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242 ジュリエットと色々な相談

 1年8月6日


 アクアオーラちゃんに軍の移動は地下鉄を使って良い。ただし遠征訓練中と国民に分かりやすく紙に書いて貼るように言った。

 地下鉄の費用は経費で良いとも。


「もしもし~お父様いる?何?会議中?そんなに重要な会議なの?確認してくるって?よろしくね」


 約5分後


「もしもし~お父様!久しぶりね。何かあったのかって?何もないわよ。ただ久しぶりにお父様の声が聞きたかったのと、誤解されないように事前に夫の大和王国国王から話があってね。今、変わるわ」


「もしもし。お久しぶりですニコランドさん実はリア王国で地下鉄が開通しまして軍の訓練の一環として地下鉄を利用した遠征訓練をするためにオース王国の国境沿いの街に向かわせているんですよ。もちろん言うまでもなく我が国からオース王国さんを侵略する意図はありません。そんな暇があったら大和王国本体の未開地の開拓をしますからね。ですから安心してくださいという内容のご連絡です」


「そうですか。わざわざご丁寧に事前の連絡ありがとうございます。確かに事前に連絡が無ければ現場の軍が慌てたかもしれませんね。助かりました。ありがとうございます」


「はい、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。失礼します」


「終わった?」


「うん。事前に連絡ありがとうって」


「そっか。私からオース王国の軍の内情を説明するわね。全て把握しているわけじゃないけど少しでも参考になればと思ってね」


「よろしくお願いします」


「まず、国王が全軍を管理下におけているかというとそうでもないのよ。分かる。問題よね。でも仕方ないの」


「どうしてかな?」


「うちの国には辺境伯という貴族がいてね中央から離れた地方に辺境伯の軍がいるの」


「あーなるほどね。それが『現場の軍』か」


「そういう事。もちろん辺境伯軍より中央の国王の管理下にある軍の方が強いわ。当たり前だけどね」


「海軍は?」


「海軍は海沿いの辺境伯の軍だけね」


「分からなくもないけどあまり良くないな」


「そうなんだけど仕方ないのよ」


「分かった。ありがとう。参考になったよ」


「どういたしまして」


「電話していて思ったんだけど出会った頃のジュリエットは敬語だったじゃん。それが距離感が縮まって嬉しく思ったね」


「改めてどうしたのよ?」


「いや、単に電話していて懐かしいなぁと思っただけだよ。あの頃はどんどん婚約者が増えていって驚きの連続だったよ」


「そうね。あの頃のあなたは半分諦めの表情をしていたわ」


「ジュリエットが最後だと思ったんだけどね。まさかその後にエリザベスと婚約するとは思いもしなかった」


「そうね。姉妹と結婚というのはこの世界でも滅多にないと思うわよ」


「僕もそう思うよ。まぁ僕が読んでいた異世界関連の小説の中にはそういう話もあったけどね」


「小説か。この世界には小説というものがないから作れるようにしたいわね」


「そうだね。それも僕の課題の1つだね。1つ案があるとすれば小説投稿サイトの作成かな」


「なるほどね。それならすぐにでも出来そうね」


「その課題としては個人的な考えだけどスマホでも出来るけど効率よく書くならパソコンかなと思うよ」


「パソコンか……まずはサービス開始してみてから考えても良いかもしれないわね」


「ありがとう。参考になったよ」


「2人きりで話したの初めてかもしれないわね」


「言われてみるとそうかもしれない。いつも皆がいるから」


「2人きりで話す機会を増やせないかしら」


「その件で僕から提案があって。夜一緒に寝るのを交代制にしたらどうかな?」


「それは検討してみて良いかもしれないわ。2人きりで話すことで新しい発見などもあるかもだし」


「そうだね」


「それに……あなた正直、皆を相手にするの大変でしょ?」


「ご理解感謝します。その通りです。僕から言いにくいんだけどね」


「そう?それなら私から皆に提案してみるわ。1週間以上間が空いてしまうけど皆も反対しないと思う」


「どうしてそう思うのか聞いても良い?」


「私みたいに2人きりじゃないとゆっくり会話が出来ないという人。悩みがあるけど2人きりじゃないと話せない人。2人でゆっくり楽しみたい人など色々な人がいると思うからそこは皆、察して反対しないと思うの」


「そう?皆、子どもが早く欲しいとガンガン行こうぜ状態だけど」


「それは周りと合わせている子もいると思うわ。私達、保健の教科書を読んだから毎日する必要がないと分かったし」


「それに生命神さんのアドバイスもあるからね。ダンジョン攻略の件」


「そうね。明日行ってみたらどう?今は仕事そんなにないでしょ?それに物資の補給も大切な仕事だわ」


「おっしゃる通りです。特に原油は銃を使ったダンジョン攻略でしか手に入らないからね。冒険者から流通しない貴重なアイテム」


「正直、3家族の相手は極力少なくしたいんでしょ?」


「うん。気を使うからね」


「それなら丁度良いじゃない。ダンジョンとは言え国内だし」


「そうだね。そうするよ。ありがとう。そろそろマンションに帰ろう」


「そうね!」

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