149 結婚報告のニュース番組を収録
1年7月13日
「ブリタニアどうだった?」
「あなたも中々のお人好しよね。あ、褒めているのよ?」
「まぁね。商業ギルドに行くのが面倒っていう理由もあるんだけどね」
「あぁ、なるほど。確かにあなたが行けば面倒なことになりそうね」
「だから手紙で一方的にこちらの主張をさせてもらったわけですよ」
「色々と考えているわね流石だわ」
「元々、面倒なことは避ける性格だからね。色々と思いつくわけですよ」
「なるほどね。あなたの性格が段々と分かってきて面白いわ」
「それは良かった。僕もお嫁さんの性格をもっと知りたいところだよ」
「ところでどこに向かっているの?」
「あー色々と考えながら話しながらでつい無意識で歩いていた」
「ウィンドウちゃんこれから役所に……いや、来てもらった方が早いか。昨日の件と合わせて1千万円を渡したいから車で来てもらうように言ってもらえるかな?」
「分かりました。担当の者に連絡します。お待ちください」
約5分後、役所の車が来た。
「お待たせ致しました」
「いや、来てくれてありがとう。封筒に100万円ずつ入っているから昼頃に商業ギルドに持っていってほしい」
「はい。詳細は聞いております。何か言われましたら情報共有します。私の方で勝手に何かを決めないよう気を付けます」
「うん、頼んだ」
「はい。お役に立てて光栄です。それでは失礼します」
「それではマンションに帰ろう」
「うん」
ゲートを開く。ブリタニアに続いて僕も入る。
「皆、お待たせ」
「いえ、ジュリエット達は皆でお茶を飲みながらお話をしていたので問題ないです」
「それじゃ今日は城に行かずにここを拠点に行動しよう。ウィンドウちゃんお昼ごはんはいつも通り城で食べるからその旨を伝えてもらえる?」
「承知しました」
「彩花と紗也華。それにエリザベスも行こうか」
「えぇ」
「「はい!」」
「じゃぁゲートを開くね。皆、入っていって」
皆、順番に入っていき僕が最後に入った。
「本当にスタジオだわ」
「ニュース番組みたいですね」
「アナウンサーのヒビキです。今日はよろしくおねがいしますっ!」
「凄いなんだろうヒビキさんは本物のアナウンサーって感じの方ね」
「私はアナウンサーになるために勉強しましたので!」
「それじゃ始めよう」
「は、はい」
「顔を出すの緊張するわ」
「2人ともかわいいから大丈夫だって」
「そういうことじゃないのよ」
「まぁ分かるけど慣れだねこれは」
「皆、席につきましたね?カメラマンのコダマです。よろしくお願いします。それでは3、2、1で始めます良いですか?」
「はい」
「私も大丈夫よ」
「わ、私もです」
「オッケー。じゃぁ3、2、1……」
「皆さんこんにちは!アナウンサーのヒビキです。今日はお客様がおります。大ニュースですよ。では国王陛下お願いします」
「はい、国王のコウイチ・タカナシです。皆さんにご報告があります。この度、私は新たに2人の女性と結婚しました。これで9人と結婚したことになります。どこまで嫁を増やすんだとお思いの方、気持ちは分かります。私自身がそう思っているので。ですが今回、結婚した2人はとても個性的でかわいいです。国民の皆様に歓迎していただけると幸いです。2人は私が元いた世界の同じ国の国民です。ですので私と同じように見た目が皆様と異なり目立つかもしれませんが、街中で見かけても温かく見守って頂ければ幸いです。それでは紹介しますまずは彩花」
「は、初めまして。私はアヤカ・タカナシと申します。コウイチさんとの出会いはかなり特殊な状況でしたが、色々と話している内に結婚したいと思い、この度、結婚させていただきました。結婚式はまだですがどうかよろしくお願いします」
(ウサリヒトちゃん、トラバント地方の新京都の役所の前って確か首都と同じで広大な公園にしたよね?)
(はい。まだ建設していませんがそのような指定になっています)
(ありがとう。なら良いんだ。また何かあったら声をかける)
「彩花ありがとう。特殊な状況というのはまた別の機会にご説明させていただきます。結婚式の前に既に結婚している理由もまた別途、説明させていただきます。また結婚式ですが新京都の役所前に建設予定の公園で行いたいと考えています。日程が決まりましたら皆様にご報告したいと考えております。それでは2人目の紗也華」
「皆様、初めまして。正直、緊張しておりますが私の名前はサヤカ・タカナシと申します。彩花と同じくコウイチさんとの出会いは特殊でしたが、ですがその恩があったからこうして結婚したいと思い、この度、結婚させていただきました。どうぞよろしくお願いします」
「紗也華もありがとう。あ、それから7人の王妃について皆さんに紹介していなかったと思うので、この後に出身と一言、機会を作って流そうと思います。私からは以上です。アナウンサーさん良いですかね?」
「はい。大丈夫です。本日の大ニュースは王妃陛下が増えたと言うことでした。それでは一旦区切りましてこの後、7人の王妃を紹介していきます」
「カットーはいオッケーです」





