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232 結婚式の3家族全員集合

 202X年9月25日


 いきなり日にちが飛んだ理由は単純だ。

 彩花と紗也華は学校があるし僕達も美味しい料理を食べに行った以外は配信を観る以外、特に何もしなかったのだ。

 ブリタニアのお土産としてパンケーキを買ってある。アイテムボックスに入っているから問題ない。


「つ、ついに今日が結婚式ね」


「そうだね。僕は頭を抱えたいよ」


「どうして?」


「今までの結婚式には両親と弟は呼ばなかったんだ」


「なるほど。それで緊張している上、2人と同時に結婚式という事態に頭を抱えたい気分だと」


「その通り」


「大丈夫よ。そういう私も緊張しているけどね」


「私も緊張して夜しか眠れませんでした」


「しっかり寝てるじゃん!」


「まぁまぁなツッコミですね」


「ありがとう。緊張をほぐそうとしてくれて」


「いえ、私もこれでも緊張しているんですよ」


「両親には11時に車でスタッフに迎えに行かせると伝えたわ」


「私もです」


「異世界組の皆は先に異世界に帰っておこう」


「分かりました」


 皆が頷いたのを確認して飛ぶ。


「異世界に戻ってきた。先に部屋を出ておいて」


「はい」


 皆が部屋を出たのを確認して地球に戻る。


「お疲れ様」


「ありがとう」


「11時になったわね」


「そ、そうだね」


「気持ちは分かるけどあなたしっかりして」


「はい、すみません」



 11時半になった。僕達の家族が部屋に来る予定の時間だ。

 2人の家族もそろそろ到着するだろう。


(ピンポーン)


 部屋のベルだから僕の家族だろう。

 ドアに向かって鍵を開けてドアを開ける。


「お待たせ」


「よう!似合っているじゃないか」


「ありがとう」


「久しぶりね」


「うん」


「兄貴早くお嫁さんを紹介して」


「分かった皆、付いてきて」


「あら!可愛い娘さん達じゃない」


「あ、ありがとうございます」


「ありがとうございます」


「紹介するねこの子が彩花」


「小鳥遊彩花と申しますよろしくお願いします」


「この子が紗也華」


「小鳥遊紗也華と申しますよろしくお願いします」


 こんな感じで僕の家族も紹介していった。


(ピンポーン)


 あれ?あ、エテルノがオートロックを開けて案内してくれたのか。

 僕は玄関に向かいドアを開ける。紗也華のご両親が立っていた。


「お久しぶりです。どうぞ中にお入りください」


「久しぶりね。ありがとう」


「今日はよろしくお願いします」


「こちらこそよろしくお願いします」


「僕の家族を紹介します」


 双方の家族の名前を紹介していった。


「本日は息子が2人の可愛い女の子と結婚するという暴挙。申し訳ありません」


「いえ、私も当初驚きましたが娘の意志が固い事と光一さんの人柄の良さを感じ認めました」


「娘が色々とお世話になっております。私は失礼な言い方になりますが優良物件だと思っております」


「息子が何かしましたか?」


「あら?聞いていませんか?息子さんのお蔭でバーチャルアイドル事務所に所属出来て娘は大活躍出来ています」


「そうでしたか。それは良かったです」


(ピンポーン)


 僕は急いで玄関に向かう。玄関を開けると彩花のご両親が立っていた。


「お久しぶりです。どうぞ中にお入りください」


「ありがとう。失礼しますね」


 僕はまた同じ様にお互いの家族を紹介する。

 彩花と紗也華のご両親の間でも自己紹介していた。


「本日は息子が2人の可愛い女の子と結婚するという暴挙。申し訳ありません」


 母さん、またそれ言うの。まぁ自分でも暴挙だとは思うけどさ。


「いえいえ、光一さんの人柄の良さと娘の決意の固さを尊重して認めたことです」


「それに娘がバーチャルアイドルとして活躍できるように就職先までお世話してもらって感謝しています」


「そうなんですか?」


「はい。娘がキラキラ輝いている姿が観られて幸せです」


「それは大変良かったです。息子が少しは役に立てるようになって嬉しく思います」


「少しは」ってなんだよ!まぁ良いけどさ。


 それでは皆さんお集まりいただけましたので段取りを簡単に説明させていただきます」


「光一よろしくね」


「うん。まず結婚式は異世界の時間で11時に開始します。披露宴は12時の予定です。これから異世界に行きますが異世界ではまだ早朝ですので少しお待ちいただくことになります。驚かれないように予めご説明しますと結婚式と披露宴の様子は生配信されて国民が観ることになります。国民からすると国王と王妃の結婚式ですのでご理解とご協力をお願いします。次に結婚式では2人の神が降臨する予定です。創造神様と生命神です。2人とも穏やかな神ですので恐れたりしなくても大丈夫です」


「私達もよく会って話している良い神様なので安心してください」


「私から質問良いかな?」


 紗也華のお父さんだ。


「はい。大丈夫です」


「どうして2人の神が結婚式に降臨してくるんだい?異世界では一般的なのかな?」


「異世界でも一般的ではありません。地球に来る前に会話した時に生命神はこう言っていました『僕達の世界で地球人同士が結婚する。それも今回は地球からお客様も来る。僕達も本気を出したい訳ですよ』と。それから生配信されて大勢の人が観ることになるから、たまには神が地上に降りて信仰心を高めたいとも言っていました」


「後は私達2人に異世界の人が多大なる迷惑をかけたからそのお詫びという意味もあるようです。私達を傷つけた連中は分かりやすく言うと地獄送りになったそうです。それから私達の両親にも謝りたいからせっかくの結婚式を利用させてもらって悪いけど許してほしいと言っていました」


「なるほど理解した。ありがとう2人とも」


「他に質問等が無ければ異世界に行きましょう。無さそうですね。では行きますよ」

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