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135 異世界へ帰還

 1週間後、今日は異世界に帰る日だ。

 長い新婚旅行だった。結構、充実していたと思う。


 そして1週間の間に色々とあった。

 まずは小鳥遊の花の配信!


 雑談配信や視聴者参加型のブロックが落ちるゲームをしたり、小鳥遊の花の2人でレースゲームで対戦したり、2人で通話して雑談配信をしたり色々とやっていた。

 僕はあえてコメントしないようにしているけど2人に僕のアカウントへ権限を付けてもらってスパムとかアンチとかを駆除できるようにしてもらった。

 駆逐してやる!と思っていたが今の所はあまり湧いていなくて良いことなんだけど複雑な気持ちだ。


 そしてそして!2人とも今のチャンネル登録者数は30万人と増加傾向にある。

 2人とも喜んでいたが先輩が築いてきたお蔭と言っていて謙虚だなと感じた。謙虚な姿勢は良いことだと僕は思う。


 僕の嫁さん達も2人の配信を観て「私もやりたいぃ!」と言ってきて大変だった。

 異世界の動画投稿サイトで配信出来るようにすると言って落ち着いてもらった。


 今、2人のパソコンと4Kテレビをインベントリに収納したところだ。

 面倒だから同じものを2セット買って異世界の部屋に設置しておこうかなと思った。

 お金はまだ山程あるし。

 配信では「夫がいます」と宣言していたとは言え男が出入りしている所を見られるのはあまり良くない気がするから。


 ということで僕達は今、僕の部屋に集まり異世界に戻ろうとしている訳だがインベントリを確認してふと思った。

 嫁さん達の荷物が増えてる。ダンボールに梱包されていて名前が書いてあるだけだから中身が分からない。

 そういえば女子だけで街を観光したいと言ってエテルノ連れて遊びに行っていたけどその時に買ったのかな。

 中身は何となく分かるけど触れないのが紳士であり夫婦円満の秘訣だと思う。うん、絶対に。


「それじゃ皆、異世界に行くよー」


 皆が頷いたのを確認したので異世界に転移する。



 1年7月12日


「はぁ帰ってきたー」


「帰ってきちゃったわね」


「いや、ブリタニア残念そうに言わないでよ」


 異世界組は皆、残念そうな顔をしている。


「それじゃとりあえずマンションに行こうか。荷物とかあるし」


「そうね」


「あ、小鳥遊の花の2人」


「小鳥遊の花って私達の事?」


「そうだけど?」


「どうしてその名前になったのよ」


「2人の共通点を探した時に名前に花関連の文字があったから」


「いや、良い名前だと思うけどなんかね」


「嫁としては普通に名前で呼んで欲しいかなって思います」


「分かったそうするね。彩花と紗也華は別の部屋の方が良いよね」


「なんでよ……あっそういうことね。そ、そうね。その方が良いわ」


「そ、そうですね。わ、私達は別の部屋の方が良さそうです。私達にはまだ早いですから」


「2人とも察しが良くて助かる。分かっていなさそうなブリタニア達は後で説明するからね」


「分からないけど分かった」


 マンションに着いた。異世界組は先に僕達の部屋に入ってもらった。

 僕が居ない方が荷物の整理しやすいだろうし。

 彩花と紗也華を連れて部屋に案内する。


「な、なにこれ?」


「うん?君達の部屋」


「それは分かってる。私が言いたいのは部屋の事」


「地球で光一さんの部屋に入った時にも思いましたが、これまた凄いですね」


「何この景色の良さ。アメリカのホワイトハウス前にある広場みたいなものも見えるし」


「あ、分かる?それを参考に街作りしたからね」


「あなた簡単に言うわね……ここ本当に異世界?」


「いや、だって僕は街作りゲームでどんな街にするか決めただけでつくったのは部下だし、やっぱりゼロからつくるからには理想を形にしたい訳ですよ」


「あなたやっぱり凄いわ」


「実際に凄いのは部下なんだけどそれを分かった上で言っているんだよね。嬉しいね」


「内装もなにこれ?」


「ん?なにこれとは?」


「私、てっきり家具とか何もない普通のマンションだと思ってたら、部屋広いし家具も揃っているしコンセントもあるし完璧じゃない」


「そりゃそうだよ。奥さんを何もない部屋に案内してバイバイってするわけないじゃん。パソコンとゲーム機とテレビはここで良い?」


「良いけど。4Kテレビを2台置いても余裕があるこの台は何?それにこの素晴らしい座り心地のソファー」


「いや、将来的には8Kテレビの時代になって大画面化するかなと思って余裕を持って作らせただけだよ。ソファー気に入った?良かった」


「ってもう2人分のパソコンとゲーム機とテレビを設置したの?はやっ」


「インベントリから出して設置してケーブル繋いで電源をテーブルタップへ繋ぐだけだからね」


「それにしても早いわよっ!」


「まぁ慣れですかね?あっ2人ともこれ鍵ね。合鍵でこっそり入ったりせずチャイム鳴らすから安心して」


「そうしていただけると助かります」


「あ、忘れるところだった。はい、2人の洋服とか色々入ったダンボール」


「ありがと」


「ありがとうございます」


「お昼の12時頃にまた来るね」


「はい!」


「分かりました!」


「それじゃまた後で」


 そうして僕は僕の部屋に戻った。

 地球に行く前に僕、異世界で何してたっけ?

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