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243 昨夜の回想と朝の報告

 1年8月7日


 朝になった。今日も良い天気だ。

 今は朝の7時。昨日は疲れた。

 皆、寝ているから今のうちに昨日を振り返ろう。


 まず、夕食の場では普段どんな仕事をしているのか聞かれた。

 普段、適当に仕事を終わらせて妻達とお茶を飲んでいるとは言えない。

 だから部下から報告を聞いてそれを元に方針を考えて部下に指示を出したり、現場に行って現場の声を聞いたり国民の生の声を聞いたり色々としていますと答えた。嘘は言ってない。


 お酒を飲みたいと言うのでエイドに頼んで高級なお酒を適当に買ってきてもらった。

 男性陣は「この酒は美味い」と騒ぐだけ騒いで食事を食べてすぐにぐっすり眠った。

 仕事や式で疲れが出たのだろうと思うことにした。

 女性陣はギリギリを攻めた口撃をしてくるので返答に苦慮した。

 彩花と紗也華も苦労していた。ホントお疲れ様。

 例えば子どもは何人つくるつもりなのかと聞かれたので妻1人に子ども2人ですかねと答えたら「英雄色を好む」とは本当だったのね等と言われた。いや、妻が多いだけで2人や3人までなら普通でしょうよ。

 ……夜9時になると「明日も仕事があるので」と言って解散した。母達が父達を起こして帰っていった。ホント疲れた。


 今日、朝7時に起きられたのは昨夜は早めにぐっすり眠ったからだ。

 多分、疲れと結婚式の日に他の女性と寝るのはと遠慮してくれたのだと思う。多分。

 ちなみに夜1人と一緒に寝る案は週に1日は皆と一緒に寝るという条件付きにより全会一致で可決された。


 皆が起きる前にベッドから抜け出して着替えてリビングに行こう。

 着替えてリビングに行くと既にブリタニアと彩花と紗也華がいた。

 ウィンドウさんとアクアオーラさんもいる。

 2人は一緒に帰ってきたんだがあまりにも成長していて「この可愛い女子高生は誰?」と皆と大騒ぎになった。

 2人とも同じセーラー服を着ていてお胸も程よい大きさ顔は素晴らしい程かわいい。


「みんなおはよう」


「おはよう」


「おー!今日は早いね!おはよう!」


「おはようございます」


「おはようございます。マスター」


「おはようございます。国王陛下」


「やっぱりまだ2人には慣れないな」


「このボディは不満ですか?元に戻します?」


「この素敵な身体に不満があるのでしょうか?」


「いえ。2人とも素敵な身体だと思います。不満はありません」


「変態ですね。マスター」


「やっぱりキャラ変わっているよね?」


「冗談ですよ。ボディを変える前に言った事をもう一度言っただけです。私は変わっていないことを証明するために」


「なるほど。そういう事なら良いんだ」


「はい!」


「今日は彩花と紗也華、ウィンドウさんとアクアオーラさんの5人でダンジョン攻略しようか」


「おー!良いね!」


「私も行きます!」


「『さん』と呼ばれることに慣れないですね。分かりましたマスター」


「国王陛下。承知しました」


「慣れないのはお互い様みたいだね」


「そうみたいですね」


「あっみんな起きてきたね。おはよう」


 朝の挨拶を皆、口々にする。


「さて少し仕事をするか」


「今日は書斎に行ってやらないの?」


「報告を聞くだけだからね。機密情報はないし。あぁそう言えば読んだことがあるな」


「何を?」


「宦官だったかな?機密情報を漏らされないように国王の周りで働く者は耳を聞こえなくされたり、王妃の世話をする男性は子作り出来ないようにされたりとそういう話があったなぁとふと思い出しただけだよ」


「何それ怖いんだけど」


「僕の元の世界のどこかの国では過去に実際に存在したから物語に登場するんだと思う。この世界と違って多くの国が存在するから」


「あぁ、それなら私も小説で読んだことがあるわ。光一と同じ趣味だし同じ本かもしれないね」


「あーそれなら私も聞いた事があるわ」


「ジュリエットの国であったの?」


「流石に私の国ではないわよ。フォルター帝国から噂話でね。あの国の権力者は拷問とか好きな悪趣味な連中だったからね」


「トラバント地方でそういう人がいるとは聞いた事がないけど」


「あーそれはね。彩花と紗也華のいる前で話しにくいんだけど……」


「私達なら終わった話だから大丈夫よ」


「はい」


「多分だけどそういう人達も権力者の命令で拷問とかに参加していたから処刑されて残っていないんだと思うわよ」


「あぁなるほど。それはありえるわ。明らかに権力者っぽくない人も処刑対象にいたからね」


「言われてみるといたかもしれない。私達の叫び声に無反応な人が」


「ま、まぁ怖い話は置いておいて、ウィンドウちゃん……さん報告はある?」


「その前にマスター。『ちゃん』でも良いんですよ。私も『さん』と呼ばれるのに違和感を覚えますし。大人だと流石にどうかと思いますが、私はまだ女子高生ですし失礼だと思わなくて良いですから」


「分かった。ありがとう。そうするよ」


「はい!報告ですがオース王国国境沿いの街に派遣した軍が到着しました。警察官も不審な動きがないか警戒を厳としています。軍はホテルに泊まってもらっています。最初は断られましたが国王陛下から『いつもお疲れ様。たまにはホテルでゆっくりしてほしい』との指示だと伝えると指示に従いました。ホテルには役所から宿泊費を支払っています。軍には本当の目的は伝えずあくまで遠征訓練という事にしていますが、警察官はエテルノで口に出す心配はないので本当の目的を伝えています」


「報告ありがとう。助かるよ。卸売市場の方はどうだろうか?」


「はい。商業ギルドの迅速な対応により既に稼働しています。商人の皆さんは最初は戸惑われていましたがルールを理解すると目的通りの働きをしてくれました。特に問題は無く各街で食料の安定供給が出来つつあります。食品の輸送任務もエテルノが問題なく対応しております」


「それは良かった。報告ありがとう」


「ナビィは報告はないかな?」


「はい!マスター!現時点で仕事がないので特に報告事項はありません。強いて言うなら昨日の結婚式の仮設の建物は全て元通り撤去しました」


「ありがとう。仕事が無くて申し訳ない。今は地球からのお客様がいるからあまり動けなくてね」


「いえ、問題ありません。天使達は夏季休暇だと理解しています。むしろ喜んでいます」


「お客様が帰ったら小説投稿サイトを作ってもらおうかなと考えている」


「それでしたらすぐに出来ますが?」


「昨日お世話になったから1日くらい休ませてあげたいという思いもあるんだよ」


「なるほど。配慮ありがとうございます」

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