145 スーパーマーケットの案内
1年7月12日
(ウサリヒトちゃーん)
(はいうさ!)
(3期生の皆で手分けして日本によくあるスーパーマーケットを作ってトラバント地方の各町の新市街から道路を1本挟んだ旧市街の中心地に設置していってほしいんだけど出来るかな?スーパーマーケットはこんなイメージね?伝わった?」
(伝わったうさ!皆で手分けして設置するうさ!先輩が言っていたように既に建築物がある場合は収納するうさ!)
(じゃよろしく。完了したら教えて)
(了解うさ)
「それじゃ書類書けたのでこれを商業ギルドに提出してください。いつ頃、商業ギルドに行きます?」
「あっ、朝一番で行きます!」
「まだ1ヶ月あるのでそんなに急がなくても良いんですが」
「いえ、1ヶ月はあっという間に来ます!早めに動いた方が良いかと思います!」
「そうですね。それじゃお願いします。お金はお昼頃に役所の職員が持っていきますね」
「そんなに現金を持って大丈夫ですか?」
「ギルド前まで車で行きますし、エテルノに喧嘩を売る人はそうそういないと思いますよ」
「確かにそうですね」
(設置が完了したうさ)
「お店の設置が完了したようなので観に行きますか?」
「もう完了したんですか!」
「部下の天使達が優秀なので」
「流石、国王陛下です」
「そういうことでしたら役所の空いてる職員に車を回してもらいましょう」
(ちなみに全店舗、光回線の接続ができるようにレジ裏に光コンセントを設置済みうさ)
(気が利くねありがとう)
(どういたしましてうさ)
(学園都市の工場エリアにネットワーク機器の工場を作ってほしい。光をLANに変換するONUとスイッチングハブの工場)
(それでしたら既に存在するって先輩が言っていたうさ。学園都市で使うからって言ってたうさ)
(そうでしたか。ありがとう)
(お役に立てて光栄うさ)
「車が到着しました」
僕達は車に乗り込む。
車で数分走ったら到着した。結構近い。
「おー!イメージ通りのスーパーだ」
(中に入れる?)
(防犯対策は万全うさ!監視カメラをあらゆる場所に設置したうさ!万引き等はAIが検知して警告が鳴るうさ!高性能AIなので誤検知の可能性はゼロうさ!質問への答えは管理者権限のある人が近付けばシャッターが自動で開くうさ!管理者はギルバートさんに設定済みうさ!)
「今はシャッターが閉まっていますが管理者に設定されているギルバートさんが近付けば開きます」
「ほぉ。どれどれ……開いた!」
「電気も点きましたね。中に入ってみましょう」
「は、はい」
「ちなみにですね。この店舗のセキュリティは、至る所に防犯カメラが設置されているので、万全です。ほらあそこにもカメラが」
「本当だ。何かある」
「このカメラが窃盗を検知するようになっています。もし窃盗を検知したら警報が鳴ります」
(窃盗検知AIはエテルノと通信可能になってるうさ!犯人はエテルノが確保出来るはずうさ!)
「更にこのカメラはエテルノとも連携していまして窃盗犯が出たらエテルノが犯人を確保します。」
「素晴らしいですね。店にとって窃盗を防ぐのは課題でしたから、ありがたいです」
「後は商品とレジを設置すれば完成ですね」
「お釣りを自動的に出してくれる機能は本当にありがたいです。計算が苦手な人も従業員として雇えますから」
「どうでしょうか?このお店は?」
「今すぐにでもこちらに移転したいくらいです」
「それはもうしばらくお待ちください。今、色々と準備していますので」
「はい。いやぁ本当にあなたが国王陛下で良かったです」
「ありがとうございます。あっ参考までに1つ伺っても良いですか?」
「はい?何でしょうか?」
「複数の街に店舗を展開されていますが部下との連絡とかどうされているのかなと思いまして」
「私が直接、各店を周っています」
「やっぱりそうですか」
「何かお考えが?」
「2パターン考えています。1つは手紙や書類、荷物を送るサービス。もう1つは機械を経由してメッセージを送ったり、会話するサービスですね」
「なるほど中々、興味深いですね」
「後者についてはタブレット端末を全国民に配布したじゃないですか。あれだと持ち運びに適さないので、その小型版を全国民に配布する予定です」
「商人として疑問なんですがそれを行える力……例えば財力や人員はどこから?税金は安いですし不思議です」
「それはエテルノと天使という部下達がいるから出来ているというのが大きいですね。お金の面ではマンションの賃借料が大きいですね。本当は税金を取りたいところですが、今国民は余裕がないのが分かっているのでそれを改善してからですね」





