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217 リア王国の商業ギルドで依頼 2

 1年8月4日


「次に2つ目ですがスーパーマーケットというものをつくります」


「何でしょうそれは」


「はい。食料が大量に生産できたことはお伝えしたと思います」


「はい、お伺いしました」


「食料をリア王国にも大量に持ってきます。ですが今ある食品を扱っているお店だと規模が小さくて在庫を置くスペースが限られていると思うんです」


「確かにそうですね」


「そこで新たにスーパーマーケットという大きな食品店をつくります。そのお店の経営をする商人を紹介していただきたいのと、スーパーマーケットにより職を失った方を店員として採用できないかと思っております。そのための調整をお願いしたいのです。今ある食品店は全て国が土地も一緒に買い取ります。更地にしなくても大丈夫です。こちらで対応します。スーパーマーケットも在庫の管理と窃盗対策のためエテルノを配備します。スーパーマーケットもこちらで用意します。こちらは国営ではなく民営に近い形でやってもらいますが、国民生活の為にあまりにも高い価格設定で販売していたら指導を行い。それを無視されたら経営者を解雇して新たに探します」


「国民の1人としてそして商業ギルドのギルドマスターとしてその重要性と指導と処分の妥当性を理解しました。その点は注意させます」


「お願いします」


「少々お待ち下さい今、メモにまとめるので」


「はい」


「お待たせしました」


「いえ、2つ目の案件は以上です。次に3つ目ですがお話をする前に食料も価格が高いですが服の価格も高くないでしょうか?」


「そうですね。正直高いものなので中々買えません」


「そこで服の価格を大幅に下げられるようにします。今ある街の洋服店を潰すつもりは毛頭ありません。洋服の原価を下げられて売買される量が増えれば今ある洋服店さんも儲かると思います」


「確かにその通りです。私どもは何をすれば良いでしょうか?」


「洋服店さんに洋服を売る倉庫に近い店をつくりたいと思っています……私の元いた国では『卸売市場』と呼ばれ各店に商品を仲介して売る業者を『仲卸業者』と呼んでいます。その仲卸業者役の商人を紹介してほしいんです。国として直接お店に売れば仲介手数料がかからずに安く出来ると思いますが、どこの店がどの商品をどれだけ買いたいか分かりませんから。国としては各洋服店の間に入って『この商品をこれだけ欲しい』『この商品のここを改善してほしい』と言ってくれる人材がほしいんです」


「なるほど洋服の仲介業者の人員ですか」


「各店に在庫や要望の共有と防犯の為にエテルノを3人配備します。エテルノと一緒に仕事が出来る優秀な人材であれば構いません。個人には直接売らずに必ず各店に売るようにしてください。各店にはエテルノ2人で車で配送します。2人なのは防犯の為です。常に倉庫にいるエテルノ1人と車で配送するエテルノ2人で合計3人なんです。国営とさせていただき各街には国の車が服を配送します。格安の服を売るという仕事なので売上は不安定だと思われます。従って給料は月25万リアとさせていただければと思います」


「月25万リアとはまた凄いですね」


「はい。もしも想定以上に売上が良ければ25万リア以上お支払いします。とは言え無理やり売りつけたり手数料を私に相談無く上げたり横領したら解雇します。あくまで国営であり国民の為に運営しているので」


「その解雇処分は当然の事だと思います。売上による給料の上昇はあまり期待しないように言います。ご存知だからその金額にしたと理解していますがこの世界ではよくて20万リアの給料です。25万リアの時点でとても良い条件ですよ」


「はい。お願いします」


「少々お待ち下さい。これもメモしますので」


「はい」


「大丈夫です。完了しました」


「私からは以上です。今は余裕がありませんが今後、大和王国でやっているのと同じように便利なサービスをリア王国でも始めさせていただきます。それによって店の管理が楽になったり御会計が楽になったりすると思うので、信頼できる商人を探していただいている間に出来るだけ早めにサービス開始出来るように努力させていただきます」


「ほう。それも興味深いです。国王陛下には頭が上がりません。国民の1人として感謝しております」


「ありがとうございます。皆さんの生活がもっと便利にもっと豊かになるように色々と考えて行きます。よろしくお願いします」


「はい。こちらこそよろしくお願いします」


「それでは失礼致します。お付き合いいただきありがとうございました」


「いえ、こちらこそありがとうございます」


「はい、リア帰ろうか」


「うん!それでは私も失礼致します」


「はい、リア女王陛下もお幸せそうで何よりです」


「ありがとうございます!」


「ゲートを開くね」


「うん!」


 僕達はゲートで書斎に帰った。

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