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139 新たに2人の天使が誕生

 1年7月12日


 食事が終わって今は執務室にいる。

 彩花と紗也華、ブリタニア、ウィンドウちゃんとアクアオーラちゃんもいる。


「ウィンドウちゃん何か問題とか報告はある?」


「特にありませんが強いて言うなら1件あります」


「何かな?」


「既に解決している話ですがトラバント地方のある街で食料が不足したんです。首都から冷蔵機能付きトラックで食料を輸送したのですが、今度は首都の食料が不足しかけたので、トラバント地方出身で学園都市の冒険者養成学校を卒業した冒険者に冒険者ギルドに依頼して声をかけてもらい、事情を説明して2パーティーにトラバント地方の首都に帰ってもらいました。元々、帰りたかったけど交通費の問題で帰れなかったらしく、交通費無料の条件だけで大丈夫でした。一応、住居の斡旋を提案しましたが断られました。冒険者として生活するからには住居は自分達で用意するからと。どちらのパーティーも良い人達でした。2パーティーの活躍により食糧問題は解決しました」


「なるほど。柔軟な対応をしてくれてありがとう。でも僕に報告してほしかったかな」


「時期が結婚式で大忙しの時期でしたので、私の独断で各エテルノに指示を出し対応させました。すみません」


「あー。そういう事なら仕方ないね。配慮してくれてありがとう。でも次回、何かあったら忙しくても声をかけてもらえると嬉しい。国王として状況は把握しておきたいから」


「分かりました。以後そのようにします」


「ありがとう。いつも助かっているよ」


「いえ、お役に立てて光栄です」


「それにしてもそうか……食糧問題、国内でもあるということか。それを改めて認識出来たのは大きい。ウィンドウちゃん悪いんだけど食料を扱っていて評判の良い商人あるいは出来れば大商人を探してほしい。頼めるかな?」


「はい。役所の空いてる人材を使い街で調査させます」


 数分後


「見つかりました」


「はやっ!」


「大商人です。ギルバート商会として各地で店を構えて商売をしているようです」


「ありがとう」


「ナビィ、エイド、リップル良い?」


「はいです」


「はーい」


「はいはーい」


「学園都市の工場地帯で炊飯器を作って欲しいんだけどこの世界の材料と技術で作れそう?」


「ナビィがお答え致します。可能です」


「では色々と依頼していて悪いけどそれも合わせてお願いします……あっ各街の建設作業だけど1つ考えがあるから一旦作業を止めてほしいかな」


「ちなみに何でしょう?」


「旧街と新街を合わせると中間が中心になるでしょ?その中心に食料を売る店…日本で言うスーパーとそれを保管する倉庫を作った方が良いかなと思って」


「なるほど。そういう事ですか。分かりました。既に手を付けた場所も収納すれば良いので一瞬で場所を空けられるので問題ありません」


「分かった。ありがとう。それと1つ案があるんだけど良いかな?」


「何でしょう?天使が3人になったので余裕が出来ました。何なら5人まで増やしてはどうかと思う程です」


「ちなみに何人まで増やせるの?いや、皆の負担軽減になるなら増やしておこうと思って」


「新神ですと20人程だったと思いますよ。神になると制限が無くなるのとボットを作れるようになります」


「では5人まで増やすか。1人は茶髪で日本人の女子中学生っぽい女の子。もう1人はエルフのような美しい女の子」


「ざっくりしてますねぇ」


「大丈夫ですか?」


「心配です」


 天使組に不評だ。仕方ないじゃん思いつかなかったんだから。


「ここは……地上?私、産まれたんですね?」


「………私もそのようね」


 おぉ!茶髪で日本人の女子中学生っぽいかわいい女の子。

 何故か制服を着ている。かわいいから良いけど。

 それとエルフの美しい女性。エルフが着てそうな服を着てる。イメージ通りだ。


「初めまして2人をつくった新神のコウイチ・タカナシと申します」


「初めまして。あのあの名前を決めてください」


「私もお願いします」


「まず茶髪の女の子!」


「私ですか?」


「そうそう。君の名前はヒカリでどうだろうか?


「命名理由は何でしょう?よければ教えてください」


「まず僕の名前から取ったのと皆の光になってほしいという想いで付けました」


「ありがとうございます。気に入りました」


「そりゃ良かった。今後ともよろしく。次にエルフの美少女さん」


「私ですか?」


「そうそう。君以外にいないよ。君の名前はライト」


「命名理由はヒカリと同じでしょうか?」


「そう。皆を照らしてほしいなっていうのと、2人は姿形は全然違うけど同時に産まれた双子みたいな関係だから同じ意味にしたんだけど嫌かな?」


「いえ、とんでもありません!命名していただきありがとうございます」


「天使をつくっちゃう夫って凄いわね。でもやっぱり変態じゃない」


「どこが!?」


「女子中学生って指定する辺りが変態でしょ」


「私もそう思います」


「紗也華だけでなく彩花まで!自ら作ったエテルノもそうだけど自ら作った天使は娘みたいなものだから、娘と言ったら女子中学生くらいかなという発想だから!決して嫌らしい意味はないから!」


「冗談よ……必死に否定してるのが面白いわ」


「私も乗っかってみました」


「2人とも僕をからかって酷い。ブリタニアどう思う?」


「見てて面白いから程々にからかうなら良いんじゃないかしら?」


「ブリタニア、お前もか」


「え?私は程々にって言ってあげたじゃない」


「光一……」


「光一さん、そのネタは地球人でないと伝わらないと思いますよ」


「分かってて言ったのでそんな冷たい目で見ないでください……最近、2人が嫁になってから僕の扱い酷くない?気のせい?」


「さぁ?」


「どうでしょうね?」


「私達は嫁になる前の様子を知らないから分からないわ」

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