表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

176/899

173 優秀な部下と北海道制圧作戦

 1年7月18日


 僕達は再びテスト走行の様子を観ている。


「ナ、ナビィ……テスト走行は無事に進んでいるね」


「そ、そうですね……丁度、駅で荷物を積むテストをするところですよ」


「ナ、ナビィ……インベントリが空になったら言ってね。またダンジョンに行ってくるから」


「だ、大丈夫ですよ。エイドが補充するので」


「あなた達、なんでそんな震え声で会話してるの?」


「ブ、ブリタニア……無意識で天使を1001人も生み出しちゃってね」


「ふーん。良いんじゃないの?仕事が捗って」


「ブリタニアさん、肝が据わってますね」


「だって、この余りにも広大な世界を開拓するんだからそれくらい必要でしょ?」


「そう言われてみると確かにそんな気がしてきた」


「マ、マスター?私達の仕事は?」


「今、観てる鉄道建設で働いて来たから少し休んだら?」


「あ、そう言われてみると確かにこれまで酷使されていたので休みます」


「酷使してスミマセン」


「いえ、お気になさらず。これで気楽に休めるので」


「マスター、アカリ1001号です。石油コンビナートが完成しました。各種工場の建設も依頼されていましたので新たに火力発電所も建設して稼働しています。特に衣類の生産に力を入れていますので衣類の価格を抑えることが出来ると思われます。道路の建設は1日かかると思われます。高速道路は首都高速道路と繋げる予定です。鉄道だけでなくトラックでも物資の輸送が出来るようにします。トラックはクリーンディーゼル車を増やして行こうと思います。最先端の技術によるエンジンと排ガス浄化装置によりクリーンな環境に配慮したものです。魔石を使うモノを増やすと魔石不足になってしまいますから。報告は以上です。失礼します」


「優秀な部下ね」


「優秀すぎて怖い……ナビィ、道路や高速道路を建設しても北の地はまだ食糧生産出来る余裕があるんだよね?」


「そりゃもう広大ですからまだまだ余裕があります」


「それなら良いんだ。まだ北海道があるし……ナビィ質問良い?」


「はい、何でしょうか?」


「一度制圧した場所で動物を育てても魔化しちゃうのかな?」


「一度制圧した場所なら魔化しませんよ」


「例えば牛や鶏を地球から輸入して増やしたりとか出来る?」


「はい。出来ますね。その為にエイドがいるのです」


「そうなの?」


「はい。本来ですと魔化しない動物が生き残った状態で開拓されるはずが全滅してしまったので……そのテコ入れでエイドに輸入してもらう事になっています」


「それって創造神様の考慮不足だと思うんだけどな」


「ナビィの立場からは何とも言えません」


「ウィンドウちゃん、偵察用ドローンを1機、北海道の南西の端に向かわせてもらえる?」


「分かりました!」


「それからゼオライトに200万人の軍を率いて制圧作戦を開始するから準備するように伝えてもらえるかな?」


「わ、分かりました!」


「偵察用ドローンが到着し軍の準備が出来たら教えて」


「はい!」



 しばらくテスト走行の映像を観ながら待っているとウィンドウちゃんから声がかかった。


「偵察用ドローンが到着しました!軍の準備も出来ています!」


「よし!ブリタニア偵察用ドローンが映している場所に行くよ!」


「え?わ、分かったわ」


「ゲートをくぐって」



「うん、来られたね」


「そ、そうね。未開拓地だからちょっと怖いわ」


「大丈夫、大丈夫。魔物に攻撃されても効かないから」


「それは分かっているけど怖いものは怖いのよ」


「まぁ、気持ちは分かる」


「そ、そう」


「それじゃ軍の駐屯地にある広大なグラウンドに行くよ!ゲートをくぐってね」


「わ、分かったわ」



「うん、丁度いい場所に出てこられた!ゼオライト久しぶり!」


「はい!今回はどのような作戦でしょうか?」


「今回はね。地図を空間投影するね。この大きな島を制圧してほしい」


「分かりました!」


「それでね。制圧後に色々と使いたいから倒した魔物は骨すら残らないように青い炎で燃やし尽くしてほしい。可能かな?」


「時間はかかりますが可能です」


「丁度いい所に木の枝がある。こんな感じのイメージで青くて高温の炎で燃やしてほしいんだ」


「はい!」


「それとね皆とインベントリを共有したから銃と銃弾はそこから取り出して使ってほしい。空薬莢は出来るだけ回収してね」


「分かりました!銃弾が不足しそうになったらウィンドウさんに連絡致します!」


「うん、それで頼むよ。情報共有出来たかな?」


「はい!大丈夫です!」


 拡声魔法を使ってと。


「それでは皆、よろしく頼む」


 皆、一斉に敬礼とともに「ハッ!」と答える。


「それではゲートを開くからくぐって言ってね」


 皆、順番にくぐって行く。200万人いるからね。時間がかかる。


「ゼオライト、制圧したエリアはウィンドウちゃんに共有してほしいな」


「分かりました!」


 ゲートを増やせないかな?おっ増やせた!皆に手で待つように合図して僕がくぐってみる。

 うん、同じ場所だね。横に同じゲートがあってエテルノが出てくる。戻ろう。

 手でオッケーと合図する。20までゲートを増やしてそれぞれ問題ない事を確認した。


「あなた、やることが凄いわね」


 人員の規模の事かゲートを増やした事を言っているのか分からないけどこう答える。


「まぁ仮にも新神ですから」


 インベントリからアウトドア用の椅子を取り出してブリタニアと一緒に座って眺める。

 そのうちエテルノの皆がゲートを習得したようで全員が一斉にゲートを開いてくぐった。

 おー!流石エテルノ凄いな。

 北にもリニアモーターカーを延ばしてもらって青函トンネルをつくってもらおう。

 後は空港も。うん、やることがいっぱいあるな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ