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230 結婚式と魔法について天界で確認

 1年8月6日


 今は朝の6時になる前だ。


「おはよう。みんな集まったね。ブリタニアには悪いけど地球に行こうか」


 皆、頷いたのを確認し転移する部屋に向かう。

 転移する部屋の鍵を開けて入り鍵をかける。

 一応、城の職員には僕達以外は入らないように言ってあるが念の為だ。

 何故かと言うと転移した時にそこに誰かがいるとどうなるか不明だからだ。

 あー創造神様に聞けば分かるか。


「みんな一度、天界に寄っていくね」


 皆が頷いたのを確認し天界に転移する。

 うん、天界に来た。


「やぁ、みんな久しぶり。あっ!安心して地上の時間は止めてあるからゆっくりしていってよ」


「本当はあまり乱用するといけないんだが、たまには良いじゃろう」


「さぁ、みんな座ってよ。皆のために畳とちゃぶ台を拡張したから問題なく座れるよ」


「それじゃ失礼します」


 皆、口々に失礼しますと言って座る。


「こっちの世界では今日が結婚式でしょ?どう心境は?」


「地球ではまだ日にちに余裕がありますが正直、今、既に緊張しています」


「私もだわ」


「私もです」


「今回の結婚式は地球から複数のお客様が来るでしょ?僕達としても緊張しているわけだよ」


「何か思わぬトラブルがあると困るとかですか?」


「まぁそんなところかな。良い意味でハプニングが起こると思っておいて……あぁ言っちゃおうか?」


「そうじゃな進行に影響すると迷惑をかけてしまうからの」


「神父さんには悪いけど創造神様と僕が地上に降りて誓ってもらおうかなと思ってね」


「神様に直接、誓うの!?」


「わ、私出来るかな?」


「あぁ気にしないで神父さんにするのと同じだと思ってもらえば良いから」


「どうして今回はそこまでしていただけるんですか?」


「それは天使達と同じ理由だよ。僕達の世界で地球人同士が結婚する。それも今回は地球からお客様も来る。僕達も本気を出したい訳ですよ」


「ワシも光一くんのご両親と弟さんに悪いことをしたから、せめてもの償いだとおもってほしい」


「なるほど」


「しかも今回は生配信されるんでしょ?大勢の人が観ると。たまには神が地上に降りておかないと信仰心が薄れるからね」


「まぁそんな事情もあるわけじゃよ。もちろん一番は祝福じゃがの」


「君達2人には僕達の世界の人が多大なる迷惑をかけたからそのお詫びという意味もあるかな」


「ちなみに2人に迷惑をかけた連中は君達に分かりやすく言うと地獄送りになったから安心してほしい」


「そうですか」


「それなら良かったわ」


「あー地上に降りた時にそれも言わせて。ご両親にもお詫びしたいし、多くの人に悪いことをするとこうなるっていう抑止力になると思うから。せっかくの結婚式を利用させてもらって悪いけど許してもらえると助かる」


「私は全く問題ないわ」


「私もです」


「国王の立場としてはむしろありがたいです。犯罪の抑止力になるので」


「うん、ありがとう」


「今のところ平和な世界じゃし光一くんのお蔭で皆の生活が豊かになって喜ばしいことじゃ」


「ありがとうございます」


「あ、彩花さんと紗也華さんにはしばらく関係ない話だけど生命神から1つアドバイスを」


「なんですか?」


「銃でダンジョン攻略したでしょ?1階層目クリアしたよね?」


「はい」


「銃で2階層目の中ボスを倒すと良いアイテムが手に入るよ。あ、妊娠中のブリタニアさんも使えるアイテムだね」


「生命神が彩花と紗也華がしばらく関係ないアドバイスをすると言うと子作り関係ですかね?」


「そこは手に入れてからのお楽しみということで女性陣の皆も興味深い話しじゃない?」


「コウイチさん!」


「はい、何でしょうかシャーロットさん」


「2階層目の中ボス攻略頑張ってくださいね!」


「女性陣から凄い圧を感じる。分かりました!頑張ります!彩花と紗也華も攻略手伝ってね」


「わ、分かりました」


「分かったわ……でも子作りは学校を卒業してからだからね!」


「それは重々承知しております」


「光一くん、聞きたいことがあって来たんでしょ?」


「あ、そうでした。転移した時にその場所に人や物があるとどうなりますか?」


「あーめり込まないか心配なんだね?大丈夫だよ。ちゃんと避けるから。でも狭い部屋に大人数で転移するとマズイかな?」


「それは分かります。ぎゅうぎゅう詰めになって最悪、犠牲者が出ると分かります」


「うん、その通り」


「後、この世界ではイメージで魔法を使えるとお聞きした記憶があるんですが僕のアイテムボックスは他の人も使えるんでしょうか?」


「うん、イメージ出来れば使えるよ。確か時間の概念が無く使われていない異次元を使用するんだったよね?」


「はい」


「それなら山程あるし何なら新しく作っても問題ないね。ただ生物も格納可能とすると悪用されそうだから注意が必要かな」


「そうですね。そこは伝えないようにします」


「うん、それが良いね。インベントリのイメージを応用して時間の概念が無く使われていない異次元を使用すると伝えれば良いと思う」


「ありがとうございます。そうします」


「用件は以上かな?」


「はい。ありがとうございました」


「うん、忙しいだろうけどまた落ち着いた頃に来てよ」


「ワシも首を長くして待っているからの」


「はい。そうさせてもらいます。それでは失礼します」



「行っちゃったね」


「そうじゃの」


「結婚式も楽しみだけど僕はダンジョンでアイテムをゲットした時の反応も楽しみだな」


「何が手に入るんじゃ?」


「内緒です。使ってくれれば良いんだけど光一くんの性格だと使わない可能性もあるからなぁ」

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