15 携帯お家セット(間取りのイラストあり)
参考になればと表計算ソフトで家のイラストを書いていたら遅くなりました。
1年1月1日
エレベーターを降りてダンジョン1階へ入った。
ここは安全地帯なので危険はない。さっそく携帯お家セットを使ってみよう。
モバイルモードで使用したところゲートが出来た。空間の穴が開いたような感じだ。
それでは中に入ってみよう。
……はい?何これ?いやいやいやこれは!ん…?はっ!
僕は「携帯お家セット」の「お家」を「おうち」と読んでいたが「おいえ」の方だったのか。
「お家騒動」とかの「お家」ね。なるほどなるほど…ってふざけんじゃねーよ!
いや、勘違いした僕が悪いんだけど。頭に「携帯」って付いていたら普通の民家かなって思うでしょ。
『マスター、ボス戦のレアドロップアイテムが普通の民家なわけないと思います』
「あぁ、あれはレアドロップアイテムだったんだ…それにしても豪華すぎると思う」
そう。目の前に貴族の屋敷のようなかなり立派な3階建ての豪邸が建っている。
真ん中に赤レンガで舗装された道がありゲート入ってすぐの道の両側に噴水がある。
敷地は立派な少し高さのある塀で囲われている。
赤レンガの道を歩いていくと畑がある。正面右側に4箇所、左側に2箇所。
これは家庭菜園ってレベルではないですね。はい。
もう少し歩くと正面左側にかなり立派な小屋が建っている。
倉庫かな?いや、屋敷の玄関前にロータリーがありそこから小屋に道が延びているから恐らく馬車の駐車場や馬小屋だろう。
ゲート入り口から屋敷まで結構、距離があるんだけどこれ毎回歩かないといけないの?
というか確か鑑定の説明に「一定の敷地があれば設置可能」とか書いてあったけど、こんな広大な敷地そうそうないわっ。
玄関はホテルなどのように雨よけの屋根が付いている。雨の日は濡れずに済んで良さそうだ。
では屋敷に入ってみますかとドアノブを触ったところ…
『マスター、所有者登録が完了しました。マスターが自らの意思で所有者変更をしない限り永久にマスターの物となりました。間取りや設備につきましてはある程度マスターの希望通りに変更可能です。しかし大規模なものとなりますと素材が必要になったりご希望に添えない場合がありますこと、ご了承ください』
「了解。多分、変更することはないと思うけど…あるとすれば馬小屋かな。自動車が普及した際に設備の変更が必要になるかもしれない。そんじゃさっそく間取りを見ていきますか」
まずは1階目から。玄関を入ると土間と靴箱があった。靴箱は棚が多く収納量が多そうだ。
土足ではないのは日本人としてとてもありがたく思う。スリッパが置いてあったのでこれを履こう。
玄関の正面には2階へ上がる階段があり、階段の左側は洗面所とトイレがある。
階段は3階まで吹き抜けになっていて電気を付けなくても日中は明るい。
洗面所とトイレは靴箱の隣の部屋にもあるので1階にトイレは2箇所あるようだ。
靴箱部屋の隣の洗面所には靴箱通路にドアがないので廊下からしか入れない。
土間を上がって正面右側から見ていく。
土間の隣の部屋は物置部屋のようで廊下を挟んだ反対側にも物置部屋がある。
更に進むとドアがあり中に入ると大きな机がある大食堂になっている。
大食堂に入って左に行くと大きなキッチンがあり、先程の廊下の反対側の物置部屋と繋がっていることから物置部屋は食料庫として使えそうだ。
土間を上がって正面右側はこれで終わりなので反対側も見に行ってみよう。
階段横の洗面所の隣の部屋に入ってみた。恐らくこの部屋はクロークなのだろう。
その先の部屋に入ると待合室になっているので多分合っているはずだ。
待合室から先の部屋に入ると応接室のような内装になっていた。
応接室から別のドアを開けると大きな机のある会議室のような部屋に入った。
会議室からは廊下へ繋がるドアと執務室のような部屋に繋がるドアがあった。
これで1階は一通り見て回ったが…もうすでにお腹いっぱいです。
2階に上がると1階と同じく洗面所とトイレが2つ。と物置部屋が3つ。
大浴場があり洗濯部屋には洗濯機も置いてあった。おぉ、これはありがたい。
後は同じようなサイズの部屋が多数と少し大きな部屋が2つあった。
大きな部屋は多分、来客用だと思うけど同じようなサイズの部屋は使用人用かな?…多分そうだろう。
3階は洗面所とトイレが一つと大浴場、そして洗濯部屋には洗濯機。いや、ホントありがたい。
そして大きさの異なる洋室が3部屋とウォーキングクローゼット。
そしてそして何とシステムキッチンと冷蔵庫のあるリビング・ダイニングキッチン。
しかもトイレは全て温水洗浄便座。
これは異世界とは思えない程、素晴らしい機能のある豪邸だ。
携帯お家セットは改めてチートアイテムだと認識させられた。
家電だけでなくベッドなどの家具も揃っているので大変助かる。
さて、今日はこの豪邸でゆっくり休むぞ。





