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14 ダンジョンから帰還

 1年1月1日


 ダンジョンから出て、まずはアイテム確認をしようと思い公園のようなところに来た。

 ダンジョン攻略開始から3日目か。何だか久しぶりに日の光を浴びたような気がするな。


 まずはアイテムボックスの機能で現在所有している硬貨とこの世界で入手したアイテムを表示しよう。


【アイテムボックス】

 小銅貨10枚、銅貨10枚、小銀貨13枚、銀貨7枚、小金貨9枚、金貨10枚

 Eランクの魔石421個、Dランクの魔石907個、Bランクの魔石3個

 薬草190枚、スライムゼリー70個、赤身59個、中トロ5個

 兎の毛皮152枚、兎の肉70個、ハラミ84個、カルビ52個、特上カルビ(ザブトン)17個

 豚バラ肉171個、豚ロース138個、豚トロ26個

 鉄のインゴット1kgを1個、鉄のインゴット1tを1個、携帯お家セット1個


 こうしてみると結構な数だな。特に魔石の量がスゴイ。

 アイテムボックス内は時間の概念がないからアイテムが劣化したりしないが、ある程度まとまったお金も欲しいし冒険者ギルドで買い取ってもらうか。

 そうだな。食品系は売らずにその他の素材を売却するとしよう。

 Eランクの魔石400個、Dランクの魔石900個、Bランクの魔石3個、薬草190枚、兎の毛皮150枚

 問題は買い取ってもらえるかだが…まぁ行ってみますか。


 現在の時刻は朝の9時頃。冒険者ギルドに入るとまだ数えられる程度だが冒険者がいた。

 窓口を見ると前回も対応してくれた女性職員さんの窓口が空いていたのでそこに向かった。

 その方が話が早いだろうからね。


「おはようございます。アイテムの買い取りをお願いします」


「あ、おはようございます。生きていたんですね。良かったです」


 女性職員さんは心の底から安心しているような表情をしているがそんなに心配させたのかな。


『マスター、ダンジョンは普通パーティで行くものなんです。それに1ヶ月こもるとか言ったら誰だって心配しますよ』


 あー、そりゃそうだわ。申し訳ないな。でも1ヶ月かけてレベルを上げる予定だったのだから仕方ない。

 というかダンジョンって普通はパーティーで行くのか。まぁ僕は問題ないが普通の人は厳しいだろうな。

 特にあの初見殺しのボス戦。


「アイテムの買い取りですね?何のアイテムでしょうか?」


『Eランクの魔石400個とDランクの魔石900個、それとBランクの魔石3個に…』


「ちょ、ちょっと待ってください!ギルドマスターに確認しますので」


 そう言うや否や職員さんは奥に走っていった。

 やっぱり量が多すぎたかな。しかしある程度お金が欲しかったからなぁ。


 少し待っていると案内されてギルド2階の奥にあるギルドマスターの部屋に入った。

 ギルドマスターのザヴィンさんは頭を抱えている。


「俺も長年ギルドマスターやっているが…はぁ」


 いや、そんなため息つかれても…ねぇ?


「確かに俺は『この街で活躍してくれることを期待している』と言ったがやり過ぎだろ…とりあえず机の上に買い取って欲しいアイテムを置いてくれ」


 Eランクの魔石400個、Dランクの魔石900個、Bランクの魔石3個、薬草190枚、兎の毛皮150枚の全てを机の上に置いた。

 いやぁ大きい机で良かったね。


「お前さん、随分とインベントリが大きいんだな」


「ええ、まぁそうなんですよ」


 本当はアイテムボックスだけど誤魔化しておいた。

 まぁインベントリもかなり大きいのでこの量も余裕で入るんだけどね。


「Bランクの魔石が3個あるということは3階層目のボスも倒したんだな」


「はい。かなり大変でしたがなんとか倒せました」


「3日間で3階層目まで行き倒したのか」


「はい。途中で仮眠を取りながら3階層目まで行き倒しましたよ」


 本当は一度地球に帰ってゆっくり寝てるけどね。

 そんな事言えないし、まぁ誤差ということで。

 あっ、ギルドマスターがまた頭を抱えだした。


「買い取り価格だがEランクの魔石は1個150G、Dランクが500G、Bランクは5,000Gだが問題ないか?」


「はい、特に問題ないです」


「次に薬草1枚が10G、兎の毛皮は100Gだ。これも問題ないか?」


「はい、問題ないです」


「分かった。それでは職員に準備させるから少しロビーで待っていてくれ。今後の活躍を期待するが無理はしないようにな」


「はい。ありがとうございます。それでは失礼致します」



 30分ほどロビーで待っていると、いつもの受付職員さんに呼ばれた。


「大変お待たせ致しました。用意が出来ましたのでまずは明細を読み上げますね」


「お手数ですがお願いします」


「まず魔石からEランクの魔石150Gを400個で60,000G。次にDランクの魔石500Gを900個で450,000G。Bランクの魔石5,000Gを3個で15,000です。次に素材ですね薬草10Gを190枚で1,900G。兎の毛皮100Gを150枚で15,000Gです。」


 薬草10Gは某国民的RPGと同じくやっぱり安いんだなと思ったが何と言ってもDランクの魔石の金額がスゴイ。


「合計すると541,900Gです。金貨5枚、小金貨4枚、銀貨1枚、小銀貨9枚ですね。ご確認ください」


 どうしよ。確認しようにも金額が大きすぎて計算出来ないな。金額に対して硬貨の枚数が正しいのは分かるが。


『マスター、金額につきましては特に問題ありません。ご安心ください』


(ナビィ、いつもありがとう)


「はい、確かに間違いないことを確認しました。ありがとうございます」


「ご確認ありがとうございます。それではお気を付けてください」


「はい、失礼致します」



 ギルドから出て受け取ったお金をアイテムボックスに入れる。

 その後、アイテムボックスの機能で現在の硬貨の枚数と金額を表示させる事にする。


【アイテムボックス】

 小銅貨10枚、銅貨10枚、小銀貨22枚、銀貨8枚、小金貨13枚、金貨15枚

 1,640,310G


 全て売ったわけではないがダンジョン1周でかなり稼げたな。

 さて当初の予定ではダンジョンに1ヶ月こもる予定だったがどうしようかな。

 経験値の効率を優先するならボス戦を繰り返す方が良いが、様々な素材の収集を考えると1周した方が良い。

 ボス戦で手に入る素材も貴重なんだけどね。


 よしここは当初の予定通りにダンジョン1周で行こう。

 1日目でダンジョン2階への階段部屋に行き携帯お家セットで食事や風呂そして睡眠。

 2日目でダンジョン3階への階段部屋に行き携帯お家セットで食事や風呂そして睡眠。

 3日目でボスを倒し食事や風呂、休憩そして睡眠。…今日が3日目だな。


 この計画で行こう。これ以上お金を稼ぐ必要もないし携帯お家セットをフル活用しよう。

 宿に泊まる必要がないのはお金の節約にもなるし、安全かつお風呂にも入れて最高。

 これを後9回程繰り返せば大体1ヶ月だな。


 こうして冒険者ギルドの隣にあるダンジョンの入口へ向かい、携帯お家セットを使うためダンジョン1階へ向かったのであった。

 携帯お家セットがどんな感じなのか非常に楽しみだ。

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