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197 リア王国に街の発展についての演説 1

 1年8月1日


 あの後、ナビィと雑談していたらお昼になったので妻達と食堂へランチに行った。

 リア王国で取り組んでいる事を皆に話して今日は早めに書斎へ戻った。


「ナビィ状況はどう?」


「はい。各銀行にキャッシュカードを発行する機械とATMを設置しまして銀行員に説明も全て完了しました」


「トラバント地方のようにお金を貸すシミュレーションも出来るようにタブレット端末の配布と説明もした?」


「はい。もちろんです。その為の銀行改革ですので」


「それならサービス開始しても大丈夫そう?」


「はい」


「あ、でもスマホはどうやって配布しよう」


「それでしたら天使の力を使って全員に配ります。しかし立ち止まっていただかないと困ります」


「それなら僕が『皆様にスマートフォンという便利なアイテムを配るので一旦立ち止まってください』とアナウンスすれば良いかな?」


「それでも立ち止まらない人には天使の力を使って強制的に立ち止まらせます」


「そうならない事を祈るよ。撮影場所はどこにしよう?」


「お城の執務室のソファーに2人並んで座ったらどうでしょうか?」


「分かった。そうする。サポートは頼んだ」


「はい」


 書斎から出てリアに声をかける。


「リア、そろそろ国民にアナウンスしたいんだけど良いかな?」


「良いわよ」


 お城の執務室に来て2人揃ってソファーに座る。


「それじゃナビィ、各街に空間投影してくれるかな?」


「はい。分かりました。3,2,1……で始めます。良いですか?」


「了解」


「大丈夫」


「それでは3,2,1……」


「国民の皆様こんにちは。リア王国の女王のリアです。隣にいるのが夫で大和王国の国王のコウイチです」


「皆様こんにちは。大和王国の国王のコウイチ・タカナシです」


「今日は皆様に重大発表とプレゼントがあります。お騒がせしてすみませんが立ち止まって聞いていただけると嬉しいです」


「まずは皆様にスマートフォンという便利なアイテムを配るので一旦立ち止まってください。お願いしますね」


「みんな!無事に受け取っていただけましたか?それはとても貴重で重要なアイテムなので無くさないでくださいね」


「実はこのアイテムは結構値段が高いアイテムなので大事に扱ってください。便利なアイテムなので。紛失すると購入することになります。無料でプレゼントは特別に初回だけですよ」


「実は私がリア王国の女王として大和王国の国王にあるお願いをしたんです」


「お願いされて『分かった』と答えたら泣かれてしまってね。泣かれてまでお願いされては僕も本気を出すよ」


「その話は恥ずかしいから止めてよ!」


「僕が『やっぱり。リアは女王に相応しいよ』と言ったら泣いてしまってね……あぁ分かったそれ以上は言わないから足踏まないで」


「とにかく!私が頼んだのはトラバント地方のようにリア王国も発展させてもらいたいということなの!」


(ナビィ、トラバント地方の街の様子を流せる?)


(それくらい簡単に出来ますよ)


(それじゃお願い)


「多分、今トラバント地方の街の様子が映っていると思う。リアはリア王国もこんな風にしてほしいと頼んできたんだ」


(もういいよ)


(分かりました)


「こういう街にすると何が変わるかと言うと井戸まで水を汲みに行かなくても家の中で水が出せる。電気が使えるし毎日風呂に入れる。水道と電気は有料だけどそんなに高くないから安心してほしい。いきなり家の中で水が出せるとか電気が使えるとか言われてもイメージ出来ないよね?イメージ映像を観てもらおうと思う」


(ナビィ出来る?)


(当然です。映像が完了したら声をかけます)


(お願い)


(……完了しました)


(ありがとう)


「映像を観てもらえたかな?今、みんなが手元に持っている箱に薄い機械とケーブルともう1つ物体が入っていると思う。その薄い機械はスマートフォンと言ってとても便利なアイテム。でもそれを使うのには電気が必要なんだ。詳しくは説明書を読んでもらえれば嬉しい。大事な事だから言っておくとその薄い機械を落として画面を割らないように注意してね」


「みんなには色々な選択肢があるの。大きな建物をマンションと言うんだけどマンションは上の階は眺めは良いかもしれないけど隣人の騒音が気になるというデメリットもあるの。もちろんお互いが気を使いあえば騒音の問題も無く平穏に過ごせるわ」


「みんなゴメンね。2人でイチャイチャしていたら途中から敬語で話すのを忘れていたよ」


「あ、私もだわ。まぁいいわよね?」

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