお願い」


「わ、分かりました!装填します!装填完了!後方クリアです!」


「彩花ありがとう!撃つわよ!背中が見えた!発射!」


(ボヒューン!……ドゴーン!)


「いや、これまたいい音だね」


「ウッヒョー!楽しいわぁ!敵のHP結構削れたわよ」


「それは助かる」


「装填完了!後方クリア!」


「発射!」


(ボヒューン!……ドゴーン!)


「命中確認!」


「紗也華、今、敵のHPどれくらい?」


「多分、後2発撃てば倒せるわね」


「ありがとう」


「装填完了!後方クリア!」


「発射!」


(ボヒューン!……ドゴーン!)


「装填します!装填完了!後方クリアです!」」


「私も装填手がいて助かってる。これ1人で運用は大変だわ」


「軍が2人1組で運用するのにはそれなりの理由があるという事だね」


「撃つわよ!ターゲットに発射!」


(ボヒューン!……ドゴーン!)


「倒したわ!」


 振り返ると敵がゆっくりと倒れ光になって消えていく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ