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182 東大和の調査結果の報告

 1年7月20日


 公園に行くと各部隊のリーダーだけが現れた。

 僕は全員が来ると思っていたけど確かにその必要性はないな。うん。


「まずはファーストナンバーから報告をお願いしたい」


「まずご存知かもしれませんが鉄とアルミの巨大な鉱山と油田がいくつかありました」


「あ、聞いたことがあるかもしれない。それぞれ何年くらい採掘出来るか教えてもらえるかな?」


「まず鉄とアルミですが数千年は取れると思います。油田は複数ありましたが合計すると約1万年は取れると思います」


「そんなに?」


「はい。フル稼働して計算しましたのでフル稼働しなければ更に長い年月取れます。恐らく創造神様のバランス調整の一環かと」


「なるほど」


「次にミスリルとアダマンタイトの鉱山も見つかりました。どちらも数百年取れると思います。噴火の恐れのある火山はありませんでした。私からは以上です」


「うん。ありがとう。お疲れ様」


「いえ、お役に立てて光栄です。それでは一旦失礼します。必要でしたらまたお呼びください」


「うん、分かった」


「次はラストナンバーお願いします」


「はい。まずは鉱石についてですがオリハルコンの鉱山が見つかりました。千年近くは取れます」


「それは良かった」


「次に温泉地ですが山の至る所に見つかりました。火山はそれだけ活動していますが噴火の恐れはないです。私からは以上です」


「ありがとう。お疲れ様」


「お役に立てて光栄です。それでは私も失礼します」


「リップルはどうだろうか?」


「お2人の報告を聞いた所、特に漏れはないと思います」


「そうか。それだけ確認出来れば十分だよ。ありがとう」


「お役に立てたのであれば光栄です。それでは失礼します」


「マスター良かったのですか?タスクがありますが?」


「ナビィ、僕は天使達を少し休ませて上げたかったんだ」


「なるほど。休息も大事ですからね」


「この後はどうします?」


「一旦、マンションの書斎に戻ろう」



 マンションに帰ると嫁さん達も帰ってきていた。

「ただいまー」「おかえりー」と挨拶してから書斎に入る。

 やっぱりここは落ち着くな。


「ウィンドウちゃん、北海道の制圧状況はどうだろうか?」


「はい。報告によると半分は制圧したとの事です」


「早いね」


「人数が多いですからね」


「分かった。ありがとう」


「マスター、考え事ですか?」


「うん。ミスリル、アダマンタイト、オリハルコンは地球にない素材だから学園都市にもノウハウがないと思ってる」


「確かにその通りです。採掘したらサンプルを元に研究を進められると思いますが」


「一度ドワーフの国の国王と相談しようかと思っている。ただその前に貨物船と港をつくっておきたい」


「そうですね」


「うん。全ては明日だな。今日はもう仕事は終わり!ナビィもゆっくり休んでね」


「はい。本当にホワイト企業ですね」


「やることないしその方が良いでしょ?嫁さん達とのコミュニケーションも大事だし」


「その通りですね。お陰様で私の労働環境は劇的に改善されました。ありがとうございます!」


「いえ、こちらこそ今まで負担かけて申し訳無かった」


「あれは仕方ないですし過去は良いんですよ!それじゃ私も失礼します」


「うん、また明日ね」


「ウィンドウちゃんもいつもありがとう」


「マスター、どうしたんですか急に?」


「感謝の気持ちは定期的に伝えていかないといけないなと思っただけだよ」


「そういう事ですか。お役に立てて光栄です」


「うん。それじゃ嫁さん達の所に行こうか」


 その後、僕はお茶を飲みながら嫁さん達と会話し夕飯の時間になったらご飯を食べた。

 この食材も地球から輸入していると思うと複雑な思いになった。

 だけど仕事以外でそういう事を考えるのは控えようと考えることを止めた。

 今はまだ建国したばかりで仕方ないからと。

 その後は食休みして会話して風呂に入って寝た。



 1年7月21日


 あーいい朝だ

 今日も僕が一番最後に起きたようだ。

 部屋を出ると全員揃っていた「おはよう」と挨拶して城の食堂で皆で朝食を摂った。

 しばらくお喋りしてから部屋に戻り書斎に入った。


「ウィンドウちゃんおはよう」


「おはようございます」


「そう言えばウィンドウちゃんは夜どうしているの?」


「夜ですか?書斎の椅子に座ってバックアップを取ってますよ」


「横にならなくて大丈夫?身体に負荷がかからないかと思って。使ってない部屋があるから使ってもらっても良いよ?」


「そうですね。私自身は気にならなのですが自己メンテナンスをすると腰の辺りに負荷がかかっているようです」


「早く言ってくれればいいのにってそうもいかないか。ゴメンね気付くのが遅くなって。こっちに来て」


 ウィンドウちゃんを連れて空き部屋に入る。空き部屋と言っても家具とかは揃っている。


「この部屋を使ってくれて良いから」


「良いんですか?こんなに素敵な部屋を使わせていただいて」


「良いんだよ」


「ありがとうございます!嬉しいです!」


「それじゃ今日からはこの部屋を使ってね。気付くのが遅くなって本当にゴメンね」


「いえ、お気になさらないでください。それでは仕事に戻りましょう!」


「そうだね!仕事を始めようか!」

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