172 天使を量産
1年7月18日
天界に来た。
それに気付いたと同時に創造神様がいる方向に向かってジャンピング土下座。
「創造神様、どうかお願いを聞いてください」
「こ、光一くん!落ち着いてくれ!分かったからまずは頭を上げてほしい」
「光一くん、とりあえず座ってゆっくりお茶でも飲みながら話そうよ」
「それでは失礼します。ブリタニア?」
「あ、あなたの華麗なジャンピング土下座に驚いたのよ」
「ありがとう?」
「いや、褒めていないからね」
「まぁまぁ2人とも落ち着いて、とりあえずお茶を一口飲んで落ち着こうよ」
「それではいただきます」
「うん」
「君達の事は観てたから何をしに来たのかは分かっているんだけどね」
「はい」
「まず教えてほしいんだけどどうして天使に上限があると思ったの?」
「それはナビィに何人まで増やせるのか聞いた時に『新神ですと20人程だったと思いますよ。神になると制限が無くなるのとボットを作れるようになります』と聞いたからですね」
「あぁ、なるほどね。それは一般論だね」
「一般論ですか?」
「悪い方に誤解しないで聞いてほしいんだけど君の場合は一般の新神とは異なるんだよ」
「どういう事でしょうか?」
「それは創造神であるワシから答える。君の場合は普通の人間だった頃から天使が付いておったじゃろ?」
「はい。ナビィとエイドがいました」
「その頃から君は準新神という扱いだったんじゃよ。それで今の君は準神という扱いなんじゃ」
「つまり君は天使をつくる制限がないしボットも作れるよ。……まぁ今の君にはボットは使い道ないだろうけど」
「それから君が言っていた野望じゃが、創造神としては助かる話じゃよ」
「生命神である僕としても助かるね」
「というわけで天使を必要なだけつくって是非とも国造りを積極的にやってもらいたい」
「これは神の総意だね」
「ワシが依頼したのは確かに地球で言う日本だけじゃが、それは普通の人間だったからそう依頼しただけじゃ。地球で言う日本以外でも建国してもらって全然構わない。というよりも是非ともお願いしたい。実際に君は既に元フォルター帝国を併合しているわけじゃし何の問題もない」
「分かりました。ありがとうございます」
「というわけで引き続きよろしくね」
「また来ての」
「失礼します」
地上に戻ってきた。
「ナビィ、創造神様と生命神に話してきた」
「ど、どうでしたか?」
「結論、無制限で良いらしい。僕は普通の人間だった頃から既にナビィとエイドがいたでしょ?その時点で準新神だった。そんでもって新神になった今は準神という立場らしい。だから問題ないし、僕が言った野望は創造神としては助かる話しだってさ」
「そ、そうでしたか。失礼致しました」
「いや、僕が普通じゃないだけで仕方ないよ。天使の名前はどうしよう」
「天使は必ずしも名前が必要という訳ではありません。番号で管理されてはいかがでしょうか?」
「なんだかかわいそうな気がするけど仕方ないか……公園で天使600人用意してくるね」
「600人!?」
そして僕は公園で茶髪でかわいい女の子をイメージしクローンを作るようなイメージで「アカリ1号、アカリ2号、アカリ3号……」と名付けて行った。
最後の方は無意識になり1001号になった所で気付き止めた。
「君達は4期生でネットワークを作り1001号ちゃんはそのネットワークを統合してほしい。
「分かりました。アカリ1001号が天使間ネットワークを管理します。オーダーをお願いします。マスター」
「ナビィ、このアカリ1001号ちゃんに情報共有してほしい」
「1001人もつくったんですか!あなた恐ろしい事をしますね」
「つい無意識で」
「無意識でやって良いことではないですよ!」
「スミマセン」
「アカリ1001号はこの世界に誕生できて嬉しいです。マスター。なのでマスターを責めないでください」
「わ、分かりました。情報共有します」
「なるほど。マスターのインベントリ内の材料などを使って石油コンビナートを作りエテルノを配備して運営。アスファルトの作成が出来たら我々で北の大地に道路を建設すれば良いんですね。分かりました。私が指揮官となり至急対応させていただきます。それでは失礼します。また何かありましたらお呼びください」
「ナビィ」
「なんですか?」
「君達の仕事が無くなるかも」
「えぇ……それは困ります」
「じょ、冗談だよ」
「本当に冗談か怪しいところです」





