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175 天使の指揮命令系統を構築

 1年7月19日


「アカリ1001号ちゃん」


「はい、何でしょうか?」


「依頼していた道路の件はどうだろうか?」


「既に全て完了しております。一般道も高速道路もです。ですので今はタスクがない状態です。休息は十分出来ましたのでご心配いただかなくても大丈夫です」


「それでは北の地の鉱山と温泉を探してもらいたい。それから活火山の中で噴火の恐れのあるものがないかも調べてほしい。出来るだろうか?」


「はい。大丈夫です。お任せください。北の地ということは地球で言う北海道は除く形でしょうか?」


「うん、その認識で大丈夫。調査はどれくらいかかるだろうか?」


「そうですね……くまなく調査するので1ヶ月ください」


「やっぱりそれだけかかるか……あまりにも広いからね」


「マスター、意見具申してもよろしいでしょうか?」


「そんなに畏まらなくて良いよ。何かな?」


「分かりました。では申し上げます。天使を1万人まで増やされてはいかがでしょうか?」


「そ、それは多くないかな?僕は千人でも困惑している状態なんだけど」


「マスターが我々を生み出す経緯はナビィさんからお聞きしております。神界に行って土下座して頼み込んだ所も含めてです。マスターはこの国だけで無く世界規模で色々と考えているともお聞きしております」


「そこまで聞いたのね」


「はい。その上で申し上げます。恐れながらマスターは勘違いをされていると思います」


「自分では思い当たる点がないんだけど、どの辺りだろうか?」


「天使を生み出し過ぎて余ったらどうしようとお考えではありませんか?」


「思っている。ナビィも自分の仕事が無くなったらどうしようと嘆いていたし」


「私、いえ私のネットワークに繋がっている皆の総意では意見が異なります」


「どういう事だろうか?」


「この国、この世界の今の状況を考えるに仕事は山程あります。違いますか?」


「確かに。今、考えている大きな仕事はいくつかある。鉱山が見つかれば更に増えるだろう」


「そうですよね?元SEだからお分かりになるはずです」


「元SEだからというと工数かな?1,000人で30日かかるものが1万人いれば単純計算で3日で終わるはずと」


「そういう事です。せっかくですからナビィさんをお呼びしましょう。ナビィさん」


「はい、何でしょうか?」


「ナビィさん、まずはタスクの報告をマスターにお願いします」


「は、はい。えっと新京都の公園は完成しました。結婚式を行える環境にあります」


「ナビィありがとうね」


「ナビィさん提案なのですがよろしいでしょうか?」


「は、はい。どうぞ」


「ナビィさん。中間管理職になりませんか?」


「それ一番イヤな立場じゃないですか」


「言葉を改めますと普通の国で言う宰相です。マスターの宰相になりませんか?」


「そう言われると良いかもしれない」


(ナビィ単純だなぁ)


「聞こえてますよ」


「心を読むのは止めていただきたい」


「分かりました!それでどういう話でしょうか」


「マスターが抱える天使の数が増えました」


「確かにエイドは兎も角、リップル、ヒカリ、ライト、そして3期生、4期生……多いですね」


「あーそれ僕も思っていたんだよ。仕事を割り振るにしてもタスクが偏らないようにする課題」


「そうですよね?」


「あ、3期生は郵便サービスの件で働いてもらったから数日休んでもらうように言ったからね」


「ナビィさんにはマスターの側でサポートをしていただきたいんです」


「なるほど」


「そしてマスターの考えに対してアドバイスをしたり我々部下に指示を出していただきたいです」


「良いかもしれない」


「私は4期生を統括する4期生の指揮官だと思ってください。ヒカリさんライトさん3期生はリップルさんが指揮官になったらどうでしょうか?一度、3期生までの全員を呼びましょう」


「リップル参上!」


「ヒカリも来たよ」


「ライトも」


「フレアです。我々、3期生も全員来ました」


「3期生の皆、休んでと言って早々に呼び出してゴメンね」


「いえ、とんでもありません。大丈夫です」


「4期生の指揮官である私から皆様に提案です。リップルさんがヒカリさん、ライトさん、3期生の皆様の指揮官になってはいかがでしょうか?」


「リップルとしては特に異議なしでーす!」


「ヒカリもです」


「ライトもです」


「3期生も問題ありません」


「それではリップルさんとヒカリさん、ライトさん、3期生さんでネットワークを繋げてはどうでしょうか?」


「分かりました。私を中心にネットワークを構築します」


「ヒカリ参加しました」


「ライトも参加しました」


「3期生も皆、完了しました」


「リップルさん、先程もマスターからお話がありましたが3期生の皆様は郵便サービスの準備で働いて来たので数日お休みという話になっています」


「分かりました。それでは3期生のみんなー。ゆっくり休んでね!」


「はい。ありがとうございます。失礼します」


「ヒカリさん、ライトさんもよろしくお願いしまーす」


「はい。こちらこそよろしくお願いします」


「私もよろしくお願いします」


「それでは私達も解散して大丈夫ですか?」


「いえ、念の為リップルさんだけ残ってください」


「わっかりましたー!」


「それでは失礼します」


「失礼します」

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