115 バッドエンド
父さんがゲートをくぐったことで皆、ゲートをくぐった。
「この子がブリタニア」
「初めましてブリタニアです」
「この子がシャーロット」
「シャーロットと申します。よろしくお願い致します」
「この子がエリザベス」
「エリザベスと申します。よろしくお願い致します」
「2人は双子なんだ」
「双子と結婚するって兄貴なかなかだな」
「まぁ色々とあってね」
そんな感じで皆を紹介し僕の家族も紹介した。
「32年間、彼女すら出来なかったのにこんなにかわいい子達と結婚するなんて」
「お父さんも驚いたよ」
「でも兄貴大変そうだな」
「大変さを分かってもらえる?」
「あぁ」
「おやおや、天使のくせに神に逆らうとはどういう事かな?」(ブツン
見たこともないけど邪悪そうな人物がエイドを握り潰した。
「エ、エイド……」
「君も大人しくしていれば良いのに余計なことをしてくれたね。光一くんだっけ?困るんだよ」
手を一振りしたかと思ったら僕の地球の家族全員が真っ二つになった。
「がっ」
「こ、こうい……ち」
「あ、にき」
「な、なにこれ?」
「コ、コウイチなんなのこれ?」
「コウイチくん、こうなってしまってワシも残念に思う」
「創造神……様?どういう事ですか?地球の僕の家族も神族にしても良いって言ったじゃないですか?」
「『ただし本人が同意して』と言ったじゃろ?本人が同意しないように最初から介入するつもりだったんじゃよ」
「だったら……最初から認めなければ良いじゃないですか」
「神にも色々と事情があるんじゃよ」
「人殺しが神とは死神ですか……?」
「上手いことを言うのぉ。あ、せっかくの家を汚してすまんかったな。死体の処分はどうしますか先輩」
「こうすれば良かろう」
「活火山の火口に投げ入れるとは流石先輩ですな」
「騙してたんですか」
「地球の家族も神族にしようとした君が悪いんじゃよ。じゃぁな」
「ふんっ新神の雑魚が調子に乗りやがって」
「なんだよこれ」
「コウイチ大丈夫?」
「私、創造神があんなだとは思いませんでした」
「み、みんな異世界に帰ろっか」
「コウイチ?」
1年7月12日
城に戻ってきた。
「ブリタニア、後はよろしく」
「コ、コウイチ!」
僕は迷惑にならないように地球で言う愛知の辺りまで来た。
「ここなら良いだろう」
全魔力を使って上空から自分自身に向かって火の玉を落とす。
火の玉は青色に光っている。あぁ綺麗だな。
地面に着弾した途端、隕石が落ちたようにクレーターを作り衝撃波と爆音が遠くまで届いた。
東京と学園都市は窓ガラスは割れなかったが衝撃波で揺れた。
「私のステータスがコウイチと共有する前の状態に戻ってる」
「私もです」
「私達どうしようか?」
「リアは国に帰れば良いと思うわよ。軍艦で送ってあげられる」
「そうね。そうしようかしら」
「お姉ちゃん私達はどうする?」
「国に帰るにしても遠いしどうしましょう」
「ブリタニア、お父様に相談してみたらどうでしょうか?」
「そうね」
「もしもし。ブリタニアよ。お父さんいる?会議中?これは首脳間直通電話よ!国王代理として電話しているの」
「お父様、落ち着いて聞いて。創造神と地球の神がコウイチの家族を殺害しコウイチは自ら命を絶ったわ。どうすれば良い?この国はコウイチがいないと回らないのに」
「おぉブリタニアそれは本当か」
「本当よ。ここまで聞こえる大きな爆発音と衝撃波が来たわ。そうだ!ナビィは!?ナビィ出てきて……駄目だわ。私達、コウイチの魔法がないと空間転移も出来ない。どうしよう」
「落ち着くんだ。大和王国が機能する間に我が国が難民を受け入れる準備をしよう。エテルノやその他設備はしばらくは動くのだろう?トラバント地方はリア王国が併合する方向で動くしかないと思う。ブリタニア事実を国民に知らせるしかないだろう。しばらくは国王代理として動き、もう駄目だと思ったら皆で我が国に帰って来なさい。こちらからはお母さんを送り込むから心配するな。良いな?」
「分かったわ。しばらくは国王代理として頑張る」
コウイチが亡くなった事はエテルノが理由とともにニュースとして動画投稿サイトに上げた。
そう。神が来た瞬間、エテルノが2人護衛としていたのだ。エイドの配慮によって。
創造神と地球の神が行ったことも当然録画されており動画投稿サイトにアップロードされた。
ブリタニアが国王代理として今後の方針を演説した動画もアップロードされた。
神々による残虐な行いに特に過去、圧政と拷問で苦しめられていた元フォルター帝国であるトラバント地方の人々が激怒した。
コウイチの死と神々の残虐な行いは徐々に世界中に知れ渡り各地で抗議デモが行われた。





