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140 店舗売上情報サービスの考案

 1年7月12日


「えー嫁さん達の僕の扱いについては置いておいて……やっぱり一言だけ言わせて、だからこんなに大勢と結婚したく無かったんだよ!あんまり僕をイジメると離婚してやるんだから!……失礼しました」


「あなた、私達との愛はその程度だったの?」


「逆に聞きますがあなた方の思う愛とは僕をイジメる事ですか?問題児は彩花と紗也華だな。離婚するとしたらまずこの2人だ」


「悪かったわよ!謝るわ。ごめんなさい。調子に乗りました。女性雑誌に書いてあったから本当に効果ないのか疑問だったの」


「私もスミマセンでした」


「あのなぁ。その女性雑誌が書いてあるのは虐められて喜ぶ変態……通称ドMが対象なんだよ!顔を足で踏まれて喜ぶ変態と一緒にしないでくれ!僕は至って普通の紳士です!ホントどんな雑誌を読んでるんだよ!君達、夫に何を期待しているの?男の顔を足で踏みたい性癖なら真剣に離婚してそういう人と結婚することをオススメする!真面目に」


「なっ、わ、私もそんな性癖ないわ!本当よ!男性を虐めて喜ぶような性癖じゃないわ!ただその……結婚するに当たって男性はどういう言動に喜ぶか書いてある雑誌を買ってみただけなの。そういう系統の雑誌だとは思わなかったの!信じて!だから離婚しないで!」


「ブリタニアどう思う?」


「コウイチが普通の紳士なのは私が保証するわよ。変な情報に騙されないように気を付けるのよ。後、からかうのも程々にね。やり過ぎは駄目よ?」


「はいぃ……離婚しないでくれる?」


「処分保留で」


「……虐められるとどういう気持ちか分かったから許して!あんまり虐めると泣くぞ!」


「そんじゃ許す……ってしょうもないことに時間を使ってしまった。天使の5人ゴメン」


「いえ、我々もエテルノのように口に出さないで会話出来るのはご存知だと思いますが、皆でこのやり取りを楽しんでいたので気にしなくて良いですよ」


「それで大幅に脱線したけど軌道修正すると1つ案があって、コンピュータに近いレジスター……つまりレジだね。これをまず開発する。そしてそれをネットワークに繋いでレジの情報をデーターベースサーバーに送る。例えば商品をピッってして御会計が完了したら、売れた商品と売上をデーターベースに送る。例えば同じ商品を誤って2回ピッってした場合も想定されるからキャンセル処理も出来るような設計でね。そうすれば複数の街に店を構えている人はもちろん個人で1店舗しか無くても計算が自動化されるから便利だと思わない?タブレット端末で商品の入荷数を入力出来るようにしていれば、売上と各店舗の在庫状況がリアルタイムで確認できる。そんなサービスはどうだろうか?」


「基本的な部分は地球のコンビニなどと同じシステムですね。分かりました。今、頂いた案を元に穴のない利便性の高いシステムを作ってみますね」


「どれくらいで出来そう?」


「天使5人いるので1時間あればお釣りが出る程です。タブレットはともかくレジは工場が必要ですね。工場は1日ください。塩工場や炊飯器工場などもつくるので。レジは5G回線ではなく念の為に光回線と繋げます」


「レジに説明書を入れておいてもらえると助かる。タブレットの説明書を含めて。認証はどうする?パスワード?」


「分かりました。認証は端末認証にします。暗号化通信で繋いだ後に端末認証するのでセキュリティを突破するのは難しいと思います」


「価格は月980円で考えているけどどう思う?」


「それだけの価値はあると思いますよ。システムとしてはそれ以上の価値があると思いますが儲けるのが目的ではないですからね」


「そういうこと」


 1時間後


「ナビィからご報告ですシステムは出来ました。トップ画面はこんな感じです」


「分かりやすくて良いね。新規とログインの2択を大きく表示していて良いね」


「新規の方はGPSと店の名前を入れて頂いて工事をしに行く形ですね」


「工事は天使の皆の負担にならない?」


「お気遣いありがとうございます。回線工事は簡単ですのでエテルノに担当してもらいます。恐らく注文が殺到すると思われますので各役所の人員を増加させておきます。タブレット端末毎の閲覧権限は依頼主に確認します。従業員にも店の売上を見せたい方もいれば見せたくない方もいると思いますので」


「確かに店の営業方針によるよね」


「はい。それから初回は商品を写真に撮っていただき商品名を入力してもらう流れです。それ以降は商品名をタッチすれば在庫の登録や削除が出来るようにしてます。それからマスターは失念していたと思いますがこの世界にバーコードはありません。ですので商品をお客様が持って来られたら該当する商品を一覧から探していただき商品名の横にある数量をプラスとマイナス記号でを入力してもらいます。商品は写真付きですので分かりやすいデザインだと思います」


「なるほど確かに失念してた。そうかこの世界にはバーコードがないんだ。配慮ありがとう」


「いえ、商品を全て選択が完了したら完了ボタンを押します。するとタブレット端末からレジにデータが無線で送信され、レジに金額が表示されます。もし、この時にお客様がこの商品はやっぱり要らないと言った場合、タブレット端末で修正ボタンを押し、商品一覧から該当する商品を探しマイナス記号で0にして完了ボタンを押せば良いのです。ここでリスクとして考えられるのは入力間違いです。これはシステムとして防ぐ方法が思いつきませんでした。こればかりは日本のようにレジのスタッフが声に出して入力していただくしかないと考えています。あ、ちなみにレジはお釣りが自動的に出てくるタイプです」


「入力間違いなぁ……元SEの経験からしても思うし時々、1桁多く発注した例とか聞いたことがあるし仕方ないよね。レジはお釣りの自動化までしてくれるとは思っていなかった。助かる」


「いえ、ありがとうございます」

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